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市民権

20080716_citizens.jpg「日本の1人当たり医療費は先進国中最低であり、一方で国民負担率は既に世界一だ。格差社会が問題となっている今、これ以上の国民負担増は如何なものか。負担増の前に、既存の予算の見直しが先決だ」

よく、こんな言葉を耳にする。しかし、、、

1人当たり医療費は先進国中最低なのは、当然のことだ。だって、鼻水たらしただけで病院に行くし、水虫だって病院に行かなきゃならないし、最近はデブとハゲも病気だ。

一旦治療を始めたら、心臓が動く限り(無理やり動かしながら)治療を止めることはない。治る見込みには関係なく。

国民全員が"保険料"を納めるわけだが、使う人(病院に行く人)が少なければ、個人負担は少なく、一人あたりの医療費は多く出来る事は、小学生だってわかることだ。


何故、そこ(必要がないのに病院に行く、治療を続ける意味がないのに治療を続ける)に"メス"を入れないんだろう?医師不足や医療費問題の根本的な原因だろ?


道路の建設には目くじらを立てる人も、必要のないのに病院に行く人には目くじらを立てない。


国を挙げて、禁煙をさせたがっている。喫煙は悪だ!と。

そんなにタバコを吸わせたくないなら、小学生の頃から最低でも1週間に1回、喫煙者で肺がんで亡くなった"肺臓"の標本を、絞るとタールがにじみ出る組織を見せたらいい。

『タバコを吸うのは自由だから止めないけど、こうなるのは自己責任だから、なってからは誰にも文句は言えないよ』とすれば良い。9割9部9厘、喫煙は抑制できるだろう。


何故、そんな簡単な事も出来ないんだろう?平日に休暇の取れる医師や薬剤師で子供がいる人はたくさんいるはずだ。私だったら、請われれば無報酬でも学校に行くのに。
 
 

 
古代ギリシャのアテネやスパルタ、ローマの時代にも、"市民"、"市民権"なる言葉があった。

それを"日本の"辞書で引いてみると、、、、、

しみん【市民】
1 市の住民。市に住む人。都市に住んでいる人。都会人。
2 (英citizenの訳語)西洋で、国政に参与する地位にある国民。公民。
3 (フランスbourgeoisの訳語)西洋近代史で、前代の貴族や僧侶にかわって政治的権力を得た人々。市民階級。

しみんけん【市民権】

市民としての行動・思想・財産の自由が保障され、国政に参加することのできる権利。国民の権利。民権。公権。


他の辞書で引いてみても、大方、この説明で違いはないだろう。

とっても、日本的だ!

権利ばっかり主張して義務や責任・制限を受け入れない日本人の特徴が、よく顕れていると思う。辞書ですらこれなんだからね。(辞書を作る側も現代の市民の反発が怖くて義務や責任に触れられないんだろう)

アテネやスパルタ、ローマの時代の市民、市民権という言葉には、権利と供も義務も併記されていた。当時は市民権を持つものの義務は兵役だ。兵役を金で免除するなどの行為は認められなかったし、そのような行為は"恥"とされた。金で免除できたり、兵役を負わないのは市民じゃない。

それらの文化を受け継ぐ西欧の人たちは、権利の裏には義務・責任があることを、肌で知っている、っていうか、遺伝子に刷り込まれている。(エピジェネティックな遺伝かもしれない)


私の知る限り、日本人に"義務・責任"の感覚は無い。

私は、日本の近代史、日本文化に詳しくない。昔から日本人は"義務・責任"の感覚が無かったのか、あるいは、それは最近の事なのか?

これはこれで、興味深いのだが、冒頭の言葉を正当化し、こんな事を正義漢ぶって叫んでいる奴らが、日本人に権利意識だけを助長させせていることは間違いない。

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2008年07月16日 13:19に投稿されたエントリーのページです。

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