- 2009年1月10日 13:12
- たばこ・禁煙
『中国では喫煙が死亡の主な危険因子であることを示している』という結論は、ある意味、「すげぇ~ね」って感じる。
いや、何がすげぇのかといえば、その言い方に、人の死に方に"良い死に方と悪い死に方"があるかのような"勢い"を感じるからだ。
最近の私は、"長く生きる"事が「本当に幸せなのか?」「長く生きる事が良い人生なのか?」と強く感じるようになっているから、こんな感じ方をするのかもしれないけれど。
タバコの害を知らないならともかく、知ってて吸うのならそれは当人の自由だろう?歩きタバコや公共の場所での喫煙は懲役刑に処してやれば、話はすっきりすると思うんだけど!
ようするに、"迷惑な喫煙"にはっきりと『迷惑なんだよ』って言える環境を作ってやれば、回りくどく『あなたの健康の為・・・』なんてやらなくてもいいのに。
で、人の死に方まで健康にかこつけて干渉するなんざゃ、ただのお節介だと思うんだけどねぇ。
って、タバコの害の強烈さを示し見放してあげれば、より自覚も深まるってもんだ。
Mortality Attributable to Smoking in China
D. Gu and others
背 景
喫煙はさまざまな疾患の危険因子であるが、経済的に発展途上の地域で喫煙率は上昇している。この研究の目的は、中国における喫煙に起因する死亡数を検討することである。
方 法
中国全土を代表する 40 歳以上の中国人成人 169,871 例から成る標本集団を対象とした大規模前向きコホート研究を実施した。中国高血圧全国調査(China National Hypertension Survey)の研究者が、標準プロトコールを用いて 1991 年のベースライン調査での喫煙その他の危険因子に関するデータを収集した。追跡評価は 1999 年と 2000 年に実施し、回答率は 93.4%であった。多変量補正後の相対リスク、喫煙率、死亡率、性別の各年齢階級別人口数を用いて、2005 年における喫煙に起因する死亡数を算出した。
結 果
複数の危険因子で補正後、男女ともに、喫煙したたばこの箱・年とあらゆる原因による死亡とのあいだに有意な用量反応関係がみられた(傾向の P<0.001)。2005 年の中国における計 673,000 件(95%信頼区間 [CI] 564,700~781,400)の死亡が喫煙に起因すると推定された。内訳は男性 538,200 例(95% CI 455,800~620,600)、女性 134,800 例(95% CI 108,900~160,800)であった。喫煙関連死亡の主な原因は、癌 268,200 例(95% CI 214,500~321,900)、心血管疾患 146,200 例(95% CI 79,200~213,100)、呼吸器疾患 66,800 例(95% CI 20,300~113,300)であった。
結 論
今回の研究は、中国では喫煙が死亡の主な危険因子であることを示している。中国における喫煙関連死亡を減らすためには、喫煙予防と禁煙に関する全中プログラムとイニシアチブの強化を継続する必要がある。
(N Engl J Med 2009; 360 : 150 - 9 : Special Article)
(C)2009 Massachusetts Medical Society.
- Newer: 喫煙歴のない男性は大量喫煙者より長生きでQOLも高い
- Older: 米の糖尿病患者が10年間で90%増加