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2009年08月 アーカイブ

2009年08月03日

赤いアフロ --- 片頭痛があると乳癌リスクが小さくなる

20090803_MacDonald.jpg片頭痛持ちの体質(遺伝子レベル)が乳がんを発症しづらくしているのか、片頭痛を起こしている病態(神経系、内分泌系、免疫系)が乳がん細胞に影響するのか、片頭痛の治療薬が乳がん細胞を叩いているのか、はたまた、神経系、内分泌系、免疫系を介して抗がん作用を発揮しているのか・・・・・?

機序は不明としながらも、筆頭著者で乳癌疫学者でありフレッド・ハッチンソン癌研究所(シアトル)の公共衛生部の準会員でもある Christopher Li, MD, PhD は、生殖ホルモンの変動との関連に言及している。片頭痛はエストロゲンレベルが低下した時に発生することが多いと。


・・・・・・最近、この手の知見には、あまり『へぇ~』とも感じなくなってきている。これって、生物の多様性の一つだと考えるようになったからだ。

ヒトの体を古典的な平均値で“測る”のは“万人”に解りやすかったから、これだけ、疫学的な解析が現代の医療界で幅を利かせているのだが、本来、個の医療には向かないのは、ちょっと考えればわかることだ。

怪我や交通事故で負った身体的な傷害では、施術が必要な事は論を待たないが、身体の中から発生してくる“障害”は、万人に共通の適切な方法は無いといっても良いのかもしれない。

いや、施術(投薬も含めて)する事に、統計学的なメリットはあるのだ。ただ、その恩恵を受けられる患者の抽出方法に問題がある、、、というより、決定的に稚拙なのだ。

しかし、これが解るという事は、逆に言えば、その個人が、将来どんな病気になるのか予測が可能になるということだから、医療が、今とはまったく違ったものになる。。。


人は、みな平等である。


この言葉を、医療の世界に持ち込む場合、もう少し、言葉を足すべきである。

そうすることで、現在の医療の世界にある、医学的には解決不可能な、もろもろの問題(モンスター患者も含めて)を、すこしでも減らすことが出来ると考えられるからである。

人は、医療を受ける権利は平等に持つが、同様の医療を受けても結果が同じ保証は無い。

2009年7月14日 提供:WebMD

偏頭痛持ちは乳がんのリスクが小さくなることが、追跡研究で確認された

Kathleen Doheny


【7月9日】片頭痛持ちの女性は、片頭痛を起こさない女性に比べて乳癌になるリスクが有意に小さいことが、最新研究で示された。

この最新研究は、やはり片頭痛患者は乳癌になるリスクが有意に小さいことを発見した2008年発表の研究を引き継いだものである。今回の新研究では、以前の研究よりも広い年齢幅から数千人増やして対象にした。

「片頭痛には女性を乳癌から保護する効果があるらしいことが示され、この保護効果は若年者でも高齢者でも同様であった」と新旧研究両方の筆頭著者で乳癌疫学者でありフレッド・ハッチンソン癌研究所(シアトル)の公共衛生部の準会員でもあるChristopher Li, MD, PhDが語った。

「片頭痛でリスクが26%小さくなった」と博士はWebMDに話した。この研究論文は『Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention』に掲載されている。


片頭痛と乳癌リスク:研究の詳細

前の研究の対象は、55歳から79歳までの乳癌女性1938例と健常女性1474例であり、片頭痛患者は乳癌リスクが33%小さかった。

新しい研究ではLi博士らは乳癌女性患者4500例以上(1994年から1998年の間に診断された者)と健常女性4500例以上とを比較した。被験者の年齢は35歳から64歳であった。また、新研究では対象地域が旧研究よりも拡がった。

女性全員には同じ質問票に答えてもらった。内容は、片頭痛、出産歴、ホルモン療法や経口避妊薬の使用、閉経状況無、肥満指数、アルコール摂取量、喫煙状況である。

Li博士によれば、医師に片頭痛の診断を受けた履歴があると答えた女性は、片頭痛歴のない女性に比べて、乳癌リスクが26%小さかった。

Li博士の得た結果では、このリスク減少は、閉経状況、片頭痛診断時の年齢、片頭痛治療薬の使用の有無、片頭痛の確立した「トリガー」で乳癌リスクの増大に関係するもの(飲酒、ホルモン補充療法)を避けているかどうかに関わらず維持された。

Li博士によれば、この新研究では、片頭痛で乳癌リスクが低下するその他の理由、例えば片頭痛患者は飲酒やホルモン使用の傾向が少ないといった説明の多くは除外している。「片頭痛は実際に乳癌リスク低下の独立した予測因子であると思われる」と博士はWebMDに語った。


片頭痛と乳癌リスク:なぜ?

