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低用量アスピリンには高齢女性の認知機能低下を予防する効果はない
- 2007年5月 8日 11:52
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『なんとなく、良さそう。だって、血栓形成を抑制できるんなら、脳の小さな梗塞巣の形成も抑制されて、それで、脳機能が保たれる・・・』って、考えるよね!誰だって・・・。
でも、そんなに簡単じゃないんだよね。私は医薬品を扱う職業でありながら、医薬品の効能には懐疑的な立場をとってはいるが、直感的には『なんとなく良サゲじゃん』って考えてしまったりする。
医薬品の一次的な効果と、疾病治療(予防)効果の乖離に、誰しもが気づき始めているのに、怖くて誰も言い出せないんだろうね。
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ホルモン補充療法が卵巣癌との関連、HRTに不利なエビデンスが増加
- 2007年4月28日 09:01
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当たり前の事なんだけど、やっとコンセンサスが得られつつあるのだろうか?老化を“病気”にして金儲けを企んでいる人には、苦々しい事だと思うけど・・・。
病気を“定義”することは難しいけど、健康を定義する事も難しい。一般人の認識では『もっと良い状態があるに違いない』なんだろうけど、敢えてこの勘違いを訂正する人は少ないんじゃないかな?
あるある大辞典事件において、誰かの文章で『専門家(科学者)の怠慢』を指摘していた人がいたけど、まったくその通りだと思った。それを理解してもらう為に知らなければならない基礎知識が無い人に、それを説明するのは大変骨の折れる作業だ。面倒くさいから『まぁ、勘違いしてても死ぬ訳じゃないし、めんどくせ・・・』を怠慢だと。。。
その通りなんだけど、それを個別にやってたんじゃ、いくら時間があっても足りない。
というわけで、テレビ番組や一般紙には、ネガティブなエビデンスこそ、取り上げてほしいなぁと、いつも思う訳だ。
とくに、ホルモンとか閉経って身近なことだから、『えっ?なになに』って注意をひきやすいと思うしね!
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抗てんかん薬のジェネリック薬への切り換えは医師と患者の同意なくしてありえない、とAANが表明
- 2007年4月25日 09:10
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来年度の医療法改定の目玉が、医薬品の処方箋記載方法だ。現行ではブランド品記載に『ジェネリックへの変更可』と許可を出す方式だが、政府案では、デフォルトでジェネリック薬を記載し、ブランド品にこだわるならその旨を記載せよとするらしい。
・・・・、まぁ、廃案だろうけど。
そもそも、ブランド品とジェネリックを“同等”としている時点で厚労省は『アウトォ~』な訳だが、追い討ちをかけるような発表が、しかもアメリカであった。
私は、『切り替え』は反対だが、『最初からジェネリックでコントロール』なら、当たり前だけど、なんら問題ないと思っている。
ジェネリックに“切り替えさせよう”とするから問題になるんであって、『初診患者にはジェネリック医薬品で処方を』とすれば問題は無い。
なんで、こんな事、わかんないんだろうねぇ?役人は??
でも、私のこの考えも『戦術的には・・』って事で、疾患によっちゃ『戦略的には・・』では全く、話は違う!コレステロールなんて下げなくてもいいし・・・って訳だ。(それに、NNT が100以上の薬を比べて、『ブランド品だ、ジェネリック薬品だ』なんて、大笑いだよね)
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高脂血症の管理は細かい対応が必要
- 2007年4月24日 09:24
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『単純な高コレステロール血症と、肥満・メタボリックシンドロームで見られる複合型の高脂血症は異なる病態であり・・・・』ということは、コレステロールが諸悪の根源であるという考えを“改める”為の切っ掛けになると思うんだけどなぁ。
コレステロール値が高い事が“病因”ではなく、心血管系の障害を惹起する遺伝子系の体質の“表現型”だったと・・・・。
そうすれば、コレステロール値が高いと言うだけで、直ぐに治療薬をもって治療開始とならなくて済むのにねぇ!
ところで、戦略(ストラテジー)と戦術(タクティクス)の違いとは?
この場合なら、戦略は『コレステロールは悪だから、叩く(下げる)』であり、戦術は『スタチン系薬剤の投与や吸収阻害剤、コレステリルエステル転送蛋白阻害薬であるトルセトラピブを使って、コレステロール値を下げる』になる。
戦術には、間違ったところが何処にもない!!間違いなく、コレステロールを下げているからだ。しかし・・・・
戦略が間違っていたら、戦術は虚しいものなる。それが医療の場合には『虚しい』では済まされない。
勇気を持って“戦略(ストラテジー)”の変更を!!ってことかな?
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アセトアミノフェン:全製剤が小児で使用可能に
- 2007年4月23日 09:14
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添付文書から得る情報の筆頭は、何方でも“適応”が筆頭だと思うが、知ってるつもりになっている薬では調べない事が多い。そういう代表的なものが、解熱鎮痛薬だと思う。
そして、ついつい忘れがちなのは、“適応”というのは“剤形”が変ればこっちも変るって事だ。(一般の方には理解しづらいと思うけど『効くけど“適応”がない』なんてのは、よくある事)
アセトアミノフェン製剤に関しては、小児に使える製剤があるので他の製剤でも“当然、あるもんだ!”って思っていたんだけど、そうじゃなかった・・・・らしい。(気にしてなかった・・・とほほ)
ということで、『厚生労働省は、アセトアミノフェン製剤(一般用医薬品を除く)の製造・販売承認を有しているすべての製薬企業に対して、同薬の小児科領域における効能・効果や用法・用量等を追加する「承認事項一部変更」の申請をするよう要請した。このための治験は行われない。』とのことだ。
アスピリン製剤の時と似ているけど、こっちの必要度は低いから、あまりインパクトはないんだけどね・・・。でも、承認される“用法・用量”にはビビッた。こんなに大量に飲ませてイイのかよ?って。
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