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ニコチン依存症と自閉症に同一蛋白質が関与

自分の周りに関心が無い事を"依存症"の特徴(だから周りとコミュニケーションする為のツールである言葉を覚えない)とすれば、その対極が、ニコチン依存症・・・・・。

なんか、色々と想像しちゃうよね。ネタとしては、WebMaster's impressions みたいだから、続きを見たい人は、http://www.marinn.org/mt_impressions337/ まで!!

〔米オハイオ州クリーブランド〕オハイオ州立大学(OSU、コロンバス)薬理学科のRene Anand准教授らは、2種類の脳内蛋白質がニコチン依存症と自閉症に関連しているという知見から、ニコチン依存症の緩和に有効な薬剤が自閉症患者にも役立つ可能性が示唆されたとワシントンで開催された米国神経科学会(SfN)の年次集会で報告した。


■コリン作動薬の使用が可能か

 研究主任のAnand准教授は「ニコチン依存症と自閉症の双方にβニューレキシン-1蛋白質が関与しているが、同蛋白質は特定のニコチン性アセチルコリン受容体をシナプスへと誘導してニューロン間と全身への信号伝達を助ける役割を果たしていることがわかった」と報告した。

 同准教授は「過去の研究から、自閉症患者では脳内のニコチン性アセチルコリン受容体が不足しているが、ニコチン依存症患者ではこの受容体が過剰に発現していることが示されている」と説明。「今回の結果から、ヒトの発達過程の初期にニコチン様物質を使用すれば、これに関係する脳回路の適切な発達が助けられ、自閉症に伴う異常を大幅に軽減することが可能ではないかと推測される」としている。

 この方法では自閉症の完全治癒には至らないが、同准教授によれば、現時点では自閉症の根本原因に対処する薬剤が全く存在していないため、ある程度の助けにはなるとしている。

 同准教授らは、コリン作動薬の使用を検討しており、同薬を小児向けに改変すれば自閉症児の脳内βニューレキシン-1蛋白質の濃度を増加させることが可能ではないかと見ている。

 同准教授は「ニューレキシン濃度が上昇すると、ニコチン性アセチルコリン受容体が増加するだけでなく、シナプスの正常な形成と成熟に重要なその他の蛋白質も増加する。自閉症患者と喫煙者には逆の問題が存在しているようだ。つまり自閉症患者では同受容体が欠如しており、そのためにニューレキシン濃度が低下しているようだ」と指摘している。

 さらに「ニューレキシンによる神経細胞内のニコチン性アセチルコリン受容体の誘導を変化させる薬剤をたばこ依存の抑制に使用することが可能かもしれない。今回の知見は自閉症だけでなく、ニコチン依存症においても有意義なものとなった」と述べている。

 今回の研究はOSU、ルイジアナ州立大学(LSU、ルイジアナ州バトンルージュ)、ペンシルベニア大学(ペンシルベニア州フィラデルフィア)と共同で行われた。

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