片頭痛があるとどうして乳癌リスクが小さくなるのかは解っていないとLi博士は言う。

そのつながりの説明として考えられるものが生殖ホルモンの変動である。片頭痛はエストロゲンレベルが低下した時に発生することが多いとLi博士は論文に記述している。例えば、経口避妊薬を使用している女性は、ホルモン剤を使用しない週、すなわちホルモンが低下した時に片頭痛の頻度が上がることが知られている。片頭痛持ちの女性が妊娠すると、多くの者が、エストロゲンレベルが顕著に増大する妊娠後期までに頭痛が解消する。


片頭痛と乳癌リスク:展望

この研究の実施内容には特に問題がなく、しかも片頭痛と乳癌リスクとの間に関連性が見られたにしても、「両者をつなげるものは不明である」と米国癌協会(アトランタ)の医務部長代理であるLen Lichtenfeld, MDが語った。

博士は「ホルモンがそうだろうか?その通り」としながらも、その他の因子もあり得ると述べている。

博士は「閉経後の肥満女性は乳癌のリスクが高い。それは血中エストロゲンレベルが高いことに関係すると考えられている」と言う。しかし、片頭痛と乳癌リスク低下との関連性を明らかにするには、さらに研究が必要だとも博士は言っている。

片頭痛と乳癌リスク低下との間に関係があるかもしれないというのは理解できると、WebMDのためにこの論文を査読したミルウォーキーの臨床腫瘍専門医であるScott Maul, MDが語っている。博士によれば、エストロゲンへの生涯曝露量が大きいことは乳癌のリスク因子であることが知られており、片頭痛の中にはエストロゲンレベルの低下に連動して起きるものがあるらしい。「しかしすべての片頭痛がホルモンの変動に理由があるわけではない」と博士はWebMDに語った。

「結論を出せる研究にはほど遠い」と博士は言う。この研究の限界としては、常に不完全な記憶に頼らざるを得ない自己申告制である点が挙げられる。

また片頭痛は、研究されている乳癌関連の多数のリスク因子の一つであるとも博士は語った。


片頭痛と乳癌リスク:次の一手は?

Li博士もさらに研究が必要であることを認めている。Li博士のグループは次に、片頭痛が乳癌リスクを低下させることの基礎になる生物学的しくみに取り組むつもりであり、それによる発見が、片頭痛患者以外の者でのリスク低下がどうなっているかの解明に役立つのではないかと期待している。

当面は、片頭痛持ちの女性は片頭痛を持たない女性で推奨されているものと同じ乳癌予防法に従うべきだとLi博士は言う。「乳癌スクリーニングの受け方を変えるべきではない」と博士は語った。

Lichtenfeld博士も同意見であり、乳癌リスクが平均的な女性は40歳になったらマンモグラフィーを年に1回受診すべきだと述べた。


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今、ドラクエⅨをやっている。過去のエントリーを見りゃわかるってもんだが、、、、

ドラクエには、主人公達に職業という概念がある。

私は、密かに、この職業が、医療の現場で“体質”を説明するのに“使える!!”と思っている。

戦士は成長するとHPは高くなるけど、MPはほとんど伸びない。打たれ強いけど、すばしこくないから回避が苦手。魔法使いは、HPは伸びないけど、MPがHPを越えるほど大きくなる。僧侶は、、、、バトルマスターは、、、、旅芸人は、、、、盗賊は、、、、

ドラクエの世界では、4人パーティを、攻撃力が強いからといって、全員、戦士にする人はいない。多様性のある個性を、バランスよく配置する事が大切なのだ。個々のキャラクターは、自分の職業に不満を持っているかもしれないが(持つわけは無いのだが)、勝手は許されない。許せば、全滅だ。

地球上に住む、ホモサピエンスとして、地球上で反映していくためには、全員が“戦士”であってはならないのだ。国が国として機能するためと言い換えても良い。

日本人全員が弁護士では、日本は崩壊する。日本人全員が医師でも同様。代議士がいて消防士がいて、運転士がいて、大工がいて、芸術家が、、、、、バキュームカーを運転する人から、ゴミ処理施設で働く人、お酒を造る人。売る人。看護師。。。。薬剤師。

体質が同じと考えるほうが、不自然である。病気のなりやすさが万人で同じわけが無いし、同じに見える(現代の検査で同じに見える)症状でも、原因は極端に言えば“千差万別”かもしれない。。。。


鉄の鎧を身に付けなくても“戦士”は打たれ強いのと同様、タバコを吸っていても癌にならない人がいて、高いコレステロールを放りっぱなしでも脳梗塞、心筋梗塞を起こさない人がいる。

ミラーアーマーを身に付けていても魔法を跳ね返す確率に差があるのと同様、薬を飲んでコレステロールを下げていても心筋梗塞になる人がいる。

赤いアフロをパラディンが装備できないのと同様、薬を使いたいがアレルギー反応が出る為に飲めない人がいる。


バーチャルなドラクエの世界では、誰が戦士で、誰が魔法使いなのかはわかるけど、リアルな世界では、誰が戦士で、誰がパラディンかわからない。

だから、赤いアフロを全員に与えている。。。。それが、現代の医療の現状。。。。


20090803_AKAI_AFLO.gifところで、昨日、私の Wi-Fi ショップに“赤いアフロ”が入荷した。それも、一度に3つも!!!全部、買ったのは言うまでもない。(もしかしたら、レアじゃないの??普通に店頭に並ぶの???)

今朝の通勤電車の“宿屋の客引き(すれ違い通信)”の為、早速、装備して、ウケを狙ったのも言うまでもない。今回は、レアな地図も携えているし・・・・・。

あっ!今、凄い事、思いついちゃった!!魔法使いに装備させている“サングラス”を掛けて客引き・・・・・。すんごく、オチャメ!!!


