- 2010年2月12日 09:45
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この試験の結果は、ほぼ、誰しもの想定内のことではないだろうか?ただ、小児期の高コレステロール血症は、内因性の早期死亡の主要予測因子ではなかったという点を除いて。
FDA は、2月9日の immediate release で、ロスバスタチンの適応拡大を承認したことを明らかにした。適応変更は、2008年に発表された大規模臨床試験JUPITERの結果を受けて実施。LDLコレステロール(LDL-C)が正常範囲だが、高感度CRP(hs CRP)高値、かつ心血管ハイリスク群に対する心血管疾患初発予防を目的とした投与が可能になる。
アメリカでも権威主義っていうか、すぐに、コレステロール値を捨てきれないところがもどかしいけど、「コレステロールが高いと心筋梗塞になる」っていう間違ったコンセンサス是正に向けての、大きな一歩だと思う。
日本じゃ、あいも変わらず、徳光和夫が、、、、、はぁ、情けないっ!
Childhood Obesity, Other Cardiovascular Risk Factors, and Premature Death
P.W. Franks and others
背 景
小児期の心血管疾患の危険因子が成人期の死亡率に及ぼす影響は、ほとんど明らかにされていない。
方 法
1945~84 年に出生した、糖尿病でないアメリカインディアンの小児 4,857 例のコホート(平均年齢 11.3 歳、調査回数 12,659 回)で、BMI、耐糖能、血圧値・コレステロール値から、早期死亡の予測が可能かどうかを評価した。危険因子は性別と年齢に基づき標準化した。比例ハザードモデルを用いて、各危険因子が、55 歳より前に死亡するまでの期間に関連しているかどうかを評価した。モデルは、ベースラインの年齢、性別、出生コホート、インディアンの系統がピマ族かトホノ・オオダム族かで補正した。
結 果
追跡期間中央値 23.9 年で、内因性死亡は 166 例(コホートの 3.4%)あった。BMI が最高四分位群の小児では、内因性死亡率は最低四分位群の小児の 2 倍を超えていた(発生率比 2.30、95%信頼区間 [CI] 1.46~3.62)。耐糖能異常が最高四分位群の小児では、内因性死亡率は最低四分位群の小児より 73%高かった(発生率比 1.73、95% CI 1.09~2.74)。内因性・外因性死亡率と、連続変数とした小児期のコレステロール値や収縮期・拡張期血圧値とのあいだに有意な関連は認められなかったが、小児期の高血圧は内因性の早期死亡との有意な関連が認められた(発生率比 1.57、95% CI 1.10~2.24)。
結 論
今回検討した集団では、小児期の肥満・耐糖能異常・高血圧は、内因性の早期死亡率の上昇と強く関連していた。一方、小児期の高コレステロール血症は、内因性の早期死亡の主要予測因子ではなかった。
(N Engl J Med 2010; 362 : 485 - 93.)
(C)2010 Massachusetts Medical Society.
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