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    <title>マリンパのお仕事</title>
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    <updated>2010-08-27T01:59:05Z</updated>
    
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    <title>心不全の予防に週1、2回のチョコレート</title>
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    <published>2010-08-27T01:57:07Z</published>
    <updated>2010-08-27T01:59:05Z</updated>

    <summary>チョコレートの&quot;効用&quot;が話題に上るとき、「・・・・に悪い」となることは（ほとんど...</summary>
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        <name>Mitsuyuki Ohno</name>
        
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        <![CDATA[<p>チョコレートの"効用"が話題に上るとき、「・・・・に悪い」となることは（ほとんど）無い。今回の心不全との関係も、「週1、2回食べると良い」ってもの。</p>
<p>やっぱ、チョコレートはみんなに"愛されている"んだね。みんな良い所しか探そうとしない。。。。</p>
<p><br />ところで、悪いところが探される"タイプ"に共通するのは、その"悪さ（有害作用）"の強烈がある。</p>
<p>有害作用は、何も、人体に関わるものだけじゃなく、経済的な問題においても、然りだ。</p>
<p>チョコレートは、食べ過ぎても"太る"こともない（チョコレートダイエットなんてのもあるくらいだから）し、家庭の財政が破綻することも、国家の財政が破綻することも無いから、"粗探し"を免れているんだろう。</p>
<p><br />でも、はたして、これに"正義"はあるのだろうか？</p>
<p>・・・・なんちゃって！　　"ハーバード白熱教室"の影響だな？こりゃ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>スウェーデン人女性でリスクが3割低下、でも週3回以上では効果なし</p>
<p>　チョコレートの摂取は収縮期および拡張期血圧を低下させ、心血管疾患を減らすという報告がある。米ハーバード大学メディカルスクールのElizabeth Mostofsky氏らは、今回、中年および高齢女性を対象とした一般人口ベースの前向き研究を行い、チョコレートの適度で習慣的な摂取は心不全を予防する傾向が認められたと報告した（Circ Heart Fail8月16日オンライン版）。週1～2回の摂取でリスクは3割低下している一方、週3回以上では効果がないという結果となっている。</p>
<p><br />体重増加の恐れも、ダークチョコレートを選ぶのが賢明</p>
<p>　研究対象となったのは、スウェーデンのマンモグラフィコホート研究の参加者で、糖尿病、心不全、心筋梗塞の既往者などを除いた48～83歳の女性3万1,823人。参加者は、1997～98年に健康状態、ライフスタイル、食生活に関する質問票に回答しており、Mostofsky氏らは、the Swedish inpatient and cause-of-death registersのデータを使って、1998～2006年の心不全入院または死亡を調べた。チョコレートの摂取状況は、不定期、月1～3サービング、週1～2サービング、週3～4サービング、週5～6サービング、1日1サービング、1日2サービング、1日3サービングに分けられた。</p>
<p>　Cox比例ハザードモデルを用い、年齢、教育、BMI、身体活動、喫煙、独居、更年期ホルモン療法、アルコール摂取、心不全の60歳未満の家族歴、自己申告による高血圧、高コレステロール血症で多変量調整した心不全インシデントの発生率比を算出した。</p>
<p>　9年間の追跡で、419人が心不全で入院し、そのうちの40人が死亡した。チョコレートを多く摂取する人ほど摂取カロリーが多く、更年期ホルモン療法を受けている傾向があった。</p>
<p>　心不全インシデントの発生率比は、チョコレート摂取が不定期な場合と比べ、月1～3サービングでは0.74（95%CI 0.58～0.95）、週1～2サービングで0.68（同0.50～0.93）と有意に低下した。しかし、週3～6サービングでは、1.09（同0.74～1.62）とリスク低減効果が消え、1日1サービング以上では1.23（同0.73～2.08）となった。各群間の比較では有意差がないものもあったが、2次関数トレンドはP＝0.0005と有意だった。</p>
<p>　血圧がチョコレート摂取と心不全の逆相関関係を媒介しているかどうか調べるため、変数から高血圧を除外して比較しても、結果は同様だった。</p>
<p>　チョコレートやココアに多く含まれるフラボノイドは一酸化窒素（NO）の生成を増やし、それにより血管を拡張したり血小板凝集を阻止する効果があるとされる。内皮機能を改善したり、HDLコレステロールを増やしたり、炎症を抑えたりするほか、ダークチョコレートの摂取で血糖値が低下したという報告もある。</p>
<p>　同氏らは、チョコレートに含まれるフラボノイドの吸収を妨げる可能性がある牛乳摂取について調べたが、チョコレート摂取と心不全の関係は、牛乳摂取の高低にかかわらず同様だった（P＝0.34）。</p>
<p>　さらに、チョコレートの摂取と強い関連があったビスケットやペストリー、キャンディー、アイスクリーム、ポテトチップス、ポップコーンの摂取について調べたところ、これらは心不全と関連しておらず、同氏らは「チョコレートと心不全発症の間に特異的な関連がある」と指摘している。</p>
<p>　なお、EUではカカオ（cocoa solids）含有量の最低基準があるため、当研究でスウェーデン人女性が摂取したチョコレートのカカオ含有量は30％程度だった。研究者の1人でハーバードメディカルスクールのMittleman氏は、「チョコレートは高カロリーで体重増加などの恐れもある。ダークチョコレートを選ぶのが賢明だ」とコメントしている。</p>]]>
    </content>
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    <title>居合わせた第三者による心肺蘇生：胸部圧迫のみか人工呼吸併用か？</title>
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    <published>2010-08-23T02:12:01Z</published>
    <updated>2010-08-23T02:16:06Z</updated>