うひょひょ!!俺のレベルも・・・・・(自画自賛)。

2009年08月05日

まさゆきの地図 --- 新型インフルエンザ“死者ゼロ”の日本が行った学校閉鎖に世界が注目

20090805_masayuki_no_map.jpgこのエントリーの『タイトル』をご覧になって、あなたは、どのような内容を想像しただろうか??(「まさゆきの地図」は、ネタです > わかる人)

日本の過剰な対応がネガティブに報道され始め、苦々しく思っている人達は『それ、みたことかっ!!世界は、評価してるではないかっ!!』と、、感じたのではないか?


私は、マスコミが嫌いだ。


何故、嫌いかというと、、、、、それは、過去のエントリーに目を通してもらえば解る事だから、ここには詳しくは書かない(書ききれない)が、要するに、今回のタイトルのような事を当たり前にやっているからだ。

日本人の性善性(孟子の亡霊の呪縛・・・・?)というか、物事をポジティブ(自分に都合の良い方向)に捉える性質を利用した“方法”を常套手段にしているところが、胃の辺りがモヤモヤする、なんとも嫌な感じなのだ。


さて、国立感染症研究所感染症情報センター長の岡部信彦氏は 7月27日、同研究所で開かれた記者会見で、わが国で新型インフルエンザ(A/H1N1)ウイルスによる死者がゼロであることに世界から高い関心が寄せられ、なかでも学校閉鎖が注目されていると、発言したそうだ。

で、各国代表からは学校閉鎖中に『児童・生徒たちは何をしていたのか』という疑問が寄せられ、岡部氏は感染者本人だけでなく、濃厚接触者として家族も自宅に待機していたことを説明したのだそうだ。。。。。すると、、、

「そんなことは考えられない」「全員が家にいるわけない」などの反応があり、「アブノーマル」との意見もあったという。


そりゃ、そうだろう!


誰が考えたって、発病していない子供たちを家に中に縛り付けられるとは思わないし、そんな命令に子供たちが従うとは思えない。

日本人の私が考えたって、そう思う。街中のサラリーマン100人に聞いたって、「そんなの無理じゃないの?」って言うだろう。

でも、日本では、罰則を設けないでも規制が可能である事が建前となっている、、、公の場所で、真実を話すのはタブー、人前では綺麗ごとが常識、、、、街中のサラリーマン100人に、テレビカメラが向けられた状態で、同じ事を聞いたら「自宅待機するんじゃないですか?」って言うだろう。


マスコミは、日本人のこういう性質を利用するのだ。

こんなことで世論(せろん)が形成されるのだ。。。。ほとんどの庶民が、世論(せろん)を世論(よろん)と思い込んでる事をいいことにして。そして、世論(せろん)が形成されると、それが正しい事になっちゃって、、新型インフルエンザ“死者ゼロ”は学校閉鎖の賜物である・・・・って因果を結びつける事になっちゃう。(たとえばの話としてねっ!!ってわけで、日本の感染症サーベイは、当てになるのか?)


学校閉鎖の実施を予定していた英国代表は、感染者でない家族が自宅待機すると雇用契約が解消されてしまう状況にある国民が多いため断念したことを説明。

インド代表からは、学校閉鎖を行えば子供たちは給食が食べられなくなり、インフルエンザウイルス感染防止と引き替えに栄養失調に陥ってしまうことが指摘されるなど、各国の事情によって学校閉鎖は世界標準とはなりえない可能性が示された。


インド代表の発言を読んでから、初めて「はっ!」と気づいた人も多いのではないだろうか?感覚と言うか、価値観が、日本人の島国根性だなぁ・・自分は・・・って。まわりを全然見ていない・・・・っていうか、自分と同じ価値観の人としか仲良くしないから、周りが見えないって言うか・・・・・。言われりゃわかるんだけど、感覚として備わっていないっていうか。

それに、各国代表は、、、正直だよね。正直に実態をさらけ出している。日本人みたいに、実態をさらけ出さなきゃならない場面で、取り繕っちゃうのと違う。(科学的常識力の違い??)


マスコミの常套手段は、タイトルである方向に勘違いさせた後、次いで、その勘違いを補完する“小さな事実(嘘ではない)”を提示する。小さいというのは、科学的常識に鑑みると、取るに足らない価値しかないけれど、嘘ではないということ。この場合、その小さな事実の数が多いと効果的。誤りであっても「皆がそうしている」とか「皆がそう感じている」という調査結果は金科玉条。


ところで、日本人の科学的常識の無さは、自分の価値観が確立されていない事に通じると思っている。それは、他人の価値観を重要視する事からも伺える。他人と同じ事をすることに“安心”するのだ。自分で考えないのは楽だし、自分で判断しないのは、後で他人のせいに出来るし。。。

“安全と安心”を同じだと勘違いする民族性も、ここから来るのだろう。

とにかく、“おしくらまんじゅう”で向かう“方向”に流れる事に“安心”するのだ。

でも、もしかしたら、これは、ホモ・サピエンスの“基本形”なのかもしれないなぁ。。。


オートカージャパン076号 (2009年9月号)、に GM 破綻の端緒を指摘する文章があった。

ほぼ50年前から、それは始まったのだと。

その年を境にGMの社長と各部門長との会議では車の話が出なくなり、自社の株価を如何に上げるかに取って代わられたのだと言う。技術職の発言力が弱くなり、財務部門が跋扈し始めたのだと。

