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NISMO R35 Sports resetting

20090602_nismo-ecu-r35-001.jpg日本人の事なかれ主義や、特定の誰かが傷つかないようにとの配慮からなのか問題の焦点をぼかす国民性の特徴が、探せば、そこいら辺にゴロゴロしている今日このごろ、皆様、いかがお過ごしだろうか?

意味不明な取り決めや配慮?が、空気のように馴染んでしまって、疑問も感じなくなっている人達には、とっても刺激的な事件があるので紹介しよう。

それは、、、、

6月1日からの『NISMO R35 Sports resetting』の販売開始だ。正確にはレンタル開始なのだが。(同じ6月1日でも、改正薬事法はマスコミでもネットでもほとんどが的外れな論点で議論をしているので、ネタとしては面白いのだが・・・これじゃない)

で、これ、一体何なのさ?  ってことなんだけど、、、、

その前に、自動車の速度規制に関して。

日本の法律では、日本に存在する公道上で時速100km/h以上で走行する事は認められていない。警察車両などが非常時にその上限を超える例外はあるが。

にもかかわらず、日本にはもう一つの速度規制が存在する。

日本の自動車メーカーの自主規制なのだが、時速180km/h以上の速度が出ないようになっているのだ。そういう仕組み(速度リミッターと呼ばれる)を備えてないと、国土交通省が車両の製造を認めてくれないからだ。ただし、国土交通省はそれを明文化してあるわけじゃない。

だから、速度リミッターを取り付けてなくても、製造を許可しない理由にするわけにはいかないのだが、なんだかんだとケチをつけて許可を先延ばしにする。メーカーは開発にかけられる時間が限られるので、さっさと許可を貰うために、速度リミッターを取り付けるわけだ。

実質上、速度制限は存在する事になる。

海外の自動車メーカー製の車両にも、日本の公道を走行するに当たっては、速度リミッターの取り付けがなされているのであれば、それ自体に文句はないのだが、、、、、

メルセデスにも、BMWにも、アウディーにも、それこそ、インドのタタにも、そんな装置は付いていない。もっとも、ヨーロッパでは、180km/hなどと意味不明な速度ではなく、250km/hのリミッターは付いているのだが。

180km/hと250km/hもどっちも、同じようなものなんじゃないの?って思う人もいるかもしれないが、まわりに物理学に明るい人がいたら、この速度差で車両に入力される物理的な力の大きさの違いを説明してもらって御覧なさい。180km/hで壊れない車体が250km/hで壊れるのが理解できるから。あるいは、神経生理学的に視覚情報が筋肉を収縮させるまでの反応時間を元に、速度の違いを説明してもらうと良いかもしれない。


で、話を元に戻して、『NISMO R35 Sports resetting』が何なのか?  だが、、、、

意味の無い速度自主規制を無視するものなのだ。

これを販売したした日産にエールを送りたい。要は、『日本国内にばかり目を向けてんじゃねぇーよ』って、勇気をもって言えたことを賞賛したいのだ。(日産とNISMOは違うなどという“目くそ鼻くそ”のようなコメントは遠慮しておきます)

お役人は怖い。だけど、敢えて誰かが『意味ねぇよ』って言わなきゃっと、使命感に燃えたわけだね。


グローバルな視点でみると、今年から、アジアの自動車産業の中心は、東京ではなく上海になった。今後も日本がその地位を取り戻す事はないんだろう。それは、世界各国の自動車メーカーの態度でわかる。

東京モーターショウより、上海モーターショウを重要視するという態度で。

ポルシェは自社初の4ドアセダン、パナメーラの発表を上海モーターショウで行ったし、BMWは旗艦である7シリーズの最上級モデル“760i”と“760Li”やX5のMモデルを上海でお披露目した。そればかりか、世界中のメーカーがモーターショーから撤退傾向にある中、上海モーターショー出展を取りやめたメーカーはないという。それに比べ東京モーターショーはフォルクスワーゲンとメルセデス・ベンツ、BMWなどなど、不参加。。。。

“760i”と“760Li”が搭載する6リッター直噴V12ツインターボエンジンは、最高出力544hp、最大トルク76.5kg-mを発生。0-100km/h加速を4.6秒で駆け抜ける加速性能を持つ。

だが、性能ばかりではなく、お値段も、、、、、なんなく買える中国のお金持ちはも日本の比ではないのだろう。

まぁ、外国じゃマスクなんかしてないのに、日本じゃ、、、、、なんて愚痴の一つも言いたくもなるってもんだ。

日本人の馬鹿な気質は、それでもお金があった頃は、世界も相手にしてくれたけど、金の切れ目が縁の切れ目、、、、日本国内にしか目を向けてないと、相手にしてもらえなくなる・・・・のだ。

ちょっと前までは、中国製=模造品とバッシングの対象にしていた欧米のプレスも、今年の上海モーターショーでは、そんな事は言わなくなったんだってさ。

中国はもの凄いスピードで変化している・・・・。


日産 GT-R は世界戦略車だ。

一つの規格で世界中に販売する。もう、日本のドメスティックな規格はやめにしようって事だ。それでなくても日本規格と日本以外規格、二つを開発するのは無駄以外のなにものでのないし、非エコだし。


『NISMO R35 Sports resetting』をもともと日本国内で販売される GT-R に取り付けられている車両制御コンピューター(ECM:エンジン関係、TCM:トランスミッション関係の制御)と交換すると、馬力は1割増しぐらいで、速度リミッターは常時320km/hに設定されるそうだ。

当然、交換しても“改造”扱いではなく、日産=NISMOの公認車両である。

もともと、法律に180km/h以下が明記されている訳じゃないんだから、国土交通省が文句を言えるはずもない。

もっと、外に目を向けなさい、日本人!問題の本質を見なさい、日本人!見てみぬ振りが人間関係の潤滑剤なんて言っている間に、アジアの落伍者になり下がるんだから。

相手はアメリカだっ!  GT-R vs コルベットZR1。  (ってオイ!自動車じゃ落ち目のアメリカかよ!)

 
 
 
ところで、日本では、先陣を切るのは、馬鹿のやる事って風潮があるのかもしれない。誰かに道を切り開かせ、その後を悠々と進んでいくのが賢いと。

そうなると、トヨタが後に続くのは火を見るより明らか・・・・かも。いかにも、トヨタらしい・・・・・。

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2009年06月02日 12:52に投稿されたエントリーのページです。

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