    <summary>どうやら&quot;胸部圧迫&quot;単独が主流になっていくようである。 「居合わせた第三者による...</summary>
    <author>
        <name>Mitsuyuki Ohno</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.marinn.org/mt_business/">
        <![CDATA[<p>どうやら"胸部圧迫"単独が主流になっていくようである。</p>
<p>「居合わせた第三者による院外のCPRでは、人工呼吸は、胸部圧迫のみと比較して生存を改善しないようである。実施が難しく、感染伝播の可能性があるという欠点を考えると、人工呼吸はやめるべきである。」とのコメナトもうなづける。</p>
<p>ただ、、、、このようなコンセンサスが国民の間に、速やかに得られるかどうか、、、これが問題だ。</p>
<p>善意の第三者として CPR を行ったとして、人工呼吸をしなかった事を後で咎められ、不愉快な思いはしたくないからね。</p>]]>
        <![CDATA[<p>No. 10-0810-04<br />居合わせた第三者による心肺蘇生：胸部圧迫のみか人工呼吸併用か？<br />Bystander Cardiopulmonary Resuscitation: Chest Compression Alone or with Rescue Breathing?<br />2010 August 10</p>
<p>&nbsp;以前のある非ランダム化研究では、胸部圧迫のみの心肺蘇生（cardiopulmonary resuscitation：CPR）のほうが、従来のCPRと比較して、心停止を起こした成人のアウトカムが良好であることが示された（JW Emerg Med Mar 30 2007）。今回、3つの救急医療サービス（Washington州2つ、London 1つ）システムへの、心停止に関する連続した緊急通報を対象としたランダム化研究において、2つの方法のアウトカムが比較された。患者が適格かどうかを判定後（意識喪失、正常の呼吸なし、居合わせた第三者（bystander）によるCPRがまだ実施されていない）、出動指令者は、胸部圧迫のみを行う群または従来のCPRを行う群のいずれかに患者をランダムに割り付け、割り付けられた方法の実施の仕方について居合わせた第三者に指示した。18歳未満の患者や外傷、溺水、または窒息のために心停止を起こした患者は除外した。3施設において3～5年にわたった試験期間中、患者1,941人が試験に登録された。</p>
<p>主要アウトカムである生存退院率（12.5％、11.0％）または退院時の好ましい神経学的状態（14.4％、11.5％）について、胸部圧迫のみの群と従来のCPR群の間に有意差は認められなかった。事前に指定していた、心臓が原因で心停止を起こした患者についてのサブグループ分析では、胸部圧迫のみの群と従来のCPR群の間に全体的な生存率に有意差は認められなかった（15.5％、12.3％）が、胸部圧迫のみのCPR群において、神経学的に好ましい生存の割合が有意に改善した（18.9％対13.5％）。</p>
<p>コメント：胸部圧迫のみのCPRは、胸部圧迫と人工呼吸を併用したCPRよりも劣っていないという結果は重要である。なぜなら、人工呼吸をなくすことで、居合わせた第三者によるCPRの実施率が増加するかもしれないからである。居合わせた第三者や基礎的な病院前医療提供者には、このより簡潔な技術が採用されるべきである。著者らは、サブグループ分析の結果から、「タイプに合ったCPRの的を絞った適用」に関する研究が促されるはずだと述べている。</p>
<p>-- J. Stephen Bohan, MD, MS, FACP, FACEP</p>
<p>Published in Journal Watch Emergency Medicine July 28, 2010</p>
<p>Citation(s): </p>
<p>Rea TD et al. CPR with chest compression alone or with rescue breathing. N Engl J Med 2010 Jul 29; 363:423.<br />&nbsp;<br />© 2003 Massachusetts Medical Society, All rights reserved.<br />　<br />　<br />　<br />No. 10-0810-05 <br />心肺蘇生：従来法か胸部圧迫のみか？<br />Cardiopulmonary Resuscitation: Conventional or Compressions Only?<br />2010 August 10</p>
<p>&nbsp;成人の院外心肺蘇生（cardiopulmonary resuscitation：CPR）について、胸部圧迫のみのCPRは従来のCPRと同様に有効であることを示唆するエビデンスがいくつも報告されている（日本語版Journal Watch Aug 10 2010およびJW Emerg Med Mar 30 2007）。</p>
<p>プロスペクティブな全国研究において、スウェーデンの研究者らは、目撃された院外原発性心停止（primary cardiac arrest: 外傷、気道閉塞、溺水、または中毒によるものでない心停止）で、居合わせた第三者によって胸部圧迫のみのCPRまたは従来のCPRを受けた、年齢が8歳を超える患者のアウトカムを比較した。出動指令者は、患者を2つの方法のいずれかに割り付け、割り付けた方法の実施方法について居合わせた第三者に指示した。</p>
<p>2005～2009年に出動指令者へ通報された心停止が疑われた3,809件のうち、1,828件が登録基準を満たし、完全なデータのある1,276件が主要解析に含まれた。標準CPR群および胸部圧迫のみの群の間に、30日の時点の生存率（主要エンドポイント、7.0％および8.7％）または24時間の時点の生存率について有意差は認められなかった。年齢、性別、心停止が起こった場所、救急医療サービスの応答までの時間、最初の心調律に基づいたサブグループ解析でも同様に、アウトカムに差は認められなかった。</p>
<p>コメント：居合わせた第三者による院外のCPRでは、人工呼吸は、胸部圧迫のみと比較して生存を改善しないようである。実施が難しく、感染伝播の可能性があるという欠点を考えると、人工呼吸はやめるべきである。</p>
<p>-- J. Stephen Bohan, MD, MS, FACP, FACEP</p>
<p>Published in Journal Watch Emergency Medicine August 5, 2010</p>
<p>Citation(s): </p>
<p>Svensson L et al. Compression-only CPR or standard CPR in out-of-hospital cardiac arrest. N Engl J Med 2010 Jul 29; 363:434.<br />&nbsp;<br />© 2003 Massachusetts Medical Society, All rights reserved.</p>]]>
    </content>
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    <title>「胸骨圧迫単独」と「胸骨圧迫＋人工呼吸併用」の比較</title>
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    <published>2010-07-30T01:35:55Z</published>
    <updated>2010-07-30T01:37:26Z</updated>

    <summary>マウス・トゥー・マウスの人工呼吸は、生理的に嫌だなぁ！でも、倒れている人が&quot;美女...</summary>
    <author>
        <name>Mitsuyuki Ohno</name>
        
    </author>
    
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        <![CDATA[<p>マウス・トゥー・マウスの人工呼吸は、生理的に嫌だなぁ！でも、倒れている人が"美女"だったら・・・・・・なんて話も、必要なくなる時代が来ている。</p>
<p>医療設備のない環境で、心肺蘇生を行う・・・・、一般市民がこういうシーンに出くわす可能性を想定して、その方法を知ろうとする、または、その手技を維持しようとする事は、ほとんど無いと思われる。</p>
<p>日本人が、そういうシーンに出くわした時、見てみぬ振りする心理的な原因の一つに、心肺蘇生法が"難しい"という思い込みがあるのではないだろうか？</p>
<p>「アレ？胸の圧迫を何回したら、人工呼吸を何回だっけ？」<br />「もし、間違ってたら、恥ずかしい」<br />「何も知らないのに、手を出して・・・なんて思われたくない」<br />「それに、救命できなかった原因が、間違った方法だったりしたら・・・」</p>
<p>などなど。</p>
<p>もう一つは、生理的な嫌悪感。いくら人道面を強調しても、生理的に嫌悪感を感じる"マウス・トゥー・マウスの人工呼吸"は、なかなか出来るもんじゃない。人道面と生理的な嫌悪は、そもそも、脳の部位が違う。人道面の考慮が生理的な嫌悪を覆すことはムリだ。</p>
<p>その点、胸骨圧迫単独なら、生理的な嫌悪感も、限りなく"無"なんじゃないかと・・・。</p>
<p><br />最近になって、「胸骨圧迫単独」の同等性、優位性の話は、ちらほら聞かれるようになって来たが、まだまだ、テレビドラマなどでも「胸骨圧迫＋人工呼吸併用」を用いていることもあって、コンセンサスが得られているとはいい難い。</p>
<p><br />医療従事者、特に、一般市民が"特別な目的もなく"訪れることの多い"薬局"の従事者は、この事実の周知に、もってこいの立場なんじゃないかな？</p>]]>
        <![CDATA[<p>胸骨圧迫単独による心肺蘇生と胸骨圧迫・人工呼吸併用による心肺蘇生との比較</p>
<p>CPR with Chest Compression Alone or with Rescue Breathing</p>
<p>T.D. Rea and others</p>
<p><br />背　景</p>
<p>&nbsp;一般市民が行う心肺蘇生（CPR）における人工呼吸の役割は明らかにされていない。われわれは、救急医療の通信指令員が、居合わせた人に胸骨圧迫のみを行うよう指示した場合、胸骨圧迫と人工呼吸を行うよう指示した場合と比較して生存率が改善するという仮説を立てた。</p>
<p><br />方　法</p>
<p>&nbsp;通信指令員による居合わせた人への CPR 実施の指示について、多施設共同無作為化試験を行った。対象は、院外心停止を起こした 18 歳以上の患者で、通信指令員が居合わせた人に CPR を指示した患者とした。患者を胸骨圧迫単独群と胸骨圧迫＋人工呼吸群のいずれかに無作為に割り付けた。主要転帰は生存退院とし、副次的転帰は退院時の神経学的転帰良好などとした。</p>
<p><br />結　果</p>
<p>&nbsp;組入れ基準を満たした 1,941 例のうち、981 例を胸骨圧迫単独群、960 例を胸骨圧迫＋人工呼吸群に無作為に割り付けた。生存退院率（胸骨圧迫単独群 12.5%、胸骨圧迫＋人工呼吸群 11.0%、P＝0.31）や、副次的転帰の評価が行われた 2 施設で神経学的転帰良好の生存患者の割合（それぞれ 14.4%、11.5%；P＝0.13）に、両群間で有意差は認められなかった。事前に規定したサブグループ解析では、胸骨圧迫単独による生存退院率は、胸骨圧迫＋人工呼吸と比較して、心原性心停止患者（15.5% 対 12.3%、P＝0.09）と、除細動適応のリズムを呈した患者（31.9% 対 25.7%、P＝0.09）とで、高い傾向がみられた。</p>
<p><br />結　論</p>
<p>&nbsp;通信指令員が胸骨圧迫のみを行うよう指示した場合、全生存率に上昇はみられなかったが、主要な臨床的サブグループの転帰が改善する傾向が認められた。これらの結果は、一般市民が行う CPR では胸骨圧迫を重視し、人工呼吸の役割は最小限に抑える戦略を支持するものである。（レールダル急性期医療財団、メディック・ワン財団より一部研究助成を受けた。ClinicalTrials.gov 番号：NCT00219687）</p>
<p><br />（N Engl J Med 2010; 363 : 423 - 33.）<br />Copyright(C)2010 Massachusetts Medical Society.</p>
<p>http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa0908993</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>院外心停止に対する胸骨圧迫単独による心肺蘇生と標準的心肺蘇生との比較</p>
<p>Compression-Only CPR or Standard CPR in Out-of-Hospital Cardiac Arrest</p>
<p>L. Svensson and others</p>
<p><br />背　景</p>
<p>&nbsp;救急医療の通信指令員は、心停止が疑われる患者の救助を求めて電話してきた人に対して、救急隊の到着まで、心肺蘇生（CPR）の実施法を電話で指導する。ある先行試験では、胸骨圧迫のみを行う CPR を指示することにより、胸骨圧迫と人工呼吸の両方を行う標準的な CPR を指示した場合に比べて、同等またはより優れた治療効果が得られることが示唆された。しかしこの試験には、生存率の差を評価するための検出力はなかった。今回われわれが行う前向き無作為化試験の目的は、生存率に関する胸骨圧迫単独 CPR の標準的 CPR に対する優越性を検討することである。</p>
<p><br />方　法</p>
<p>&nbsp;院外心停止が疑われ、目撃者のいる患者を、胸骨圧迫単独 CPR 群と標準的 CPR 群に無作為に割り付けた。主要エンドポイントは 30 日生存率とした。</p>
<p><br />結　果</p>
<p>&nbsp;主要解析のためのデータを、2005 年 2 月～2009 年 1 月に計 1,276 例の患者から収集した。このうち 620 例を胸骨圧迫単独 CPR 群に、656 例を標準的 CPR 群に割り付けた。30 日生存率は 2 群で同程度であり、胸骨圧迫単独 CPR 群で 8.7%（620 例中 54 例）、標準的 CPR 群で 7.0%（656 例中 46 例）であった（胸骨圧迫単独 CPR 群 対 標準的 CPR 群の絶対差 1.7 パーセントポイント、95%信頼区間 －1.2～4.6、P＝0.29）。</p>
<p><br />結　論</p>
<p>&nbsp;この前向き無作為化試験において、院外心停止が疑われ目撃者のいる患者に対する救急隊到着までの処置として通信指令員が胸骨圧迫単独 CPR を指示した場合と標準的 CPR を指導した場合とで、30 日生存率に関して有意差は認められなかった。（スウェーデン心臓・肺財団ほかより研究助成を受けた。Karolinska Clinical Trial Registration 番号：CT20080012）</p>
<p><br />（N Engl J Med 2010; 363 : 434 - 42.）<br />Copyright(C)2010 Massachusetts Medical Society.</p>
<p>http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa0908991</p>]]>
    </content>
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    <title>ダウン症候群患児の眼にアミロイドβが蓄積</title>
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    <published>2010-07-27T00:17:50Z</published>
    <updated>2010-07-27T00:18:34Z</updated>