メーカーが“魅力ある車”を作れなくなった根本的な原因がここにあると指摘しているのだ。

役員会では、「車の話をしなきゃ、マズイんじゃないの?」って思った人もいたに違いないが、でも、皆が“利益”の話に、皆が向いているなら、、、横槍を入れるまでも無い、、、、ってことなんだと思う。

欧米の気質は、動物的な部分=いわゆるベースは日本人と同じであるんだと思うけど、キリスト教と進化論の狭間で、考え抜かれ、鍛えられた価値観が、日本人と大きく違う所なんだろう。ってゆーか、日本人は、そんなこと、考えてこなかった。島国で安全だったから。だから、日本人は、より、動物的で、本能のままに生きているって事なのかもしれない。


まぁ、そんなこと置いといて、、、ドラクエネタの方だけど、、、、、

まさゆきの地図も、まさに、インフルエンザウイルス並みの感染力で、全国に拡散中だ。だから、『ゲームなんぞにっ!』と目くじらを立てている“教育ママゴン(死語)”達へは、「学校閉鎖が有効なのは、間違いありません」とすれば、かなりウケは良い。

マスコミは、このネタを使うべきだ。。(だけど、マスコミはネットで流行っている事は、かなり、無視する傾向にある。意識してるんだろうなぁ・・・・)


まさゆきの地図は、たった一人の日本人?《まさゆき》のプレーする“ドラクエ9”から生成された(この辺が、ウイルスの変異に似ているって思うんだよねぇ・・・)強感染性の地図だ。

私が理解している範囲で、『たからの地図』は、その地図の最後のボスを倒したご褒美として、次の『たからの地図』をもらうという連鎖した構造になっている。そして、その最後のボスを倒した瞬間に、次の『たからの地図』はランダムに“生成される”という具合だ。ダンジョンの種類は1677万通りの組み合わせになるんだとか!!

だから、この《まさゆきの地図》のように、地下15階で、メタルキングがワラワラうろついている・・・・という“地図”になる確率は、1/1677万 と言うことになる。

コツコツプレーしていれば、誰でも手に入るって代物ではないのだ!!(って、ホントかっ??俺の勘違いなのかもしれないから、間違っていたらゴメン。でも、この通りだと、ほんと、ウイルスに似ていて、面白いんだよね!!インフルエンザウイルスだって、塩基配列を比べれば、ひとりひとり全員違うし、一人の体の中にいるウイルスは、一つたりとも同じ塩基配列は存在しないんだからね)


というわけで、現在、ネットで「まさゆきの地図」と検索すると、、、、全国に広まっている。(強感染性と表現した所以だ。もっとも、「まさゆきの地図」には誰しも感染したがっているんだけどね・・・!あっ、豚インフルも同じ・・・)

ならしろ、すれ違い通信で感染するので(だから、感染した事に気づかない。事実、私も知らないうちに感染“入手”していた)、新型インフルエンザの感染シミュレーションとして、「まさゆきの地図」を使えるかも・・・・・・・(なんてねっ)!

インフルエンザと同様、学校閉鎖しても、フラフラ出歩いていれば、、、、、まぁ、感染するのもインフルエンザ同様、運次第だけど・・・・・。学校閉鎖が有効だと思いたい御仁は、どうぞ・・・・・。


余談だが、私は、まだ、まさゆきの地図のボスをやっつけてないので、すれ違いに持ち出せない、、、すなわち、他の人に感染させられないでいる。。。。感染させたいんだけどなぁ。。。。

おまけだが、以下、『盗賊の鼻』をマスターしてない人に、、、各階入り口からみて降りる階段はどちらの方向にあるかを教えちゃおう。

1F 右
2F 左上
3F 上からまわって左下
4F ちょっと右行って上
5F 上行って右
6F 右上
7F 右行って下
8F 右
9F 左
10F 右下
11F 右
12F 右
13F 左からまわって下
14F 右下
15F 右上の広いところのど真ん中
16F ボス

2009年08月11日

こんな民主党にまかせていいのか??

20090811_a_general_election.jpgこんな事を『糞も味噌も一緒にする』と言うのだろう。

民主党の議員は、自ら“頭が悪い”のか、“頭が悪い国民”ウケの良い行動をとるのか、あるいは、問題の本質などお構いなしに、“頭を使わない庶民感覚”である“判官びいき”に訴える行動しかとれないのか、どちらにしても、こんななさけない連中には、日本は任せられない。

何のことを言っているのかといえば、今年の7月1日に設立6周年を迎えた【食品安全委員会】の委員人事が、6月5日に参議院本会議で、民主党議員ら野党4人の反対により、不同意となった事だ。

この不同意の理由には、科学に対する“重大な誤解”があり、日本学術会議も科学者の代表として、異例の抗議声明を発表している。

食品安全委員会の委員長も、同様の談話を発表している。

委員人事で、クビにされた吉川泰弘・東京大学大学院教授がインタビューのなかで指摘しているのだが、要するに“リスク評価”が如何に難しいのかを、正確に理解していない人が多すぎるという事なのだ。

