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2009年12月02日

高慢、強気、非妥協的、先見性、確固たる意思、強い責任感

20091202_hato.jpg世相を見るには“流行り言葉”が役に立つ時もある。

『空気が読めない』『上から目線』などが好例だ。私は、この二つの言葉がヘドが出るくらい嫌いであるが、それは置いといて、、、、

言葉自体は昔からあるのだが、“適用を間違えている”と感じるのだ。状況を正確に認識し言葉に表現しなくてはならない場面で「空気が読めない」と言って暗黙の了解を求めたり、上下関係が必要な場面で「上から目線の物言いに腹が立つ」などなど。

現代は、物腰が低く、出しゃばらず、協調性があり、未来を読まず、優柔不断、無責任が“かしこい”生き方だとされる時代である。

これは、戦前の反動ゆえ、戦後、弱者と呼ばれる人達の対応に行き過ぎがあったからなのだが、今に至り、すでに取り返しの付かない次元まで来てしまったと感じているのは、私だけではあるまい。

人の個性を表す言葉、タイトルの言葉は、明治期以前には個人のキャラクターとしては不可分であったはず。先見性があり、確固たる意思、強い責任感を持ち、国の行く末を憂う人は、高慢、強気、非妥協的にならざるを得ない。小説などでは、時代に合わせ、庶民感覚に迎合するように“登場人物”の性格を脚色する事はあるにせよ、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に『高慢、強気、非妥協的、先見性、確固たる意思、強い責任感』はよく似合う。嫌な感じはしない。

明治初頭の登場人物にしてもその通りだろう。世相が強力なリーダーを尊敬し従うという価値観があったからだ。

ところが現代の日本人は、先見性、確固たる意思、強い責任感は持っていても、高慢、強気、非妥協的は「ダメ」だという。こんなのありえないのに。


今の日本は、以前の日本と似て非なる国なのは、民主党などという究極の日和見集団が政権を取ってしまった事が、証明している。「国民目線」で国の舵取りが出来るのなら、政治家は要らない。


これが、歴史的な政権交代なのだろう。


そんな中、2009年12月1日 共同通信社によると、『長妻昭厚生労働相は1日の閣僚懇談会で、たばこ税について「健康の観点から経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均並みに上げるべきだ」と述べた。』とあった。

「国民目線」に潰されず、1箱600円程度にすることが出来れば、私は、まだまだ、日本も民主党も捨てたもんじゃない・・・って思えるのだが。。。以前のエントリー『囚人のジレンマ』で、厭世的に「日本じゃ出来っこない」と言った事を取り消しても良い。。。。


さて、明治初頭の登場人物が活躍する、見ていてスカっとするドラマがNHKで始まった。足掛け3年の大作、『坂の上の雲』である。

「大志を抱く」ことを「かっこ悪い」って感じる腑抜けな奴らをぶっ飛ばしたくなる鬱憤を晴らす為にも、楽しみにしていた作品だ。

今年の初め、この為に文庫版全8巻を買い込んで、3ヶ月も掛けて、じっくり読んだはずなのだが、すでにところどころ、記憶が薄れてきている。。。。が、さすがにもう一度、読む気にはならない。塩野七海の「ローマ人の物語」は、何度も読み返せるのに・・・・・。

「なんでたろ?」って不思議だった。。。。でも、これ、文庫版「ローマ人の物語」第3巻の巻頭“読者へ”に、腑に落ちることが書いてあった。

 歴史への対し方には、個々の事象の研究に専念する傾向の強い学者をのぞけば、大別して次の二派に分類できるかと思う。
 第一は、マキャベリにその典型を見るタイプだ。アッピールしたいと思うことの例証として、歴史を使うやり方である。
 ・・・・・
歴史への対し方の第二派だが、・・・・ドイツのモムゼン、、、、イギリスのギボン、、、・・・・一言で言うとすれば、叙述ではないかと思う。彼らにあっては、歴史の叙述は目的であって、手段ではない。
 私は、第一と第二の優劣を論じているのではない。ただ、違うといっているだけである。・・・・・・・私も、この第二派に属す。