    <summary>へぇ～！　こりゃ、知らなかった。なるほど！水晶体内のアミロイドβと脳内アミロイド...</summary>
    <author>
        <name>Mitsuyuki Ohno</name>
        
    </author>
    
        <category term="News" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.marinn.org/mt_business/">
        <![CDATA[<p>へぇ～！　こりゃ、知らなかった。なるほど！水晶体内のアミロイドβと脳内アミロイドβの蓄積に、相関がみられるんなら、画期的な検査になるよねぇ・・・・・・。</p>
<p>でも、、、検査して診断が下っても、治療薬が無い・・・・・。今、保険で使えるコリンエステラーゼ阻害薬じゃお話にならないし、、、、、</p>
<p>ってゆーか、治療薬の開発に弾みがつけば、、、、？</p>]]>
        <![CDATA[<p>ADとの共通点を示す知見</p>
<p>〔ボストン〕ボストン大学アルツハイマー病センターのLee E. Goldstein准教授らは「アルツハイマー病（AD）患者の脳内に沈着する蛋白質がダウン症候群患者の眼内にも蓄積することを見出した」とPLoS One（2010; 5: e10659）に発表した。今回の研究では、アミロイドβがダウン症候群患者に特徴的な白内障をもたらすことが示唆された。同准教授らはこの発見を受けて、両疾患でアルツハイマー型病態を早期に検出するための画期的な眼検査法を開発する予定である。</p>
<p><br />白内障の原因に</p>
<p>　ダウン症候群の患者は、しばしば30歳までにアルツハイマー型認知症の臨床症状を呈する。Goldstein准教授は、この原因について「ダウン症候群患者では主要なAD遺伝子の余分なコピーを有しており、脳内にアミロイドβが蓄積するためである」と説明。さらに「今回の研究では、このADの原因蛋白質がダウン症候群では非常に早期の段階から（小児期においても）水晶体内に蓄積し始めることが明らかになった」と述べている。</p>
<p>　共同研究者で同大学分子加齢・発達研究所のJuliet A. Moncaster副所長は「水晶体は脳への窓と捉えることができる。今回の研究では、ADの脳内で凝集するアミロイドβ蛋白質がダウン症候群では水晶体内にも蓄積し、同症候群特有の白内障をもたらすようだ」と説明している。</p>
<p>　ボストン小児病院の主任眼科医であるDavid G. Hunter博士は「ダウン症候群では白内障を発症することが多く、出生時で既に認められることもある。しかし、これまでこの成因については全くわかっていなかった。それが明らかになったことは特筆すべきである」と研究の重要性について述べ、「この特徴的な白内障は、AD患者では疾患が進行した場合のみ認められるが、ダウン症候群ではかなり早期に発現する」と付け加えている。</p>
<p><br />脳病変発見に役立つ眼スキャナーを開発中</p>
<p>　米国ダウン症協会とEKシュライバー米国立小児保健・ヒト発育研究所（NICHD）によると、ダウン症候群は最も一般的な染色体異常で、知的障害の主要な原因である。米国では、新生児の800人に1人、すなわち全国で40万人を超えるダウン症候群患者が存在する。この疾患に対する根本的治療法は存在しないが、患者の平均寿命はこの数十年間で劇的に延長し、1983年の25年から現在は60年になっている。</p>
<p>　Goldstein准教授は「われわれは水晶体中のアミロイドβを測定する眼スキャナーを開発する予定だ。この検査により脳内の関連病変の早期検出とモニタリングが可能になるだろう。ダウン症候群とADの脳疾患に対する有効な治療法が見込まれていることから、早期検出が介入成功の鍵となる。有効な治療の実現に向け、今後も取り組んでいきたい」と述べている。</p>]]>
    </content>
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    <title>Ｔ細胞の新たな有用性(One Two T)</title>
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    <published>2010-07-16T00:37:47Z</published>
    <updated>2010-07-16T00:38:23Z</updated>

    <summary>なるほどねぇ～。この辺の&quot;がん免疫療法&quot;も、そろそろ、ピカ新の療法は頭打ちかとお...</summary>
    <author>
        <name>Mitsuyuki Ohno</name>
        
    </author>
    
        <category term="News" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.marinn.org/mt_business/">
        <![CDATA[<p>なるほどねぇ～。この辺の"がん免疫療法"も、そろそろ、ピカ新の療法は頭打ちかとおもいきや、まだまだ、あるもんですねぇ！</p>
<p>いや、"効く"かどうかは別にして。</p>
<p>NK細胞の供給源としての、画期的？な方法だから、NK細胞自体の抗がん作用をブラッシュアップするってワケじゃないんだけど、何かしら、未知の期待感？？？だって、"普通の"のNK細胞じゃ、ないもんねぇ？！</p>]]>
        <![CDATA[<p>Science July 2 2010, Vol.329</p>
<p>Ｔ細胞は胸腺で発生し、そこでいくつかの発生段階を経て進行するに従い、Ｔ細胞以外のものになる可能性を失う。</p>
<p>この発生の分子的制御については、十分解明されている訳ではない(Di Datoの展望記事参照)。</p>
<p>P. Liたち(p. 85, 6月10日の電子版参照), L. Liたち (p. 89), およびIkawa たち (p. 93)は、マウスにおけるＴ細胞発生の初期のチェックポイントとして、Znフィンガー転写制御因子であるBcl11bの発現を同定した。</p>
<p>発生中のＴ細胞中でBcl11b遺伝性が欠失すると、Ｔ細胞系列へのコミットメントを阻害した。</p>
<p>Ｔ系列分化を刺激する条件下では、Bcl11b-欠失Ｔ細胞前駆体は、系列をコミットされたＴ細胞に付随する遺伝子の発現を上方へ制御することが出来なかったが、幹細胞や前駆細胞に関連する遺伝子発現を維持した。</p>
<p>発生中のT細胞と、系列をコミットされたＴ細胞の両方とも、Bcl11bの欠失は結果として表現型と機能の両方でナチュラルキラー(NK)細胞に似た細胞を発生させる。</p>
<p>これらのNK様細胞は試験管内で容易に増殖し、抗腫瘍性の細胞傷害性(cytotoxicity)を有するが、これは正常細胞に対しては細胞障害性(cytotoxicity)を持たず、腫瘍性(tumorigenic)でもない。</p>
<p>NK細胞に比べ、ヒトの患者からはＴ細胞を入手しやすいため、細胞に基づく抗癌治療のためには、Ｔ細胞中のBcl11bを欠失させる方法が「育てやすい」NK細胞の供給源となるであろう。</p>
<p>Reprogramming of T Cells to Natural Killer-Like Cells upon Bcl11b Deletion<br />p. 85-89.<br />An Early T Cell Lineage Commitment Checkpoint Dependent on the Transcription Factor Bcl11b<br />p. 89-93.<br />An Essential Developmental Checkpoint for Production of the T Cell Lineage<br />p. 93-96.</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>褐色脂肪細胞を刺激する方法</title>
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    <published>2010-07-12T06:10:18Z</published>
    <updated>2010-07-12T06:10:57Z</updated>