国の舵取りをする覚悟があるなら、このような問題の場合は、大衆迎合などすべきではない。糞も味噌も大衆迎合、『国民の・・・・』『国民の・・・・・』などと言っている政党に信頼など置けるはずもない。


(私の大嫌いな)マスコミの報道のあり方にも、大いに問題がある。

本来なら、“食品の安全性”は国民の生活に、かなりの影響がある筈だ。そのような問題のソリューションが、政党によりどのような差があるのかを示し、『国民の信を問う』のが、本来のマスコミの仕事のはずだ。それを、単に政権与党の“悪い面”や小泉政策の“悪い面”のみを強調するだけで、“良い面”“良い政策”“良い行動”は一切、報道しない。

国民に、『科学的なリスクの評価は単純には出来ない』ということを理解させるのが難しくても、誤解や思い込みに迎合してはいけないのだ。


そんな体質が、インフルエンザ騒動に繋がる。移植医療に感情を持ち込む事を助長する。


国民に“科学的な常識”を期待したいけど、現実には無理だ。

政治家もマスコミも、もうそろそろ、この事を国民に突きつけても良い時期に来ているんじゃないかな?『あなたたち、国民は、科学的常識が無いんだから、我々の指示に従ってくれ』と。

事実、すでに一部では《医療の限界・不確実性を「患者も覚悟すべき」》との声も、上がっているのだから。

厚生労働省では「慢性疾患対策の更なる充実に向けた検討会」を開いているのだが、検討会構成員の辻本好子氏(NPOささえあい医療人権センターCOML理事長)が「患者に医療の限界を認識し、覚悟してもらうことも必要」と提案したそうだ。

辻本氏は、「患者の立場としては、まだまだ『国が何とかしてくれるはずだ』という漠然とした期待感を捨て切れずにいる。しかし、医療の持つ限界や不確実性を共通認識にしていくことも必要で、厳しいようだが、患者側の覚悟も明確にしていくことが、(国や医療関係者と)同じ座標軸に座れることにつながるのではないか。『社会全体で』などの美しい言葉が並んでいるが、具体的にどのように支えるのかとともに、患者側が引き受けなければならない責任もあるということをしっかりと示すべき」とし、記述内に盛り込むことを提案した。


政治家が、選挙前にこんな事を言ったら落選確実・・・・・なんて、そう、政治家自身も思い込んでいるんじゃないのか??

そうだとしたら、『国民・・・・』『国民・・・・』と国民が一番正しいかのように持ち上げている一方で、思いっきり馬鹿にしている・・・よね!

こういう、庶民に“辛い”言葉を投げかけて、、、、、最初は、落ちても良いじゃん、、、こういうことを繰り返せば、やがて理解する国民も出てくるはず。そうして選ばれた政治家は、、、、本物。

自民党嫌い、小泉嫌い、、、こんなのに頼って政権を取ったって、お先は、、、見えてるよ!
 
 
 
ところで話は変わるが、小泉さんが決めた、医療情報の電子化だけど、すでに保険請求のオンライン化は進んでいる。薬局では4月から義務化された。グスグスと我侭をこね回しオンライン化に対応していない自分勝手な薬局も存在するみたいだが。。。

こんな薬局は、『おまえら、努力しろよ!』と一刀両断で良いと思うのだが、そこが、日本人の日本人たる所以で、当局は、超少数の反対意見にも、ビクビクして優柔不断な対応をとる・・・・・。この体質は芸能界の麻薬汚染にも繋がる。とにかく、“甘い”のだ。直ぐ復帰できるし。。。おっと脱線!

で、その情報の電子化は、2015年には、処方箋の電子化が現実のものとなる。

具体的にどうなるのかは、今の段階ではわからないが、健康保険の一元化が進めば、その保険証にICチップを埋め込んで、、、、、または、処方箋の電子化が、保険の一元化を促進する・・・・・。そこに関わる人件費は大幅に縮小できるはず。合理化だ。税金の無駄を省ける。

病院内の人件費にも、影響する。事務仕事が極端に減ってくる。増えるのは、医師の傍にいて医師の仕事を電子化する“医療クラーク(秘書)”だ。

医療費全体が“縮小”されても、病院の利益が増えれば、医師の人件費も増やすことが出来る。

医療情報という高度な個人情報は、病院や薬局が管理する時代から患者個人が自分の健康保険証とともに、個人が管理する時代なる。個の医療の実現だけでなく、検査や投薬の重複を防ぎ、無駄を省ける。薬局では、処方以外に、病歴と検査値が参照できるようになり、薬剤師は、ますます患者志向のサービス提供が可能になる。

一気に進むと、当然、職を失う人も出てくるのだが、『こういう時代になりますよ』と、地デジ放送のように、事前にアナウンスし、『その対策を立てて置きなさいよ』・・・とすればよい。新しい仕事に就く為に勉強する猶予期間の為に。医療に携わるなら、それくらいは当然!!


そして、医療情報技術者が、力を発揮できる時代になる・・・・・・・?
 
 
 
なんだか、今日は、やけに、話が具体的だなぁ・・・・・、まぁ、いいかっ!
 
