nature medicine 10月号 に、『ちょっと、待ってよぉ!そんなことになったんじゃ、生活指導の説得力なくなっちゃうジャン』ってことになりそうな?論文が掲載されている。
ここに示されたように、脂肪酸の伸長酵素を阻害するだけでインスリン抵抗性、糖尿病、心血管病リスクを改善するってことになれば、『ダイエットしなさいよ』って言えなくなっちゃうジャン!
肥満により引き起こされるインスリン抵抗性における長鎖脂肪酸伸長酵素Elovl6の重大な役割nature medicine 10月号
Vol.13 No.10 / P.1193 - 1202インスリン抵抗性はしばしば肥満に合併し、2型糖尿病の発症要因となりうる。
これまで知られているインスリン抵抗性を改善する治療法のほとんどでは、肥満や脂肪肝の改善が先行する。
今回、この法則が必ずしも必須ではないことを示す。すなわち、インスリン抵抗性と高血糖は、肥満と脂肪肝が持続的に存在していても、肝臓の脂肪酸組成を変化させることにより改善される。
我々は、パルミチン酸からステアリン酸への変換を触媒する伸長酵素をコードする遺伝子Elovl6を欠損するマウスを作製した。
この欠損マウスを高脂肪食で飼育したり、レプチンを欠損する肥満モデルob/obマウスと交配させると、肥満になり脂肪肝を呈した。
ところが、Elovl6欠損マウスは高インスリン血症、高血糖、および高レプチン血症を発症しなかった。
このインスリン抵抗性の改善は、肝臓でのインスリンシグナル分子IRS2(insulin receptor substrate2)の回復と肝臓プロテインキナーゼCε活性の抑制を伴っており、結果としてAktリン酸化の回復が見られた。
得られた結果を総合すると、肝臓の脂肪酸組成は、細胞のエネルギーバランスやストレスとは関係なく作用する、新たなインスリン感受性決定因子であると考えられる。
この伸長酵素の阻害は、肥満が持続した状態においても、インスリン抵抗性、糖尿病、心血管病リスクを改善する新たな治療法となる可能性がある。
とは言ったもの、個人的にも、なんだか嬉しい治療薬が開発される兆しなのだぁ!ダイエットって言うのは簡単なんだけど、いざ、やるとなると大変だもんねぇ。わかっちゃいるけど出来ないんだよなぁ!(私も脂肪肝の疑いで少しヤバイ。禁煙してから体重落ちないんだよね。トホホ)
ところで、酵素阻害を治療薬にするったって欠損状態と同等の状態を再現するなら、酵素の基質が脂肪酸だけって言えないうちは、期待通りになるかどうかわかんないよなぁ。だからこのまますんなりと医薬品になることはないだろうけど、興味は、肝細胞内に長鎖脂肪酸が少ない状態だと、IRS2 の発現が増強されるところだ。
Elovl6 の発現は、SREBP-1c に依存しないんだろうか?SREBP-1c は IRS2 の発現を抑制するんだよなぁ。。。ってことは、依存しないのか・・・。
SREBP-1c 蛋白は LXR からのシグナルとインスリンに影響される・・・・。高インスリン状態なら SREBP-1c 発現が促進され、結果 IRS2 は減少する。LXR のリガンドは脂肪の仲間とグルコースだったよなぁ・・・・。脂肪が減れば、LXR からのシグナルが減って、結果、SREBP-1c 発現が減る、、、 IRS2 発現が増える・・・。脂肪酸と結合する受容体は、他には PPAR ・・・・・。
あっ、Elovl6 が IRS2 プロモーターに結合する転写促進因子を阻害する“何か”を作り出すんだろうか?
とにかく、もう少し別なキャラクターに登場してもらわないと、腑に落ちる説明が出来ないのかも!
さてさて、最近の定型スタイルは医学的な内容に引っ掛けて、政治の舞台を眺めるパターンなんだけど、小沢さんが辞意撤回で“もう少し別なキャラクター”が登場したりはしないのだろうか?
民主党に政権担当能力が無いと判断したのに、民主党での政権奪取に尽力するとは、これ如何に?
自民党内の小沢シンパ(って、こんなのいるのか?)が自民党を離党して、民主党に合流ってシナリオはないのかなぁ?だってこのままじゃ国会空転は必至だから、予算一つ通すにしたって、ハマコーの時代のように現金持参で根回しでも出来りゃいいけど、どっちかに収束しなきゃならんでしょう。
この危機的状態を脱出するには、自民党は郵政で首切った議員を呼び戻す?亀井とか?
いやいや、この際、私の知らない誰かがいいよなぁ。そんなのいるのかなぁ?
とりあえず、目が離せない!