大分、端折ったが、大意は掴めたと思う。

私は、そこから何かを得たい為に本を読むことが多い。感動、驚き、ハラハラ、、、、知識・・と。そして、今まで生きてきて、活字になった文章で読んだ事が多いものは、学術書や論文の類だ。考察という主観はあるにせよ、科学者は「ディタッチメント」(detachment)を信条としているから、小説のような主観を押し付けられる事はない。

無意識に、そんな判断・判別をしているのかもしれない。

いわゆる、人の手垢が付いていないモノ、一次資料を糧として自分で判断したい・・・のだ。他人の価値観で染まったものを暢気に読むつもりはない。エッセイの類をあまり読まないのも、この理由からかも。嫌いじゃないんだけど、時間を使うからには、こんなものを読む為に使うのは勿体無い・・・と。打算的でもある。

だから、小説は一回以上は読む気がしないのだ。

塩野七海の「ローマ人の物語」は、著者自身が書いているように、『叙述』なのだ。だから、へんな“曲”がない。何度でも読める。。。。ただ、好きじゃないと読めないかもしれない。盛り上がりには欠けるし・・・・。
 
 
 
歴史が好きになるには、小説が手っ取り早い。断然、面白いから。だけど、知識にするには、ちとマズイ。知恵にするには、もっとマズイ。

でも、宝くじが、買わなきゃ当たらないのと同様、好きにならなきゃ、知識も増えない。少し前に、高校の授業カリキュラムから“歴史”を削るとかなんとかで、すったもんだした事があった。

たしかに、年表丸覚えと、時間の流れの“叙述”じゃつまんないかもしれない。

まず、高校生に歴史を好きになってもらうには、小説から・・・・ってのは、良い手段だと思う。その後で、バイアスを取り除いていけば良いんだから・・・(これはこれで難しいのだけれど・・・理由は後述、、するまでもないがっ・・)

反対に絶対やっちゃいけないのが、時間を遡る事だ。因果の結果から原因を探るという見方をしてはいけないのは、医療統計学をみればわかること。結果がわかっていて「原因はコレだっ」ってやるのは、自然治癒する疾患の経過観察中にミミズの乾燥粉末を飲ませて、「これで治ったのだ」ってやるようなものだからだ。よく言えば、レトロスペクティブだけど、悪く言えば“下衆の後知恵”になるからだ。

歴史の流れを捉えれば、将来を予測する何かのヒントになるって、よく『歴史が語る』と言う言葉を使う人がいるが、こういう人ほど『歴史家が語る』に染まってしまうのだ。歴史は、それ自体が後ろ向き(結果がわかっている)なので、すべての説が主観と言ってもよい。『歴史が語る』のではなく『歴史家が語る』になってしまうのだ。

人間、思い込むと交絡因子まで、因果関係ありと見えてしまう。“思い込む”という生理現象が悪いのではなく、“思い込み”を適用する場所を間違えているのだ。『思いねよらぬ力が発揮できた』などと、自己暗示などで使うのは正解だ。

だが、小説から入って歴史を好きになる事が、小説が面白いと小説家のファンになり、その主観まで正しいと思いこんでしまうのが“ネガティブ”な面なのだ。

吉田拓郎ファンは、吉田拓郎の歌詞にイチャモンをつけるという。好きだからこそイチャモンをつけるのだそうだ。小説家を好きになっても盲信しなければ、バイアスを取り除く事は簡単かもしれないが、、、、歌謡曲と小説では、どうしても小説のほうが“知的”な分、ファンは、染まるんだろうなぁ。。。。


まっ、テレビでは、NHK ですら、人気俳優を配して視聴率を稼ごうとしている。「坂の上の雲」に限らず、来年の大河ドラマは、あの 福山(ガリレオ)雅治 だ。こういうので、興味を引くって手もあるよなぁ。実際、歴女は、歴史ゲームの中のイケメン勇者に憧れちゃってるって話しだし。。。。。。まぁ、小説じゃなくってもいいのかもしんない。。。

なんて言うと、司馬遼太郎ファンには怒られそうだなっ!福山君やゲームの真田幸村と一緒にすんなってね。

2009年12月12日

エリック・マーチン プライド

20091212_Eric_Martin.jpgエリック・マーチンといえば、私の中では Eric Martin Band のこの一曲『Sucker For A Pretty Fac』だ。たった1枚のアルバムをリリースしただけで、バンドは解散し、エリック・マーチンはソロ活動から Mr.BIG へと続くのだが、、、、