    <summary>COX-2 、ついに、褐色脂肪細胞と結びついた・・・・。 逆に言えば、COX-2...</summary>
    <author>
        <name>Mitsuyuki Ohno</name>
        
    </author>
    
        <category term="News" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.marinn.org/mt_business/">
        <![CDATA[<p>COX-2 、ついに、褐色脂肪細胞と結びついた・・・・。</p>
<p>逆に言えば、COX-2 阻害薬は肥満の原因となる可能性があるってこと？？まぁ、どうでもいいけど、面白いね。。。。</p>
<p>COX-2 が誘導される時って、炎症が起きる時、、、とすると、体内で炎症が起きるような、消耗性疾患の時は、脂肪を温存する方向に、、、ってことなのかな？</p>
<p>そういえば、大きな手術の後、経過が良いのは"肥満"の人だったり、脳卒中の予後は、コレステロールが高い方が良かったりと、、、、なんか、関係あんのかな？？<br /></p>]]>
        <![CDATA[<p>No. 10-0629-02</p>
<p>How to Stimulate Brown Fat<br />2010 June 29</p>
<p>&nbsp;白色脂肪細胞は脂肪を蓄え、褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼させる。最近では、すべての年齢のヒトに褐色脂肪細胞が存在することが分かってきている。より多くの褐色脂肪細胞を作り出すことは、肥満の治療に役立つ可能性がある。</p>
<p>ヨーロッパの研究チームにより、シクロオキシゲナーゼ（cyclooxygenase：COX）-2は褐色脂肪細胞形成を刺激するのに重要であるというエビデンスが報告された。もっとも説得力のあるエビデンスは、高濃度のCOX-2を発現した遺伝子組換えマウスから得られた。これらのマウスは、野生型のマウスよりも体重が20％軽く、差は脂肪の量ですべて説明され、骨量および筋肉量は保たれていた。遺伝子組換えマウスのほうが体重が軽かった理由は、エネルギー消費が多かったためであり、摂餌量が少ないためではなかった。高脂肪食を与えた場合および高インスリン血症や耐糖能障害を誘発した場合でさえ、これらのマウスに体重増加は認められなかった。さらに、これらのマウスは、COX-2遮断薬のcelecoxibを含んだ餌を与えられた場合は、体重が増加し、白色脂肪を形成した。</p>
<p>コメント：この研究により、褐色脂肪細胞の形成にはCOX-2の産生がきわめて重要であることが示された。COX-2遮断薬には薬理学的な魅力があるため、COX-2の研究は何年もの間集中的に行われている。COX-2についての我々の知見を、ヒトにおいて褐色脂肪の形成を促す薬物の開発を促進するであろう。そのような薬物は、肥満および主要な代謝異常ならびに肥満に続発する疾患の管理において重要な役割を担う可能性がある。</p>
<p>-- Anthony L. Komaroff, MD</p>
<p>Published in Journal Watch General Medicine June 29, 2010</p>
<p>Citation(s): </p>
<p>Vegiopoulos A et al. Cyclooxygenase-2 controls energy homeostasis in mice by de novo recruitment of brown adipocytes. Science 2010 May 28; 328:1158.<br />Original article (Subscription may be required)<br />Medline abstract (Free)</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>受動喫煙は心理的苦痛、精神疾患の発症リスク上昇に関与</title>
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    <published>2010-06-23T02:47:28Z</published>
    <updated>2010-06-23T02:48:17Z</updated>

    <summary>喫煙者は、非喫煙者を精神的に苦しめているという自覚を、益々あらためなければなるま...</summary>
    <author>
        <name>Mitsuyuki Ohno</name>
        
    </author>
    
        <category term="たばこ・禁煙" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.marinn.org/mt_business/">
        <![CDATA[<p>喫煙者は、非喫煙者を精神的に苦しめているという自覚を、益々あらためなければなるまい。</p>
<p>うつ病にまで追い込まれることもあるという。。。。。。</p>
<p><br />この研究は、"経験的"に、、、ではなく"前向きに検証された初の試験"というところがミソだ。</p>
<p>ところで、最近、つくづく思うのだが、一般の人に"前向きに検証された試験"と"別の目的で得られた過去の結果"との違いがわかるのだろうか？</p>
<p>まぁ、それは置いといて、、、、</p>
<p>世界的に"喫煙者を煙たがる傾向にあることは、間違いない。</p>
<p>喫煙者の肩身は狭くなり、非喫煙者のそれは大きくなる。</p>
<p><br />・・・・・・、なんか、非喫煙者の権利意識っていうか、、、、、いや、前向きの試験っていうのはわかるんだけど、、、、、昔は、最初から諦めていた。喫煙者の煙を浴びることを。だけど、それが、諦めなくてもよい、、、、当然の権利が侵害されている、、、、って、、、、被害者意識が大きくなっているような・・・・・</p>
<p>なんか、釈然としない。</p>
<p><br />あっ、私は、禁煙歴、７年を超えて、他人の煙を浴びることには"嫌悪感"を感じるようになったんだけど・・・・、それでも、なんか・・・・ねぇ。</p>
<p><br />まぁ、時代は変化しているんだから、喫煙者を擁護するつもりは"サラサラ"ないし、路上喫煙者なんかは、後ろからバットで殴りたくなるんだけどね。。。</p>]]>
        <![CDATA[<p>英の横断・縦断研究</p>
<p>　英ロンドン大学のMark Hamer氏らは精神病の既往のない人を対象とした横断・縦断研究から、非喫煙者の受動喫煙による唾液中コチニン濃度の上昇が心理的苦痛や将来の精神疾患発症リスクと関連していたことを Arch Gen Psychiatry 6月7日オンライン版に報告した。同氏らによると、受動喫煙が一般人口の精神的健康に与える相関が前向きに検証された初の試験だという。</p>
<p><br />6年間の精神病院入院リスクはおよそ3倍</p>
<p>　対象とされたのは、1998年または2003年における英国内の健康調査に参加した精神疾患の既往のない5,560例の非喫煙者（過去の喫煙者も含む、平均年齢49.8歳）および2,595例の喫煙者（同44.8歳）。</p>
<p>　これら参加者における、GHQ-12精神健康調査票による心理的苦痛（スコア3以上で心理的苦痛ありと評価）と、6年の追跡期間内における精神科への入院の有無および唾液中のコチニン濃度との関係が検討された。</p>
<p>　横断研究から、受動喫煙ありの非喫煙者（コチニン濃度0.70～15μg/Lと定義、15μg/L以上の人は喫煙者として解析）の14.5％が心理的苦痛ありと判断された。受動喫煙のない非喫煙者と比較した場合の心理的苦痛のオッズ比は1.49（95％CI 1.13～1.97）であった。</p>
<p>　また6年間の追跡による前向き縦断的研究の結果、受動喫煙ありの非喫煙者における精神科入院の多変量補正ハザード比は2.84（95％CI 1.07～7.59）に上昇していた。喫煙者の同ハザード比は3.74（95％CI 1.55～8.98）であった。</p>
<p>　既に動物実験においてたばこが陰性感情を引き起こすことや、ヒトを対象としたいくつかの検討から、喫煙とうつ症状の発現に関連があることが示唆されているという。Hamer氏らは、今回の結果を「ニコチン曝露が精神的健康を損なうとのエビデンスを裏づけるもの」としている。</p>]]>
    </content>
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    <title>ARB使用で肺がんリスク25％上昇か、乳がんなどでは認められず</title>
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    <published>2010-06-23T00:46:54Z</published>
    <updated>2010-06-23T00:47:35Z</updated>

