- 2008年12月 3日 10:55
- たばこ・禁煙
『受動喫煙児の5%に依存症』ってことなんだけど、逆に言えば、ニコチン依存症の95%は家族内での喫煙習慣には依存しないって事のエビデンスになるのかぁ??
っていうより、受動喫煙にせよ能動喫煙にせよ、依存症になる確率(遺伝多型の存在率に従い)は決まっているんだから、週刊誌の見出しのような"コピー"はやめてもらいたいなぁ・・・・と。
でも、ニコチン依存の遺伝子を有する個体が、受動喫煙させられる環境になかったら、ニコチン依存症にならないんだから、やっぱり、受動喫煙を"拒否"する権利は認めなきゃならんでしょうねぇ。
まして、子供は"嫌煙権"を行使できる確率は"無し"といえるだろうから、これを守ってやらねばならない"根拠"としては、このエビデンスは使えるのかなぁ・・・。
〔カナダ・モントリオール〕モントリオール大学社会予防医学のJennifer O'Loughlin教授らは、車内や屋内など親が子供の回りで喫煙すると、子供は受動喫煙によりニコチン依存症状を起こす可能性が高くなるとAddic-tive Behaviors(2008; 33: 1557-1563)に発表した。
受動喫煙児の5%に依存症
O'Loughlin教授らは、喫煙などの健康に有害な行動を評価するコホート調査AdoQuestの一環として今回の研究を実施した。
被験者はケベック州内の29小学校から募集した。あらゆる社会経済層の10~12歳の児童約1,800例を対象に、健康と行動に加えニコチン依存症状と受動喫煙曝露に関する質問票調査を行った。
その結果、車内や屋内で受動喫煙にさらされていた児童の5%がニコチン依存症状を報告した。
同教授は「児童は喫煙したことがなくても、車内や家庭でさらされる受動喫煙の量が増えると、ニコチン依存症状を発症する可能性が高くなる」とし、「今回の知見は、児童のいる場所での禁煙推進の公衆衛生介入と、児童が同乗している車内での禁煙政策の必要性を支持するものだ」と述べている。
一方、筆頭研究者でシャーブルック大学およびモンクトン大学ニューブランズウィック医療センター研究部長のMathieu Bélanger博士は「従来の知見では、非喫煙者はニコチン依存症にはならないとされている」としている。これに対して、O'Loughlin教授は「この大学間共同調査は受動喫煙への曝露が非喫煙者に抑うつ気分、不眠、易刺激性、不安、落ち着きのなさ、集中困難、食欲亢進といったニコチン禁断症状を惹起するとするこれまでの別の知見を支持するものだ」と付け加えている。