Eric Martin Band をリアルタイムで FMラヂオ で聞いて、一発でハマってしまったのは、エリック・マーチンの歌唱力故だ。それこそ、録音したテープが擦り切れるくらい聞いた。ルックスもかなりイケテルのだが、その当時は、知らなかった。アルバムを買ったわけじゃないし、音楽雑誌を買っていたわけでもないから。

Eric Martin Band が、私の記憶の中に生き続けているのは、ある理由からなのだが、ちょっと恥ずかしいけど、書いておこう。

Eric Martin Band もすっかり忘れていた30歳前後の頃、大学の同級生と、いわゆる“合コンパーティ”なるものに行きまくっていた。そこで“声をかけた(引っ掛けたとも言う)”女の子のなかに、ロックが好きな娘がいて、話している最中、ふと、Eric Martin Band の事を思い出し、話してみたら・・・・・・食いつきが違ったのだ。その娘も大ファンだという。

違う機会にも、同様の事があり、、、、『・・・・そうなのかぁ!』と。


先日放送された“ベストヒットUSA”のオープニング、聞き覚えのあるメロディーと歌声が・・・・・

ななな、なんと、エリック・マーチンがプライドを歌っているではないか・・・!

このPVは規格モノで、エリック・マーティンによる邦楽女性バラードの英語カバー集の中の一曲だと言う。。。これは、、、

(・∀・)イイ

というわけで、アマゾンで調べました。

あったあった、ありましたよ!!試聴もできます。やっぱエリック・マーチンは巧い!!ロックだけじゃなく、バラードの良いですねぇ!!

で、↓がプライド。もちろん、今井美紀の曲です。(これ、布袋寅泰が書いてんだよね?!ちょっとビックリ)

で、こっち↓は、私が若かりし頃、大好きだった Sucker For A Pretty Fac

さっそく、アマゾンでクリックしました。一連の規格モノ。。。。。

オマケ、、、
Wild World To Be With You MR.BIG - Burn(Live) Colorado Bulldog

2009年12月16日

アレクサンダー大王、アーサー王、将軍ハンニバル

20091216_Alexander.jpgアレクサンダー大王、アーサー王、将軍ハンニバルの共通点は?

伝説の英雄?
はい、それはその通りです。

ローマと戦った?
いえいえ、アレクサンダー大王はローマとは戦ってませんね。

私(マリンパ)が個人的に好き?
う~ん、アーサー王は、あまり興味ありません。イングランドの歴史は1066年にフランスのノルマンディー公ウィリアムの征服から始まると思ってますので。ここから、シェイクスピアが生きた時代(1564-1616:人殺し色々と覚えるらしい)頃までが、圧倒的に面白いですから。その他は興味なしです。

さて、それはさて置き、アレクサンダー大王と将軍ハンニバルは、その性格に於いては、まるっきり正反対で、現代でも人気を二分しそうなのだが、何故か、私は両人とも好きである。

アレクサンダーは、正々堂々、真っ向勝負を挑むタイプであり、ハンニバル将軍は、戦術、知略、策略、策謀を弄するタイプだ。

アレクサンダーは理想主義者で、ハンニバルは現実主義者。アレキサンダーは勝ち方にもこだわり、ハンニバルは奇襲・待ち伏せ何でもあり勝つ事が至上主義だ。

【ローマ人の物語】の著者、塩野七海氏は『アレクサンダーはギリシャ神話のアキレウスを愛していた。ハンニバルが誰を好んでいたかは知られていないが、多分、オデュッセウスだろう』と書いている。

なるほどねぇ、その通りかも知れないって思った。

ホメロスの『イリアス』でも、初っ端からアキレウスは怒っている。何に怒っているのかと言うと、ギリシャ側総大将アガメムノンの“汚い”やり方にだ。それ故、戦闘に加わらず、サボタージュを決め込んでいるワケなのだが。。。。