    <summary>その昔、このような医薬品のネガティブな報告があると、小躍りして喜んでいたことがあ...</summary>
    <author>
        <name>Mitsuyuki Ohno</name>
        
    </author>
    
        <category term="News" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.marinn.org/mt_business/">
        <![CDATA[<p>その昔、このような医薬品のネガティブな報告があると、小躍りして喜んでいたことがある。多分、それは、、、、</p>
<p>医薬品に対しての、妄信的な心情から来るものだったのだろう。私が信じているものは、他の人も信じている。その信頼を揺るがすような情報をいち早く知ってしまった、、、、みたいな喜び・・・・。そして、その信頼は、その程度の"ネガ"では揺るがないという安心感の上での、屈折した感情・・・・・。</p>
<p><br />でも、今は、医薬品そのものの"有効性"に関する"信頼"は、私にとっては、とんでもなく下がってしまったので、このような"ネガ"な報告にも、小躍りして喜こぶことはなくなった。（単に医薬品の適応に問題がある、すなわち医療の問題なのだが・・・・）</p>
<p>かわりに、「どうして、こんな目にあいながら、効くのかどうかわかんない薬を飲むんだろう・・・・？かなしい・・・・」って感じてしまう。</p>
<p><br />昨日、第一三共の説明会で、オルメテックの尿蛋白減少作用は、降圧効果を目的とした最大用量の４倍までは直線的である。。。。なんて。。。</p>
<p>だったら、血圧を下げることを目的としないで、腎臓が弱い人を対象とすればいい。。。あっ！それじゃ、売り上げが上がんないんだよなぁ、メーカーも医療機関も。。。。</p>
<p>現代の日本の医療は、「広く浅く」だ。だから、こんな"ネガ"が心配になる。リスクとベネフィット以前の問題だ。飲まなくても良い薬を飲まされているんだから。そうではなく「狭く深く」してはじめて、"リスクとベネフィット"を考えるステージに立てると思うんだけどなぁ。</p>
<p>当然、医療費、一人当たりの"単価"は４倍くらいにしてっ！</p>]]>
        <![CDATA[<p>米研究者のメタアナリシス</p>
<p>　アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬（ARB）を使用することでがんリスクを上昇させるというメタアナリシスの結果を、米ケースウェスタンリザーブ大学のIlke Sipahi氏らがLancet Oncology6月14日オンライン版に報告した。特に肺がんでは新規発症リスクが25％上昇していたが、乳がんや前立腺がんなどでは有意なリスク上昇が認められなかったという。ただし、同氏らは注意を払いながらARBを使用し続けるよう求めている。</p>
<p><br />RCT 9件、9万例を解析</p>
<p>　Ilke氏らは、2009年11月以前にMedline、Scopus、Cochrane Central Register of Controlled Trials、Cochrane Database of Systematic Reviews、米食品医薬品局（FDA）公式サイトに掲載されたARBに関する論文を対象に、検討を行った。対象論文は、患者100人以上のARB投与群が1つ以上あり、1年以上のフォローアップが行われたランダム化比較試験（RCT）に限定されている。</p>
<p>　9試験9万4,570例から新規がん発症は6万1,590例分（5試験）、固形がんは6万8,402例分（5試験）、がん死に関しては9万3,515例分（8試験）のデータが得られた。各試験で使用されたARBは、米国で認可されているテルミサルタン、ロサルタン、カンデサルタン、イルベサルタン、バルサルタン、オルメサルタン、eprosartanの7剤で、新規発症がんデータでは85.7％の患者にテルミサルタンが投与されていた。</p>
<p>　その結果、新規がん発症リスクは対照群に比べARB投与群で有意（P＝0.016）に上昇（ARB投与群7.2％ vs 対照群6.0％、リスク比1.08、95％CI 1.01〜1.15）。あらかじめがんをエンドポイントに設定していた試験に限定すると、リスクはさらに有意（P＝0.001）に上昇した（リスク比1.11、95％CI 1.04〜1.18）。</p>
<p>　一方、固形がんの発症リスクは新規肺がんのみがARB投与群で有意（P＝0.01）に高かったが（ARB投与群0.9％ vs 対照群0.7％、リスク比1.25、95％CI 1.05〜1.49）、乳がんや前立腺がんなどでは有意差が認められなかった。また、がん死でも有意差が確認されていない。 </p>
<p><br />自己判断で服用中止しないで</p>
<p>　以上のことから、Ilke氏らは「ARB使用と新規がん発症リスク上昇が、ある程度関連していることが示唆された」と結論した。その一方で、ARBの種類と関連したがんの正確なリスクについては結論を出すことはできないとし、さらなる研究を求めている。 </p>
<p>　米クリーブランド・クリニックのSteven E. Nissen氏は、付随論評で「患者は自己判断でARBの服用を中止してはいけない。自身の症状と状況を考慮し、ARBのリスクとベネフィットについて医師と相談すべきだろう」とコメント。Ilke氏らも、注意を払いながらARBを使用し続けるようアドバイスしている。</p>]]>
    </content>
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    <title>COX-2 選択阻害薬は、肥満を誘発？</title>
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    <published>2010-06-11T01:18:52Z</published>
    <updated>2010-06-11T01:19:28Z</updated>

    <summary>さも、ありなん。。。。アンビバレントな現象は、森羅万象に及ぶのだ！ってゆーか、「...</summary>
    <author>
        <name>Mitsuyuki Ohno</name>
        
    </author>
    
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.marinn.org/mt_business/">
        <![CDATA[<p>さも、ありなん。。。。アンビバレントな現象は、森羅万象に及ぶのだ！<br />ってゆーか、「人間は、見たいものしか見ない」生き物なんだよね。だから、COX-2 選択阻害薬の"一面"にしか目が行かない。2000年も前に、その事を言い当てているカエサルは偉いっ！</p>
<p>しかし、痛い時に飲まないわけにはいかない、鎮痛剤。もしかしたら、COX-2 , COX-1 を両方とも阻害する場合には、このような、褐色脂肪組織(BAT)分化誘導作用を阻害しない可能性もあるし、、、、。</p>
<p>結局、ヒトの浅知恵で、人体を制御しようなんて、おこがましいのかもしれない。天然の物質そのままをりようした方が、、、、、</p>
<p>あっ、漢方薬、、、、、</p>]]>
        <![CDATA[<p>脂肪を燃やす脂肪(Fat-Burning Fat)</p>
<p>Science May 28 2010, Vol.328</p>
<p>哺乳類において、脂肪は2つの形態で存在しており、その一つは良く知られた白色脂肪組織(WAT)であり、これはエネルギーを蓄え、肥満の原因となるが、他の一つはそれほど知られてない褐色脂肪組織(BAT)であり、これは熱を発生するためにエネルギー源を燃焼させる。</p>
<p>ヒト生理学においては、かつて、BATの役割は新生児に限定されると考えられていたが、最近、大人も機能性BATを有していることが発見されたことから、BAT発生の制御因子が、その肥満対策への潜在的応用の可能性から興味を集めている。</p>
<p>Vegiopoulos たち(p. 1158,5月6日号電子版、および、Ishibashi and Sealeによる展望記事参照)は、プロスタグランジンの合成に不可欠な酵素のシクロオキシゲナーゼ2 (cyclooxygenase-2 (COX-2)) が、マウスの脂肪前駆細胞の誘因となりWATではなく、BATを分化させることを明らかにした。</p>
<p>COX-2を過剰発現するマウスはエルギー消費が増加し、食事による肥満を防いだ。</p>
<p>Cyclooxygenase-2 Controls Energy Homeostasis in Mice by de Novo Recruitment of Brown Adipocytes<br />p. 1158-1161.</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>遺伝：肺がんの変異</title>
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    <published>2010-05-28T01:21:33Z</published>
    <updated>2010-05-28T01:22:11Z</updated>

