毎朝、食事しながら朝刊を読む。読売新聞だ。
朝日新聞も毎日新聞も読んでみたが、どうも肌に合わずに消去法で残ったのが読売新聞だ。まっ、そんなことはどうでも良いのだが、あわただしくて全部読めない事が多い。
というわけで昨日の朝刊は、仕事が終わって家に帰って読んだ。
そこには、目を見張る記事があった。
読んだ方も多いと思うが、
要するに、未熟なプロ(心臓外科医)を同門がスパッと切っている記事だ。
『あの病院で、あの手術できる医者なんていたっけ?』
侍なら、『あんた、へたくそですからぁ~~!人が死ぬ。残念!』ってところか。
素晴らしいと思った。
未熟な医師を切り捨てる専門医の姿に感動した。彼らには、まず患者ありきなのが良く解る。
私の知ってる薬剤師の世界は、ミスを犯した薬剤師、知識不足(努力不足)故の低質な仕事しか出来ない薬剤師を庇う。対照的だ。
『薬剤師は真面目だから、ミスに責任を感じて自殺までする』と、とあるお方から聞いた時には、我が耳を疑った。責任を感じて年間3万人も自殺する人がいるのに、薬剤師は薬剤師だけを見て特別扱いだ。
同日の紙面で、外科指向の医師が減少している事を憂いている記事があった。
大変な努力を必要とする割に、報われない・・・外科、産婦人科、小児科、ハイリスク・ローリターンの世界でしかも、3Kと来ている・・・らしい。
『けっ、医師免許を持ってるってだけで、給料同じかよ!やってらんねぇよ』『がんばってるのって馬鹿みたいじゃん』ってところか。
薬剤師の世界よりはましだと思うが、医師の世界にもこんな事があったとは。。。。
薬剤師の世界は、『仏作って魂入れず』であり、切磋琢磨という言葉は死語だ。
免許さえ持っていれば、質は問われない。
資質向上、生涯学習とお題目を唱えているのは知っているが、シールを集めて認定された薬剤師の資質は、、、寒い。
『出席するだけでも、評価してやってくれ』といわれた事がある。
低資質な指導者が行う学生実習って・・・魂の入っていない仏だ。
閑話休題。
新聞紙上でここまで、本音が言えるようになったなんて、なんだか凄い事だと思う。
古今東西、世の中は欺瞞に満ちている。『本音で語ったって意味無いさ』では、やっぱりいけない。
寄稿している人が、外科系の医師の減少、質の低下に歯止めをかけようと、頑張った人が報われるようにと、問題提起しているが、もう一つ踏み込んで思い切った提案をして欲しかった。
私なら、こうだ!
免許の上に、屋上屋を架す。それに従って、施術出来る範囲の限定を解除していく。ようするに、常に目差す目標が目の前にある環境を作ることだ。当然技術料はアップする。宮仕えなら当然、給料倍額アップだ。
こんな時、必ず現れるのが『医療は金じゃない。心だ』と叫ぶ偽善者だ。
┐(´∀`)┌ヤレヤレ こういう輩が、問題の本質を暈す。
外科系の医師の減少、資質低下は日本の医療にとって大変な問題だけど、薬剤師の資質低下は大して問題にならない・・・・ところに問題がある・・・としたら、薬剤師って・・・・。
って言っては、実も蓋も無いから、敢えてそれは言わない事にするが、努力した人(薬剤師)が報われる環境を作る事が、薬剤師の資質向上の唯一の道だ!!と断言しておく。
一般紙上において、ここまで、本音で問題を見据える時代になったにもかかわらず、薬剤師は、まだ、自分達自身の本当の問題を見て見ぬふりし、外見を取り繕う事に腐心し、欺瞞に満ちた世界を作り続けるつもりなのか?
薬剤師の将来にとって、薬剤師会に先見の明はあるのだろうか?
私には、薬剤師会がプロメテウスというよりは、エピメテウスに思えてしまうのだが・・・・。