純粋で、不誠実なことが嫌いで、策を弄する事より、正々堂々を善しとし、生き方すら潔しを旨とするタイプなのだ。オデュッセウスはというと、アガメムノンに請われてアキレウスをトロイ戦役に参加させるため説得に向ったり、アガメムノンとアキレウスのいがみ合いの“調停役”をかったり、最後には“トロイの木馬”という奸計を巡らしたりと、知略家なのだ。

アキレウスはロマンチストで、アガメムノンはリアリストなのは、トロイ戦役ではアキレウスは死に、オデュッセウスは生きて故郷(イタキ)に帰れる(苦労するけど:オデュッセイア)所にも現れていると思う。

アキレウスは母(ティティス:ゼウスが愛したニンフだが、父より強い子を産む子宮の持ち主だとプロメテウスに忠告され、泣く泣く諦め、英雄ペレウスに嫁がせた。。。結婚式に女神エリスを招待せず、、ゼウスが人減らしの為に、、、、パリスの審判、、、ヘレネ略奪、、、トロイ戦争。一方、ティティスはアキレウスが戦死する事を予知していたので不死身にする為、冥界の川ステュクスに漬けるのだが、その時足首を握っていて、その部分が不死身にならず、、、アキレス腱。。。。)に、トロイ戦役に参加すると死ぬと言われていたにもかかわらず、参加してしまう。自分の運命に従って、思う存分生きる、伝説の英雄となって生きる道を選び、、、

かたや、トロイ戦役の10年とさまよい続けた帰路10年のあわせて20年、家を不在にしたオデュッセウスは、頑なに家を守り続けた貞淑な妻ペネロペイア(ヨーロッパでは貞淑な妻の代名詞:ペネロペ)がいたからこそ、故郷に帰ろうとする意思が挫けなかったのだろう。リアリストは家庭想いのやさしさの裏返しでもあるのだ。だが、家族想いは、自分が不在の間、我が家で狼藉を働いていた輩の皆殺しにも繋がるのだが。。。


小さな目でみれば、ロマンチストに拠る政治は混乱を招くだけだが、大きな目で見れば、理想に近づけるのかもしれない。

ただ、ロマンチストでもリアリストによる政治でも、万人がハッピーエンドにはならないということは、ギリシャ神話の時代に生きた人々も、知っていたみたいだ。現代人は知らないみたいだけど。

さすが、2000年以上の時を経て、尚、評価される文学(っていうのだろうか?)だけある。


さて、アレクサンダー大王、アーサー王、将軍ハンニバルの共通点は?

その前に、トランプの各スートのK(キング)のモデルだが、、、
スペード:ダビデ王(古代イスラエル国王)
ハート:カール大帝(フランク国王)
ダイヤ:カエサル(シーザー、古代ローマの皇帝)
クラブ:アレキサンダー大王(マケドニア国王)
と言うことらしい。

20091216_Alexander2.jpgただ、クラブのKは、諸説があり、マケドニア王アレクサンダー大王(Alexandre)が、アーサー王、カルタゴ将軍ハンニバルだったこともあるのだとか。(写真は、コリン・ファレルとアンジェリーナ・ジョリー主演の映画アレキサンダー。この時代は鐙がなかったのだが、そのように撮影している。エライ!)

答えは、トランプ、クラブのKのモデルになった英雄(王、将軍)でした。


こうしてみると、王の中の王は、やっぱり“ダビデ”なんだねぇ!庶民の遊びのモデルだから、やっぱり、とてつもなく“有名”ってことが条件になる。

ヨーロッパの庶民の間では、ダビデ王、カール大帝、カエサルが群を抜いているってことなのだろう。アレキサンダー大王も有名だけど、アーサー王やハンニバル将軍と一緒くたにされちゃう評価なんだねぇ。。。。カエサル萌ぇの私には、カエサルが入っているのは嬉しいけど、同じくらいアレキサンダー大王萌ぇの私には、ちょっと、不満。

でも、イタリアじゃ、言う事をきかない子供をビビらせるのに「ハンニバルがくるぞ」というらしいから、この辺からわかる事は、狭い地域で、強烈なのがハンニバルって見方も出来そう。比べて、カエサルは、広く浅く?って感じ?でも、広くってのも大事なんだよねぇ!!


日本で、トランプのK4人を選ぶとしたら??