 
 
今、私のところの若い薬剤師が、この資格にチャレンジしている。私も自分の情報技術の力試しにチャレンジしようと思っているのだが、、、、。

医療分野では、扱う情報が特殊なので、医療職がこの分野に手を出すのが手っ取り早い。というか、情報工学の専門家が活躍できるほどの居場所が、まだ、医療機関には無い。この資格だけで“飯を食う”わけには行かないのだ。しかし、これからの医療機関には、必須の存在。


というわけで、私は先を見据えてるつもりなのだが(自画自賛)、、、、自民党嫌い、小泉嫌いの民主党が政権を取ったら、医療情報の電子化、、、、が頓挫・・・・・・。

と、小市民の私は、自分の仕事のやりやすさばかりを求めているにも関わらず、上記のような大義名分をもって、民主党をこき下ろす、自分勝手なヤツなのでした。ワハハハハ。

お盆明けには、総選挙。。。。。私の理想は、超党派で本音を言う。リスクの評価が正しく出来る。大衆に迎合しない。努力した人が報われる世の中を実現出来る。正直者が馬鹿をみない世の中に出来る。平等を履き違えていない。自らの身を切る覚悟がある。。。だ。。。。選挙制度から変えられる(※)パワーを持った人物がいればいいのだが、、、、誰にしようかなぁ??

※国会議員たるもの、地盤なんて持つ必要は無い。立候補できる選挙区はランダムに割り振られるべきなのだ。その中で政策を展開し投票してもらえばよい。そうすりゃ、自動的に看板(親の七光り=世襲)も意味を為さなくなる。政治、選挙には金がかかる。カバンは必要な事を訴えるべき。金=悪のイメージを拭い去れ!!世襲が悪いのではなく、七光りだけで当選する制度が悪いのだ。親の背中を見て育った人間のなかには、政治家としての資質(ってのは、私が思うにリーダーシップ、大局観)は、バツグンのものもいる。世襲禁止は、判官びいきの大衆迎合。

立候補する選挙区がランダムになれば、地元利益還元で票を取れない。っていうか地元利益還元なんての地方議員の仕事。地方分権と道州制を実施は必須。国会議員は、外交、防衛、教育、医療福祉を柱に仕事して欲しい。

医療制度は国が決め(ある程度のローカルルールは認める。たとえば一部負担金とか)、そこで働く医療職の免許は道州に委ねる。免許が道州のみで有効とすれば、医師偏重・地域格差は少なくなるんだから。

2009年08月21日

ニワトリの脳を持つ男

20090821_chicken.jpgデジタルといえば、『0か1か・・・』って、誰しもが思っている。

デジタル=コンピータが、『0か1か・・・』という“2bit”を用いて機能しているからなのだろうが、そのコンピュータが“多bit”を用いるようになると、デジタルという言葉の意味は変化するのだろうか・・・・?

よく、『デジタル人間・・・』などと他人を揶揄する人がいるが、量子コンピュータの時代になっても、こんな事を言うのだろうか・・・・?(っていうか、量子コンピュータが無知な人の“試金石”になる言葉のような気がする・・・)

論文を読んで、ふと、そんな事を考えてしまった。

多値(3値以上)レベルの量子エミュレーション(Higher-Level Quantum Emulation)

Science August 7 2009, Vol.325

情報を符号化するデバイスが量子コンピュータの心臓部である。

この量子符号化は通常、“量子ビット(a qubit)”で取り扱われており、古典的コンピュータにおいて0と1で符号化される2値レベルビットに類似した2値レベルの量子系である。

しかしながら、2値の量子エネルギー準位である必要はない。量子コンピュータの心臓部にあるデバイス中では3値(a qutrit:キュートリット)、あるいは一般にそれ以上のd値レベル(a qudit:キューディット)があっても良いはずである。

Neeleyら(p. 722; Noriによる展望参照)は5値レベル量子デバイスを実証し、そのキューディットを用いて、量子スピンの操作に関与するプロセスをエミュレートすることができることを示している。

多値レベルキューディットの採用により、ある種の計算タスクが簡易化され、また量子コンピュータそれ自体を実現するために必要とされる回路を簡易化する事で量子情報処理実現のポテンシャルを持つている。

Emulation of a Quantum Spin with a Superconducting Phase Qudit
p. 722-725.


量子コンピュータ時代になっても、他人を『デジタル人間・・・』なんていう奴を見付たら、それは、ニワトリの脳を持つ人間。。。


さて、今年の夏休みもまた、車で走り回った1週間だった。

車に乗っていると、『色んな人間がいるなぁ・・・』と、つくづく思う。10~100人に一人の割合?で存在する“ニワトリの脳を持つ男”が、特に面白い。

このニワトリの脳を持つ男は行動面での特徴があるだけだから、街中で出会っても気づかない。

地方の自動車専用道路は片側一車線区間がよくあるが、1台の車の速度が遅いと、その後が金魚のフン状態になることが、ままある。人間の脳を持つ運転手は「まっ、しょうがないかっ」と、普通に先行車に続いて走るものなのだが、“ニワトリの脳を持つ男”は違う。
先に何台もの車が連なって走っていようがおかまいなしに、最後尾の車を『オラオラ、どけよ』と言わんばかりに煽りまくるのだ。最後尾の一台を追い抜いても、意味無いのに、それでも、目先の一台が気になってしょうがないらしい。