    <summary>1日平均25本、15年間にわたって喫煙をすると、、、、、50,000個を超える点...</summary>
    <author>
        <name>Mitsuyuki Ohno</name>
        
    </author>
    
        <category term="たばこ・禁煙" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.marinn.org/mt_business/">
        <![CDATA[<p>1日平均25本、15年間にわたって喫煙をすると、、、、、50,000個を超える点突然変異が蓄積する・・・・・。</p>
<p>50,000個を超える変異があっても、影響を受けず"長生き"する人もいれば、肺がんで命を落とす人もいる。。。。。</p>
<p>誰しもが知りたいのは、「私は、タバコでがんになる体質ですか？」ってことだろう！でも、そんな事は、、、、おそらく、不可能だ。だって、ヒトの遺伝子型が二つと同じものが無いからだ。</p>
<p>禅問答のようだが、完璧に答えるための条件が、常に新しく生まれる。。。。。</p>
<p>未来は、わからない方がイイのかもしれない。</p>]]>
        <![CDATA[<p>Nature 465, 7297 (May 2010)</p>
<p>ゲノム塩基配列完全解読によって、肺がんを含め、多くのがんの変異スペクトルについて知見が得られている。</p>
<p>最新のシーケンシング技術を使えば、変異の差異をゲノム全域にわたってとらえることも可能になっており、今回、肺がんで実現した。</p>
<p>煙草を15年間にわたって1日平均25本吸ってきたと報告されている男性の原発性肺がん（腺がん）と、それに隣接する正常組織の完全ゲノム塩基配列の比較が行われ、50,000個を超える点突然変異が明らかになったのである。</p>
<p>そのうち530個について詳しい検証が行われ、392個はコード領域にあり、KRASがん原遺伝子の変異と増幅のような既知の変異も含まれていた。</p>
<p>これらのデータは、遺伝的に複雑な腫瘍には部分的に重複する変異が多数含まれている可能性を示唆しており、がんの原因となる頻発性のドライバー変異の同定には、もっと数多くの試料の塩基配列解読が必要だろうと考えられる。</p>
<p><br />英語で読んでみよう</p>
<p>Complete genome sequencing has already provided insights into the mutation spectra of a number of cancer types, including lung cancer. With the latest sequencing technologies it has become possible to provide a genome-wide view of mutation differences, and this has now been done for lung cancer, comparing the complete sequences of a primary lung tumour -- an adenocarcinoma in a male who reported smoking an average of 25 cigarettes a day for 15 years -- and adjacent normal tissue. The comparison revealed more than 50,000 point mutations of which 530 were validated, 392 of them in coding regions, including previously known variations such as KRAS proto-oncogene mutation and amplification. The data suggest that genetically complex tumours may contain many partially redundant mutations, and that identifying recurrent cancer-causing driver mutations will require the sequencing of many more samples yet. [Letter p. 473]</p>
<p>Letters to Nature p.473</p>]]>
    </content>
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    <title>通説に反する結果？「β遮断薬」がCOPD患者の予後を改善する可能性</title>
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    <published>2010-05-26T00:11:27Z</published>
    <updated>2010-05-26T00:13:29Z</updated>

    <summary>心不全に「β遮断薬」が禁忌の時代もありましたね。COPD でも「禁忌」ではなく「...</summary>
    <author>
        <name>Mitsuyuki Ohno</name>
        
    </author>
    
        <category term="News" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.marinn.org/mt_business/">
        <![CDATA[<p>心不全に「β遮断薬」が禁忌の時代もありましたね。COPD でも「禁忌」ではなく「推奨」の時代がくるのでしよう。</p>
<p>ところで、喘息ではどうなんでしょう？</p>
<p>これも、通説では禁忌ですね。緑内障治療薬として点眼する「β遮断薬」でさえ喘息が悪化するなどと言われていますが、RCTによる実証はされてるんでしょうか？</p>]]>
        <![CDATA[<p>オランダの観察研究</p>
<p>　オランダ・ユトレヒト大学医療センターのFrans H. Rutten氏らは、β遮断薬を使用している慢性閉塞性肺疾患（COPD）患者では死亡および急性増悪のリスクがそれぞれ約30％減少していたとの観察コホート研究の結果を、昨日（5月24日）発行のArch Intern Med（2010; 170: 880-887）に報告した。従来、COPD患者へのβ遮断薬使用は呼吸機能への懸念などから禁忌とされるのが通説（traditional dogma）だったと指摘する同氏らは、今回、β遮断薬のCOPDに対する予後改善の可能性を示した初の観察研究と評価している。</p>
<p><br />吸入β刺激薬併用のサブグループでも同様のリスク低下が確認</p>
<p>　Rutten氏らによると、COPDに対し、β遮断薬の交感神経亢進抑制、虚血軽減といった薬理作用が理論的に有用である可能性や、心選択性β遮断薬がCOPD患者の呼吸機能指標や吸入β遮断薬による局所療法にほとんど影響を与えないことなども示されているという。</p>
<p>　しかし、こうした知見にもかかわらず、β遮断薬が気管支収縮に悪影響を与え、β刺激薬と薬理作用が拮抗するという推論のもと、COPD患者にはβ遮断薬は禁忌との通説があると同氏らは指摘。この点に関して、これまで高血圧を合併したCOPD患者において同薬が有意ではないが全死亡を減少させるという報告が1つのみとエビデンスに乏しいことから、今回の検討を実施した。</p>
<p>　オランダ国内にある23か所の総合医療施設における医療記録を収集、1996～2006年にCOPDと診断された45歳以上の患者2,230例の予後を解析した。</p>
<p>　検討開始時における診断年齢の平均は64.8歳（SD 11.2歳）で53％が男性であった。中央値7.2年（SD 2.8年）の追跡期間中に686例（30.8％）が死亡、1,055例（47.3％）が少なくとも1回のCOPD急性増悪を経験した。β遮断薬非使用を1とした場合の、すべてのβ遮断薬における死亡のハザード比（HR）は、0.70（95％CI 0.59～0.84）、呼吸器専門医への受診を補正した後のHRは0.68（同0.56～0.83）となった。また、COPDの急性増悪に対するHRは補正前0.73（95％CI 0.63～0.83）、補正後0.71（同0.60～0.83）であった。</p>
<p>　β遮断薬の使用を条件としたpropensity scoreによる解析を行った後も死亡、急性増悪のHRは同様であった（それぞれ0.64；95％CI 0.52～0.77、0.64；同0.55～0.75）。</p>
<p>　吸入β刺激薬を使用しているサブグループの解析においてもβ遮断薬併用による死亡、急性増悪のリスク低下は変わらなかった。</p>
<p>　同氏らは、高血圧や心疾患を合併する多くのCOPD患者において、β遮断薬の使用は死亡ならびにCOPDの急性増悪に対するリスクを減少させる可能性が示唆されたと結論。既に心選択性β遮断薬を対象としたランダム化比較試験（RCT）のメタ解析でCOPD患者への忍容性が良好であることも報告されていることから、RCTによる実証の時期が来ているのではないかとしている。</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>軽～中等度の捻挫治療に「冷却、湿布、安静」は間違い？</title>
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    <published>2010-05-19T00:51:20Z</published>
    <updated>2010-05-19T00:54:06Z</updated>

