- 2009年2月27日 09:38
- News
一般紙にも掲載された内容なので、ご存知の方も多いと思うが、、、、、ダイエット、、、やっぱり、このような"超"意義のある論文が発表された後でも、しばらくすると"雨後の竹の子"のように、色々な"メソッド"なるものが"出現"するんだろうね。
我々、医療人は、確固たる信念を持って『トータルのカロリーバランスだけを考えていればよい』とアドバイスする事を心がけたいものである。ともすれば有資格者であっても"信者"に成り下がっている場合も見受けられるのだから・・・・・。
と、カッコつけて言ってはみたものの、まぁ、害があるわけじゃないし、アドバイスを受ける当人が"満足"すればいいのかもしれないけど。。。。。っていうか、双方とも"満足"するのは間違いないし。
Comparison of Weight-Loss Diets with Different Compositions of Fat, Protein, and Carbohydrates
F.M. Sacks and others
背 景
蛋白質、脂質、炭水化物のいずれかを重視した食事による減量効果は確立されておらず、1 年を超えて行われている研究は少ない。
方 法
過体重の成人 811 例を、脂質・蛋白質・炭水化物の目標エネルギー比率(%)を、(1)20:15:65、(2)20:25:55、(3)40:15:45、(4)40:25:35 とした 4 つの食事群のいずれかに無作為に割り付けた。食事は同様の食品で構成され、心血管の健康のためのガイドラインに沿ったものとした。被験者には、2 年にわたりグループおよび個人の指導セッションが提供された。主要転帰は 2 年後の体重変化とし、低脂質と高脂質、標準蛋白質と高蛋白質を 2×2 要因デザインで比較し、炭水化物の最大量と最小量についても比較した。
結 果
6 ヵ月の時点で、各食事群に割り付けられた被験者の体重は平均で、最初の体重の 7%に相当する 6 kg 減少したが、12 ヵ月後には戻り始めた。2 年後、減量は 15%蛋白質食群と 25%蛋白質食群で同等であり(それぞれ 3.0 kg、3.6 kg)、20%脂質食群と 40%脂質食群(両群とも 3.3 kg)、65%炭水化物食群と 35%炭水化物食群(それぞれ 2.9 kg、3.4 kg)についても同等であった(すべての比較で P>0.20)。試験を完了した被験者の 80%における平均減量は 4 kg で、被験者の 14~15%で最初の体重から 10%以上減少した。満腹感、空腹感、食事に対する満足感、グループセッションへの参加は、全群で同等であった。セッションへの参加は減量と強く関連していた(参加 1 回あたり 0.2 kg)。これらの食事療法により、脂質に関連した危険因子と空腹時インスリン値が改善した。
結 論
低カロリー食により、どの主要栄養素を重視しているかに関係なく、臨床的に意義のある減量が得られる。(ClinicalTrials.gov 番号 NCT00072995)
(N Engl J Med 2009; 360 : 859 - 73 : Original Article)
(C)2009 Massachusetts Medical Society.