混雑しているサービスエリア内で、エンジンを唸らせて猛スピードで突っ走るような男も“ニワトリの脳を持つ男”の典型だろう。

とにかく、前後3秒程度の状況認識力しか持ち合わせていないのだ。


今朝、休み明けの通勤路を歩いていると、“ニワトリの脳を持つ男”が『こんなところにも存在していたのか』と発見してしまった。

駅までの通勤路は、住宅街でスクールゾーンに指定されており、この時間帯は住んでいる人以外の交通を認めていない。通行許可証が必要で、住所者には交付されている。

ここを、規則を破るだけでなく、猛スピードで走り抜けるヤツがいるのだ。今まで苦々しく思っていたのだが、こいつも“ニワトリの脳を持つ男”なんだなぁと、ふと、思ったら、急に哀れになった。


“ニワトリの脳を持つ男”の乗る車は、ある共通点がある。安くて遅いのだ(遅いくせに自分より遅い車は煽り、流れの遅い細い路地で飛ばす)。ニワトリの脳だから、収入も少ないのだろう。中古の外車も多い。スクールゾーンのそいつは、ご他聞に漏れず、中古で旧型の黒の BMW X5 だ(わかり易い)。

万事が、精一杯、無理して頑張ってるから、常にフルスロットル・・・・・なのかもしれない。周りは至極迷惑なのだが・・・。子供たちは、私が言うニワトリが面白いらしく、このような運転をする人間を見つけちゃ『ニワトリがいたよ』って、すでにカラ馬鹿にしている(良いんだか、悪いんだか)。


ところで、もう、40年以上も昔になるだろうか、当時、我が家ではニワトリを飼っていた。卵を得るためと、鶏肉を食するためなのだが、たまに、祖父が、鉈(なた)でニワトリを断頭するのを見る事があった。

知らない人もいるだろうが、ニワトリは断頭されてもしばらくは、庭を走り回るのだ。当時、飼っていた犬がそれを追い回し、ジャレているのを、いまでも鮮明に覚えている。


サスガ・・・・ニワトリ・・・・。頭が無くても体がうごく。


片側一車線の最後尾の車を煽ったり、混雑しているサービスエリア内を爆走したり、通行禁止のスクールゾーンを爆走するヤツは、きっと、頭を使っていないに違いない。。。


彼らを、断頭して様子を見てみたい“衝動”に駆られた私は、自分では“正常”だと思っているが、別の人に言わせれば『○○の脳を持つ男』といわれるのかもしれないなぁ。
 
 
 
p.s. 昨夜、ヒース・レジャーの遺作となった「ダークナイト」を観た。彼が演じる“ジョーカー”が喋る内容に、いたく感心してしまって、自分も試してみたくなって、こんな“締めくくり”にしてみた。

心無い運転手が人を轢き殺すことには慣れっこになっているが、人の首を刎ねる事にはなれていない人の感情は、最後の一文でどのように動くのか・・・・・・。興味深い。

2009年08月22日

がん幹細胞を特異的に死滅させるsalinomycinを同定

20090822_anti_biotics.jpgイオノフォア抗生物質、、、聞きなれないと思ったら、家畜に与える抗生物質だったんだね。畜産関係の人は、よく知っているのかも。

で、中国産うずら卵及びその加工品の届出があった場合には、輸入者に対し、輸入の都度、貨物を保留しサリノマイシン(SALINOMYCIN)の自主検査を実施するよう指導となっているらしい。。。。

ってことは、中国産のうずら卵及びその加工品を食べてれば、“がん”が治っちゃう??

【イオノフォア抗生物質サリノマイシンの反芻家畜栄養への作用機序に関する研究】こんな研究もあるくらいだから、一般的に飼育飼料に混合され、使用される抗生物質なのかも・・・・?

で、作用機序を調べてみたら、、、細胞のイオンチャンネルを使わずに、細胞内外のプロトン濃度差を解消する。ミトコンドリアでは、内外の脱分極によりATP生成が低下するとともに、カチオン濃度維持のためにATPが消費され細胞死に至る。。。。

従って、毒性は、細胞内へのカルシウム流入を促進し、細胞障害をもたらす・・・・と。

癌じゃない人が、食品と共にせっせと摂取する・・・・のは、良くなさそうだなぁ。。


と、ちょっと、まじめに導入部分・・・・。

新開発のハイスループット・スクリーニング法で

 がん幹細胞は腫瘍の成長を促進し、化学療法や放射線療法による死滅効果が低いため、治療を非常に困難にしていた。米マサチューセッツ工科大学(生物学)のPiyush B. Gupta氏らは、がん幹細胞を死滅させる化合物を体系的に探すことを初めて可能にする新しいハイスループット・スクリーニング法を開発し、その結果得られたsalinomycinは乳がん幹細胞に特異的な効果を示したとCell(2009; 138: 645-659)に発表した。