    <summary>今年３月の中頃に、捻挫した。&quot;軽～中等度&quot;というのがどれほどのものなのか、私には...</summary>
    <author>
        <name>Mitsuyuki Ohno</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.marinn.org/mt_business/">
        <![CDATA[<p>今年３月の中頃に、捻挫した。"軽～中等度"というのがどれほどのものなのか、私にはわからないが、かなり痛むものの跛行しながら歩けるので中等度ということだろうか？</p>
<p>で、、、メーカーさんよりサポーターのサンプル提供を受け使用していたのだが、、、足首を動かすと"ポキポキ"と音がするのが治らない・・・・。</p>
<p>以前（２０～３０代）は、私自身のズボラな（医療に懐疑的な部分あいまって）性格ゆえ、まとも？に治療などしてこなかったのだが、歳もとったし、今回はマジメにやってみよう・・・・なんて。しかし、それでもこんなに長く痛むのはオカシイ・・・と、感じ、先週よりサポーターははずしていた。これは、、、、</p>
<p>自然界の動物が怪我をした時サポーターなんてしないという、医療人にあるまじき思いが私の心を占有している為であり、、、、</p>
<p>で、今回の論文を読むにつけ、、、、、「なぁ～んだ、結局、そこに辿り着くのかぁ」って。。。。</p>
<p>見渡せば、ほとんどのシーンで、"安静"よりは"早期からの日常生活（体を動かすこと）"が基本になっている。脳卒中から捻挫まで、、ねっ！</p>
<p>図らずも、国立循環器病研究センター予防健診部医長の小久保喜弘氏が、東京都内で開かれた健康日本21推進フォーラム（理事長＝自治医科大学学長・高久史麿氏）の総会で「戦後に脳卒中、虚血性心疾患が増えたのは抗菌薬の発明があったからで、がん増加の最大の要因は高血圧対策がもたらした長寿」と説明したらしい。</p>
<p>結局、病気を治すと別の病気に見舞われる・・・・・・。医療は（大衆が）そのことを踏まえて、自分で選択する時代に入ったのだ。怪我だって「冷却、湿布、安静」しないことが良いのならば、結果的に病院にいかずズボラに、日常生活しちゃうのと変わりない。</p>
<p>積極的に治療しない事、どういう病気で死ぬのかということも含めて、自分で選択する時代に突入した・・・・のだ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>RCTで受傷直後からの運動療法の有用性が証明</p>
<p>　最近、さまざまな疾患に対し運動療法の有用性が指摘されているが、捻挫も例外ではないようだ。英Ulster大学のChris M. Bleakley氏らは、足首を捻挫した患者を対象としたランダム化比較試験（RCT）の結果から、受傷直後から運動療法を行ったグループでは、「冷却、湿布、安静」を中心とする従来療法に比べ機能回復が優れていたことを5月10日号のBMJ（2010; 340: c1964）に報告した。</p>
<p><br />開始早期から有意な機能改善、痛みなどは従来療法と変わらず</p>
<p>　Bleakley氏らによると、英国内では1日に5,000例の捻挫の新規患者が発生しており、捻挫による救急外来の受診件数は30万2,000件にのぼるという。同氏らは、最近のシステマチックレビューからは受傷後3年以内に完全に回復する人の割合は全患者の36～85％であることが明らかになっているほか、会社や学校を休むことや、治療により生じる医療資源への負担は小さくないと指摘している。</p>
<p>　従来、足首の捻挫の急性期治療としてPRICE（protection, rest, ice, compression, and elevation）が一般的であるが、この効果に関するRCTは少ないほか、至適治療は確立されていないと同氏ら。</p>
<p>　そこで、運動療法と従来治療の効果を比較検討するRCTが実施された。救急外来またはスポーツ外傷クリニックを受診した16～65歳のグレード1～2の、足首に捻挫を負った患者101例が対象となった。</p>
<p>　ベースライン時から1週目、1～4週目において両群の介入が行われた。運動療法群では1週目から運動を開始。両群とも鎮痛薬やテープ、装具などによる固定器具のルーチン使用は行われなかった。1～4週目には各週30分、理学療法士の指導による治療などが実施された。</p>
<p>　検討開始から4週時点において足首の機能スケールスコアで評価した治療効果は、運動療法群で有意に優れていた（P＝0.0077）。運動療法群における同効果は1週目で5.28（ベースラインの差を補正。98.75％CI 0.31～10.26、P＝0.008）、2週目で4.92（同0.27～9.57、P＝0.0083）と早期から認められた。</p>
<p>　また、運動療法群では従来療法群に比べ検討開始から1週間目に歩行時間の有意な延長（1.2時間/日、95％CI 0.9～1.4 vs. 1.6時間/日、1.3～1.9、P＝0.029）、歩数（5,621歩/日、同4,399～6,843、7,886歩/日、同6,357～9,416、P＝0.021）ならびに軽度活動時間（53分、同44～60 vs. 76.2分、同58～95、P＝0.047）の有意な増加が認められた。</p>
<p>　一方、追跡期間中のどの時点においても、両群の安静時痛、運動による痛み、腫脹の程度に差はなかった。再受傷率は各群2例、4％であった。</p>
<p>　以上の結果から、同氏らは捻挫後早期の運動療法により足首の機能改善が見られたほか、従来療法群に比べ活動が制限されることも少なかったと結論。これにより、軽度～中等度の捻挫患者に対する保存的治療のアドバイスが変わる可能性があるとしている。</p>]]>
    </content>
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    <title>DDW2010で発表「アスピリン常用がクローン病発症要因の可能性」</title>
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    <published>2010-05-10T01:00:08Z</published>
    <updated>2010-05-10T01:00:43Z</updated>

    <summary>こりゃ、面白い！！って、不謹慎でしたね。ありていに言えば、「薬の効果は十人十色」...</summary>
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        <name>Mitsuyuki Ohno</name>
        
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        <![CDATA[<p>こりゃ、面白い！！って、不謹慎でしたね。ありていに言えば、「薬の効果は十人十色」ってことなんだけど、、、、、「薬の副作用も十人十色」も真なり。あたりまえかっ！</p>
<p>信じて薬を飲むのも、疑って薬を飲まないのも、最終的には本人が決めること。その行為が予後に与える影響は、神のみぞ知る。その判断をするにあたり、適切な情報提供するのが、我々、医療人の務め・・・・。なにやら、薬を信じて飲ませることが医療人の務めだと勘違いしている人もいるみたいだけど。</p>
<p>まぁ、所詮、医療に統計学を適用している間は、避けられない問題ですね。</p>]]>
        <![CDATA[<p>EPIC研究14万人規模の解析で7倍近いリスク上昇</p>
<p>　アスピリンを最短でも1年間以上にわたり常用している人は、そうでない人に比べてクローン病（CD）を発症するリスクが7倍近く高い。欧州の大規模コホート研究であるEPIC ※の一環として行われた14万人規模の解析で、このような成績が示された。興味深いことに、アスピリンの常用は、CDと同じ炎症性腸疾患（IBD）である潰瘍性大腸炎（UC）の発症リスクは高めない。また、アスピリンの常用によるCDの発症リスクは、喫煙者を除いた非喫煙者でのみ高くなるという。米国消化器病週間（DDW2010；5月2〜5日、米ニューオリンズ）で、英イースト･アングリア大学のAndrew Hart氏らのグループが報告した。</p>
<p><br />アスピリン常用者のなかでも非喫煙者でのみCD発症リスクが上昇</p>
<p>　EPIC研究は、がんを中心とする各種疾患と栄養との関連を前向きに調査する大規模コホート研究。対象は英国、デンマーク、スウェーデン、ドイツなどの欧州諸国において1993〜97年に登録された30〜70歳代の健常ボランティア約20万人。同研究の一環としてHart氏らは13万8,239人を対象に、アスピリンの常用とIBD発症との関連について検討した。アスピリンの常用については、用量や用法、期間などについて詳細に尋ねるアンケート用紙を用いて調査した。</p>
<p>　追跡期間中におけるCDの発症者は37人で、追跡期間の中央値は4.7年（1.5〜9.6年）であった。それぞれの発症者につき、年齢、性、登録施設をマッチさせた4人の対照者を設け、conditional logistic regressionモデルを用いて、アスピリン常用者の非常用者に対するCD発症のハザード比を求めると6.84（95％CI 1.87〜25.08、P＜0.01）であった。すなわち、登録時において最短でも1年間以上のアスピリン常用歴のあった人は、そうでない人に比べて7倍近くCDの発症リスクが高いことが示された。</p>
<p>　アスピリン常用者のなかの非喫煙者だけのアスピリン非常用者に対するCD発症のハザード比は9.38（95％CI 2.18〜40.34、P＜0.01）であった。一方、アスピリン常用者のなかの喫煙者だけのアスピリン非常用者に対するCD発症のハザード比は0.32（95％CI 0.03〜3.2）であった。すなわち、同じアスピリン常用者でも喫煙者を除いた非喫煙者のみでCD発症のリスクが高くなることが示された。</p>
<p>　喫煙は、それ自体ではCDの発症リスクを高めることが知られている。では、同研究では、なぜ喫煙者で発症リスクが高くならず、むしろ低くなったのか。この興味深い結果に関してHart氏は、「あくまでも推論の域を出ないが」と断りながらも、「喫煙の血液を濃くする効果と、アスピリンの血液を薄くする効果とが相殺しあった結果ではないか」と述べた。</p>
<p>　追跡期間中におけるUCの発症者は93人で、追跡期間の中央値は4.0年（1.7〜11.3年）であった。CDの場合と同じくUCに関しても、アスピリン常用者の非常用者に対するUC発症のハザード比を求めると1.11（95％CI 0.54〜2.30）であった。つまり、アスピリン常用は、UCの発症リスクは高めないことが示された。</p>
<p><br />今後のCD発症要因の探索ではアスピリン常用の評価が欠かせない</p>
<p>　CDは近年、わが国を含めた先進諸国で増加傾向にあることが報告されているが、いまだ原因は不明である。遺伝的素因が関与するという説、ある種のウイルスや細菌の感染によるという説、食物中のなんらかの成分が腸管粘膜に異常反応を引き起こすという説、腸管粘膜の微小循環障害によるという説などが提唱されているが、いずれも明確に証明されてはいない。いずれにせよ、遺伝的な異常が背景にあり、そこにウイルスや細菌の感染、食餌性抗原などの環境因子が複雑に関与して、免疫系の異常反応が生じているものと想定されている。</p>
<p>　Hart氏は「EPIC研究は大規模研究とはいえ欧州の一部地域での研究にすぎない。したがって、この結果からアスピリンの常用がCD発症に関係すると直ちに結論することは慎みたい」としながらも、「少なくとも今後、CDの発症要因を探索するうえで、アスピリンの常用を考慮しなければならないことは明白になった」とした。</p>
<p>　なお、アスピリン常用者はリウマチなどの慢性疼痛疾患の治療や、心筋梗塞や脳卒中の予防を目的として常用しているものがほとんどである。Hart氏は最後にこの点にも触れ、「われわれの研究でアスピリン常用とCD発症との関係が示唆されたからといって、アスピリンの既に確立した効果が軽視されるようなことがあってはならない」と付け加えた。</p>]]>
    </content>
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    <title>カロリー制限による長寿効果は食べ物の匂いで失われる？</title>
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    <published>2010-05-10T00:57:27Z</published>
    <updated>2010-05-10T01:02:41Z</updated>

