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シャボン玉飛んだ

今まで、知らなかった事だけど、シャボン玉飛んだ♪って、悲しい歌だったんだね。

ネットでブラブラしてたら、こんなのが目に付いてしまって、心に焼き付いてしまった。野口雨情の心情をおもうと、自分までウルウルしてしまう。


  「シャボン玉とんだ、屋根までとんだ、屋根までとんで、こわれて消えた。
   シャボン玉消えた、飛ばずに消えた、生まれてすぐに、こわれて消えた。
   かぜ、かぜ、吹くな、シャボン玉飛ばそう。」

 たった3行の詞のなかには雨情の想いがつまっているのだそうだ。


その当時、経済的には、芸術家と呼ばれる人たちはみんな同じだったが、雨情も作詞活動では生計がたたなく苦労したそうだ。
雨情にとって晩婚で年齢を積み重ねてできた子供は、本当に可愛くて可愛くてしかたがなかった。その気持ち、とっても良く分かる。

そんな可愛いくて仕方ない子供が3歳になろうとした時、雨情は、今なら新曲キャンペーンの地方周りだろう、その旅先で「スグカエレ、コドモキトク」の電報をうけとったそうだ。雨情は一番早い汽車で東京に帰り、子供を抱いた。

子供はすでに手遅れで何をいっても応えてくれなかった。丁度3歳の誕生日に雨情の最愛の子供は病気で天に昇った。

雨情にとっては背に腹は代えられぬとはいえ、悔やみきれない出来事であった。その後に雨情は自分の子供をシャボン玉にたとえて作詞した。

詞はただ厭世な歌ではなく、最後に「飛ばそう」と雨情は力強く結んだ。

シャボン玉とんだ、屋根までとんだ、屋根までとんで、こわれて消えた。
シャボン玉消えた、飛ばずに消えた、生まれてすぐに、こわれて消えた。
か~ぜ、か~ぜ、吹くな、シャボン玉飛ばそう。

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2003年02月15日 20:01に投稿されたエントリーのページです。

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