スペード:神武天皇
ハート:聖徳太子
ダイヤ:源頼朝
クラブ:織田信長
かなぁ?

クラブのKは、他に豊臣秀吉、徳川家康、西郷隆盛、、、、あたり?

ちなみに、、トランプのJ4人は、、、
スペード:オジェ・ル・ダノワ(カール大帝の騎士)
ハート:ラ・イル(ジャンヌ・ダルクの戦友)
ダイヤ:ヘクトル(トロイの王子)
クラブ:ランスロット(アーサー王に仕えた円卓の騎士の一人)

となっている。

私の知っているのは、トロイの王子ヘクトルだけだ。このあたりになると“知る人ぞ知る”ってマニアックに人物が登場するみたいだ。

さしずめ日本では、直江兼続や“織田信長の懐刀”なんて呼ばれる人が選ばれそう。“歴女”クラスの知識が必要っぽいね。私には無理。

幕末から明治時代に限ってみれば、、、、、いろいろと意見がありそうだなぁ!

今、萌えている、秋山好古、真之兄弟は、ダイヤとクラブあたりの“ジャック”にしたいなぁ。

2009年12月18日

犬と猫が交わって仔が出来る? -- 伝統とY染色体 -- 坂の上の雲 第3回「国家鳴動」

20091218_sakanoue.jpgちょっと前、世間では、伝統とY染色体で盛り上がった事があったが、最近では、まったく話題にもされなくなった。天皇男系問題は先送りされ“放置プレー”されている。

ところで、犬と猫が交わって、雑種が出来ると思うだろうか?

サルとヒトはどうだろうか??

どうして、チンパンジーとニンゲンは交わって子供を残せないのだろう?

もし、これにY染色体が役に立っていたら、あなたはY染色体を見直す???

雑種不稔性の理解(Understanding Hybrid Sterility)

Science December 11 2009, Vol.326

生殖に関する障壁の開始、すなわち雑種不稔性は、分離された集団間の遺伝的不適合性を増強し、種分化へと導く1つの手段である。

雑種不稔性の基盤をなす一握りの遺伝子が発見されてきたが、その分子機構は一般にまだはっきりしていない。

BayesとMalikは、サテライト-DNA結合タンパク質をコードする雑種不稔性遺伝子Odysseus部位ホメオボックス(OdsH)が、Drosophila mauritianaとDrosophila simulansという2つの種の間で、異なったDNA結合パターンを示すことを明らかにしている(p. 1538、10月22日号電子版)。

D. mauritiana由来のOdsHはD. simulansのY染色体に局在化するが、一方D. simulans由来のOdsHではそういうことはない。

OdsHタンパク質のこの不正確な発現、局在化、それと持続性が混血のオスの精子形成に影響を与えており、これによってこれら種間の雑種不稔性の根底にある仕組みが説明される。

つまり、サテライト-DNAとその結合タンパク質の間の遺伝的不適合性が、動物における雑種不稔性の一般的基盤を代表している可能性がある。

Altered Heterochromatin Binding by a Hybrid Sterility Protein in Drosophila Sibling Species
p. 1538-1541.


答えは、上記のように、Y染色体が必須の現象ではないけど、オスの精子形成に影響を与える事で、サルとヒトのハイブリッドが出来ないようにしている、、、、なんて、オスの精子、、、エライじゃん!!

なんて事いうと、男女の平等を訴えている人達から、ぶっ飛ばされそうだなぁ!!

(^_^)/~ 男女の平等を叫んでいるみなさん、男女の区別はどのように考えていらっしゃるのでしょう?“ニユセックス”とか言っちゃってるけど。単為生殖から有性生殖に進化したワケは、両性の区別なんですけど・・・!同じにしちゃったら、サルとヒトがSEXして、子供が出来ちゃうよ!


坂の上の雲 第3回「国家鳴動」を、昨日、見た。

ナレーターが「日清戦争は、事実上、この二人によって始められた」・・・・・・って言ってた。思わず、吹き出した。

ドラマだからって、ちっょと、安易すぎやしないかい??だけど、、、、あれが、司馬遼太郎の考えなのか、NHKの考えなのか、単に脚本家がやっちゃっただけなのか、、、、まぁ、フィクションに突っ込みを入れるほど、野暮じゃないけど、フト、面白い事を思いついてしまった。(子規と漱石の交流も、原作にはないほど濃密に描かれているのだが・・・・?どういう意図があるんだろ?NHK?)


