- 2009年9月25日 12:57
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細胞レベルでも、その細胞が遺伝的に同一の細胞であっても、薬剤やウイルスに対する感受性は、一様ではない。
そんなこたぁ、わかっている。でも、、、、、これが臨床の難しいところだ。だが、まてよ!難しいと言う言葉が出てくるのは、受益者=患者が医療ってものが白黒ハッキリさせられるものだと思い込んでいるからじゃないのか?
だったら、個の医療=臨床は、本来、白黒はっきりつけられるものじゃないって事を知らしめるほうが早いんじゃないのか??
俺の場合、どうなのよ?
この薬は効くのか?この病気で死ぬのか??????には、基本的に答えられないものなんだってね。
細胞:細胞も十人十色
Nature 461, 7263 (Sep 2009)
薬剤治療やウイルス感染に対する感受性は、一緒に培養した遺伝的に同一の細胞集団内の細胞間でも異なることがある。
このような不均一性は主に、遺伝子発現の変動やシグナル伝達分子の量の揺らぎといった、内因性ノイズによるものとされてきた。
Snijderたちは今回、共培養した大きな細胞集団を定量的に調べ、基本的な細胞特性(膜の脂質構成や、異なるウイルスに対する感染性の差異など)と、細胞が集団内で置かれた環境(接着細胞群の中央部にあるのか周辺部にあるのかなど)との間に、決定論的な関連性を見いだした。
この研究で細胞集団を評価するのに用いたコンピューターを使う手法は、薬剤スクリーニングにも応用できそうである。
Letters to Nature p.520
ってな事を踏まえて、インフルエンザワクチン、弱毒と不活化の効果を比べて・・・・。
でも、これも待てよっ!だよな。
今なら、吸入ワクチンとの筋注ワクチンの発症予防効果の差を知りたいところだ・・・と思いませんか?
Comparative Efficacy of Inactivated and Live Attenuated Influenza Vaccines
A.S. Monto and others
背 景
インフルエンザワクチンの効果はさまざまな要因によって毎年異なる可能性があり、また、不活化ワクチンか弱毒生ワクチンかでも異なる可能性がある。
方 法
2007~08 年のインフルエンザ流行期に、健常成人を対象に、承認されている不活化ワクチンと弱毒生ワクチンについて無作為化二重盲検プラセボ対照試験を実施し、これらのワクチンの絶対効果と相対効果を評価した。
結 果
2007 年秋に 1,952 例の被験者を登録し、試験ワクチンを接種した。インフルエンザ流行期は 2008 年 1 月~4 月で、流行したウイルスは A 型(H3N2 型)が約 90%、B 型が約 9%であった。細胞培養によるウイルス分離、リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応法による同定、またはそれらの併用によって評価した、A 型・B 型のインフルエンザに対する絶対効果は、不活化ワクチン 68%(95%信頼区間 [CI] 46~81)、弱毒生ワクチン 36%(95% CI 0~59)であった。相対効果については、不活化ワクチン群では検査で確認されたインフルエンザの発症が、弱毒生ワクチン群と比較して 50%(95% CI 20~69)減少した。A 型インフルエンザに対する絶対効果は、不活化ワクチン 72%(95% CI 49~84)、弱毒生ワクチン 29%(95% CI -14~55)であり、不活化ワクチンの相対効果は 60%(95% CI 33~77)であった。
結 論
2007~08 年のインフルエンザ流行期間中、健常成人に対する不活性化ワクチンの接種は、検査で確認された症候性 A 型インフルエンザ(主に H3N2 型)の予防に有効であった。弱毒生ワクチンでもインフルエンザは予防されたが、その効果は不活化ワクチンよりも低かった。(ClinicalTrials.gov 番号:NCT00538512)
(N Engl J Med 2009; 361 : 1260 - 7.)
(C)2009 Massachusetts Medical Society.
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