    <summary>ということは、味覚による影響も必ずあるってことになる。 味覚も嗅覚もG蛋白共役型...</summary>
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        <name>Mitsuyuki Ohno</name>
        
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        <![CDATA[<p>ということは、味覚による影響も必ずあるってことになる。</p>
<p>味覚も嗅覚もG蛋白共役型の膜７回貫通受容体、、、、って話はおいといて、、、今回、長寿効果を打ち消した物質は、二酸化炭素だ。ちょっと前に、NO の生理作用がノーベル賞の対象となったが、このような物質の生理作用は、、、、、生命は、まだまだ不思議に満ちている。</p>
<p>まさに、小さな宇宙だ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>ショウジョウバエ研究で臭覚と寿命の関係が明らかに</p>
<p>　霊長類を含め多くの動物で確認されているカロリー制限による寿命延長効果が、ハエの場合はエサの臭いで打ち消されることを発見した米Huffington Center on AgingのScott Pletcher氏らのグループが、このほどその原因分子を明らかにした（<a href="http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez/20422037" target="_blank">PLoS BioL2010; 8: e1000356</a>）。</p>
<p><br />カロリー制限による長寿効果を二酸化炭素が阻害</p>
<p>　カロリー制限が長寿をもたらすことはこれまで多くの動物で証明されており、昨年（2009年）7月に発表されたアカゲザル研究の結果（関連記事）から、人間にも同じ効果が存在するのではないかと考えられている。その一方で、最近では、臭覚と寿命との関連性を示唆する研究も出ており、2004年には嗅覚神経を失った線虫の寿命が延び、これにはカロリー制限による長寿をもたらすインスリン／IGF-1経路とは別の経路が関与していること（Neuron 2004; 41: 44-55）を、2007年にはPletcher氏らのグループが、ショウジョウバエにエサとなる酵母の臭いを嗅がせるとカロリー制限による長寿効果が打ち消されること（Science2007; 315: 1133-1137）を報告している。</p>
<p>　これらの研究では寿命をコントロールしている臭い物質の正体は不明とされていたが、先のショウジョウバエに関する報告を行ったPletcher氏らは今回、その分子は、酵母が発酵により産生する二酸化炭素だったと報告した。</p>
<p>　Pletcher氏らによると、ショウジョウバエは二酸化炭素を検知して酵母の存在を知ることができるが、二酸化炭素受容体遺伝子のGr63aを欠失した変異バエにカロリー制限を行ってから酵母の臭いを嗅がせると、野生バエでの研究結果とは異なり、長寿効果は失われなかったという。他の潜在的要因を実験により排除した結果、同氏らは「カロリー制限によるショウジョウバエの長寿効果を打ち消していた臭い分子の正体は、二酸化炭素であった」と結論づけている。</p>
<p><br />人間での研究が新たな治療法につながる可能性も</p>
<p>　ただしこの変異バエのメスはそのままでも野生型と比べて寿命が最大30％長く、カロリー制限を行うことでさらに寿命が延びたことから、Gr63aを欠失したハエはインスリン／IGF-1経路とは別経路の長寿形質を獲得し、それが酵母の臭いによる長寿効果の抑制分を補っただけだとも考えられる。正確な機序解明についてはさらなる検討が必要だろう。</p>
<p>　とはいえ、線虫やハエでは臭覚が身体の代謝や寿命を制御するのは事実であり、臨床的にも今後の展開が楽しみなテーマだ。同氏らは「人間の場合にも、二酸化炭素とは違う感覚情報が何らかのシグナル経路を通じて加齢に影響している可能性があり、そうした経路を発見できれば、いずれは臭覚などの感覚器への刺激を疾病治療や寿命延長の手段とすることも考えられる」と報告を結んでいる。とすると、将来は飲み薬ならぬ「嗅ぎ薬」のような治療薬の開発が可能になるのかもしれない...？</p>]]>
    </content>
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    <title>BMS-790052：C型肝炎の新しい治療薬</title>
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    <published>2010-05-07T03:30:17Z</published>
    <updated>2010-05-07T03:32:10Z</updated>

    <summary>日本でも、実際に患者さんに投与されているみたいです。治験に参加している患者さんの...</summary>
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        <name>Mitsuyuki Ohno</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.marinn.org/mt_business/">
        <![CDATA[<p>日本でも、実際に患者さんに投与されているみたいです。治験に参加している患者さんのブログが、"BMS-790052"をキーワードとして、いくつか hit します。</p>
<p>薬剤師にとっては"作用機序"が気になるところですが、患者さんにとっては、"治るのか治らないのか？"が最大の関心ごとです。</p>
<p>さて、この"BMS-790052"、<a href="http://www.natap.org/2008/HCV/101408_01.htm" target="_blank">HCV NS5A inhibitor</a> との事だが、HCVの structural な蛋白ではなく、HCV replication に関与する蛋白だそうです。</p>
<p>まぁ、複製を抑制できるんだから、効かないわけは無い・・・だろうけど、HCV の生活環を考えると、、、、排除出来るほどじゃないよなぁ・・・。</p>]]>
        <![CDATA[<p>Nature 465, 7294 (May 2010)</p>
<p>C型肝炎ウイルス（HCV）に直接的に作用して、慢性感染を治療するための抗ウイルス薬の開発は、臨床上必要性が高く、ウイルスのプロテアーゼであるNS3およびHCV複製に不可欠なRNA依存性RNAポリメラーゼであるNS5Bという2つの酵素の阻害剤に研究がおおむね集中して行われてきた。</p>
<p>BMS-790052は、化学遺伝学によって強力なHCV特異的阻害剤であることが突き止められた化合物で、非構造タンパク質5A（nonstructural protein 5A；NS5A）という、酵素活性がわかっていない第三のウイルス分子の低分子阻害剤である。</p>
<p>今回、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社の研究チームは、BMS-790052の発見とウイルス学的な特徴を報告し、また、健常者とHCV感染患者で行われたこの化合物を用いた臨床試験の結果を公表している。</p>
<p>これらの結果は、HCVのNS5Aの阻害が臨床的に適切な機序であるということの概念実証に当たる。</p>
<p>in vitroのデータからは、既知のHCV阻害剤との相乗的な相互作用が示されており、抗ウイルス薬のカクテルが実行可能な治療法となると考えられる。</p>
<p><br />Letters to Nature p.96</p>
<p>News and Views p.42</p>]]>
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