歴史の方程式(マーク・ブキャナン著)』って本をご存知だろうか?

なにげに、興味をそそるタイトルだが、今まで『どうせ、・・・・』なんて思っていたので読んでない。。。それが、、、、、

本日 Nature 462, 7275 (Dec 2009) の論文を見て、、、、『えっ、あれって、Nature に載る様な内容の本だったんだぁ』って、あらためてぶっタマゲたのだった。(私は、Nature とか Science とかの権威に弱いのだ)

戦争の生態学:暴動やテロにみられる統計学的パターン

Nature 462, 7275 (Dec 2009)

一見ランダムあるいはカオス的にみえる人間活動の多くは、普遍的な統計学的パターンを示す。

人間の間の紛争もその1つであり、戦争全体で総計した死傷者数のサイズ分布はほぼ、べき乗分布に従う。

しかし、個々の戦争で起こるさまざまな事態についても共通のパターンがみられるのだろうか。

N Johnsonたちは、そうであることを明らかにした。アフガニスタン、イラク、コロンビアで起こったさまざまな紛争に関する詳細なデータセットを使って、反乱戦には互いに共通するパターンがあること、さらにそれは世界的テロ行為にも共通することを示し、破壊・暴力活動の規模や、それらが生じるタイミングを人間集団間の生態学的相互作用の観点から説明している。

彼らのモデルは暴動に関する最近の仮説と整合しており、反乱での武力衝突やテロ行為と生態学の間の量的な関係を確立するものだ。

また、このモデルと金融市場モデルとの類似性は、人間の暴力的行動と非暴力的行動との間の関連を示している。

Letters to Nature p.911


この本は、「べき乗分布」に関する研究の歴史を振り返りながら、「非平衡物理学」の考え方を紹介してくれる本らしい。著者はヴァージニア大学で理論物理学の博士号を取得後数年間のカオス研究の後 Nature の編集に携わっている。

その「非平衡物理学」だが、著者の言葉でいうと「歴史物理学」(historical physics)となるのだそうだ。

サブタイトルは、『科学は大事件を予知できるか』なのだが、著者は『そんなこと、出来るわけない』と言っている。このサブタイトルは、出版社の“撒き餌(ミスリード)”なのかもね。

「べき乗分布」ってのがわからなかったら、ウィキペディアで『冪乗則】(べきじょうそく、power law)と調べてくだされ。

で、フト、思いついた面白い事ってのは、司馬遼太郎が生きた時代に、この著書っていうか、「非平衡物理学」(歴史物理学)の考えがあったら、小説《坂の上の雲》はどうなってしまったのか?ちゃんと書けただろうか?もし、書いたとしても、、、、


---おもしろくねぇだろうなぁ---(氏の知性が邪魔して、大胆に書けなくなったんじゃないかな)


でも、現代だって、非平衡物理学なんて、ほとんどの人は言葉すら知らない。

---なんだよ?それぇ---

って感じだろう。だから、《坂の上の雲》は現代に於いて映像化しても、突っ込みどころ満載ってことにはならないのだろう。先日見た《私をスキーに連れてって》はひどいもんだ。(どっちも、戦国時代に遡るくらい時間が隔たれば、突っ込むなんて言葉と無縁になるんだろうけどねぇ、、、、)


ただ、このドラマ(小説)、見ようによっては“男性賛歌”になりそうだ。突っ込みを入れたい人、いそうだよね?「脚本化する段階で、原作とは違う女性の描き方がありそうだ」とかなんとか。

司馬遼太郎氏は“戦争賛歌”を懸念して映像化を拒んだらしいが、さすがに、“男女平等”までは気が回らなかったらしい。。。(回してたらヤダけど)

2009年12月22日

テロリズムを予測しながら雪道を走る?(“スノーソック編”)

20091221_snowsock.jpgブリンクマン指数って、ご存知だろうか?知っているとしたら、一度は“禁煙”を志した事がある人かな?

一日の喫煙本数と喫煙年数をかけた数値をブリンクマン指数って呼んでいる。横文字だと、なにやら、仰々しい。

ところで、3000だったら、一日60本、50年のつわものだ。いるのかなぁ?

3000を越えて生きている人は・・・いない とか、わかってたら、すごいよね、ブリンクマン指数。

で、ブリンクマン指数が面白いのは、パッケージに表示してあるニコチンやタールの量には言及していない事だ。ニコチンやタールの量は健康とは関係ないのかな?


話は変わるが、テロリストとは、彼らの国の主流をなす考えとは異なる意見を持った過激主義者である。

A国においてB国のリーダシップを容認しない国民の割合と、B国に対してA国の人々やグループが実行したテロリストの攻撃の数とに正の相関関係があることを、KruegerとMalekova が Science 誌 September 18 2009, Vol.325 にて明らかにしている。

A国とかB国じゃわかりづらいから、A国を北朝鮮、B国を日本としてみる。

北朝鮮で、日本の鳩山-友愛-由紀夫を容認しない国民の割合と、日本に対して北朝鮮の人々やグループが実行したテロリストの攻撃の数に、正の相関関係がある。。。って、翻訳すると、なんか、冴えないですねぇ。。。。

ところで、北朝鮮の世論って、どうやったら調べられるんだろう??KruegerとMalekova は、ギャラップ世界調査と国家テロ対策・センターからのデータを得て、この論文を仕上げたそうだ。そして、《そのデータは因果関係を証明していないけれども、世論が将来ありうるテロリストの脅威に対する早期警告シグナルを示すものであることを示唆している。》と。

北朝鮮の世論って??調査結果なんてあるのかなぁ???

沖縄米軍基地問題は、極東有事への対応って事なんだよね。北朝鮮は、アメリカは嫌いだって事はハッキリしてそう。だけど、もしかしたら、日本の事は、別に好きでも嫌いでもない。


だとしたら、、、、、


鳩山-友愛-由紀夫総理は、今、なんだかんだと“叩かれ”ているけど、のらりくらりと、やっているのが幸いして、北朝鮮の世論が、日本は自分たちに害が無いって事になり、テロ攻撃の対象にはならない、、、って事も無きにしもあらず?

でも、もし、巧くいっても、それは単なる結果オーライだから、誉められたもんじゃないけど、鳩山-友愛-由紀夫氏は、そんな事を考えているのかも・・・・・・?


どっちにしても、《リーダシップを容認しない国民の割合と攻撃の数》の“良くわからない度”は、ブリンクマン指数なみかもしれない・・・・。それに、ヤツラ、一回、日本人を拉致ってるからなぁ・・・・・。こういう、現実は、どのように指数を補正するんだろう??

いや、それ以前に、テロリストの定義が、《彼らの国の主流をなす考えとは異なる意見を持った過激主義者》だとしたら、北朝鮮の場合は、テロリストは存在しない事になっちゃう・・・。


あっ、だから“テロ国家”なのか?  あっ、北朝鮮に国民なんて、、、いないやぁ!(ポリポリ)


と、軽いノリで、発進しましたが、、、、、


本日の朝刊では、たばこ税金上乗せの記事が、、、、一箱、100円の値上げになるとか。で、反対する人達もいて、タバコ農家はこれに猛反発だと。

ところで、明治維新では、廃刀を断行したわけだが、刀加治の人達はどうしたのだろう?

沖縄基地移設問題では、米軍基地があるおかげで、潤っている人達もいるのだが、その人達の声は、聞こえてこない。タバコ農家ほど数が多くないからなぁ・・・。


人一人の命は地球より重いとか言ってたような・・・・。まぁ、いいや。ダブル・スタンダードは、政治家やマスコミの専売特許。あっ、トリプル以上はあるかっ。。。


でも、なんだかんだ言っても、今、気になっているのは、鳩山-友愛-由紀夫総理よりは、“スノーソック”。

この冬 R50 BMW MINI クーパー 用に、購入しました。お正月に、雪道を走る可能性があるので、実現したら(降らないかもしれない)、レポートをお届けする予定。


p.s.とある筋から聞いたんだけど、薬学部OSCE試験、比例計算が出来ない学生も合格させてるらしい。。。。う~ん、日本的で素敵!

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