パクリタキセルの360倍特異的に死滅

 化学療法は腫瘍における細胞を99%死滅させると見られるが、生き残ったがん幹細胞はがんを再発させ、他の組織に転移して、新たながんを発生させる。がん幹細胞は常に新しく再生することが可能であるため、特異的に死滅させる治療薬が求められていたが、がん幹細胞が腫瘍細胞集団内でまれであり、実験室での培養が相対的に不安定であるため、これまで、この種の治療薬のスクリーニングは困難であった。

 Gupta氏らは、培養したヒト乳がん細胞に上皮―間葉移行(epithelial-mesenchymal transition;EMT)誘導を行って、幹細胞様の乳がん細胞を得た。EMTとは細胞の表現型が上皮組織型から間葉組織型に変化する過程を示す概念であり、もともとは初期胚発生について、心臓や腎臓、口蓋などの器官形成過程を説明するものとして提唱されたが、近年では、がん細胞が増殖・転移する際にも同様の過程を経過することが明らかにされている。細胞がより未分化な状態に戻ることで、幹細胞様の性質が得られ、増殖・浸潤しやすく変わる。

 これらのEMT誘導された幹細胞様の乳がん細胞は、CD44high/CD24lowマーカーが認められる細胞の割合が10倍である、パクリタキセルなどの標準的な抗がん薬への耐性が20倍になるなど、がん幹細胞特有の性質が著しく認められた。

 そこで、同氏らは、自然に存在するか市販されている化合物1万6,000個のライブラリーを対象として、これらの幹細胞様のがん細胞は死滅させるが、他のがん細胞は死滅させない能力をスクリーニングした。この結果、4個の化合物候補が得られたが、この中でイオノフォア抗生物質salinomycinが8倍の特異性を示し、他の3化合物を大きく上回った。

 そこで、salinomycinの効果を、EMT誘導された幹細胞様の乳がん細胞ではなく、自然に存在する乳がん幹細胞を対象として評価することにし、効果の指標はCD44high/CD24low乳がん細胞の割合を用いた。その結果、salinomycinはCD44high/CD24low乳がん細胞の割合を20倍減少させたのに対して、パクリタキセルは18倍増加させたので、その差は360倍であった。

 また、in vitro で7日間salinomycinで治療した細胞を、14日間治療せずに放置してからマウスに注射したところ、パクリタキセルで治療した細胞と比較して、腫瘍産生能力が100倍以上低下した。

 同氏らは「これまで、合理的ながん治療は腫瘍内に存在する特定の遺伝子変異を標的として設計されてきた。今回の知見で明らかになったことは、がん細胞分化の特定の段階を標的とする薬剤を探すという第2のアプローチが有効である可能性があることである。つまり、将来の治療法として、遺伝子変異だけでなく、診断時のがん細胞の分化状態を考慮することで、患者1人1人に適した個別の治療法が可能になる」と結論付けた。


民主党の菅直人が、とんでもない発言をした。

ドラクエⅨのすれ違い通信をしている人を中傷する発言だ。。。。中傷と言うより、その動機を知らない、、、なにも知らない分野に、軽々しく発言するヤツなんだよね。

こんなヤツに政治は任せられない。。。東京工業大学理学部応用物理学科出身のくせに、大衆迎合しまくっている。。。。

菅直人は、ダメだっ!!

すれ違い通信をするって、すなわち、マニアックで、物事を突き詰めないと気がすまない性格で、、、、要するに、研究者に向いているわけだ。菅直人だって、知らないはずがない。美味しいところだけを摘んでいる軽薄な文系出身者より、よっぽど、国に貢献している。科学立国ニッポンだぜ!

それを、人間関係が希薄??人付き合い??そんなのは個性の問題だろ??生物の多様性の一つだぜ!!

菅直人は、小学校に入ったら、友達100人出来るのが正しいあり方だと考え、健全な精神は健全な肉体に宿るとか、平気で言う人間、軽薄な人間に迎合してるんだよな!!


日本人皆が、菅直人が肯定するような、そんなヤツらばっかりになったら、『中国産うずら卵及びその加工品の届出があった場合には、輸入者に対し、輸入の都度、貨物を保留しサリノマイシン(SALINOMYCIN)の自主検査を実施するよう指導』すら、する人間がいなくなっちゃうんだぞ!!(ちょっと、飛躍しすぎだけど・・・)

人間の多様性を否定するような、菅直人がいるような政党は、、、、俺は、絶対、投票しない。。。

政権交代すると「なにか良いことがあるんじゃないのか?」っていう雰囲気だけで、民主党の支持率が上がっている、この世の中の風潮に、吐き気がしたので、こんなエントリーになった次第だ。。。。。

でも、衆愚政治は、議会制民主主義の宿命、、、、なんだよなぁ。

まっ、いいかっ。。。偏見バリバリのネタでした。。。。。

2009年08月24日

『ダークナイト』と女子高生のスカート丈

20090824_skirt.jpg『ダークナイト』で、ジョーカーが語る“人は何に恐れるか”は、インフルエンザにも当てはまる。

人は、新型インフルエンザの感染拡大に怯える。しかし、、、
現代医学が「季節性インフルエンザ」の感染拡大を止める事ができていない事実には、恐怖しない。

人は、「新型インフルエンザ」で死ぬ事を恐れている。しかし、、、
「季節性インフルエンザ」の感染者の0.1%が死亡している事実には恐怖しない。

私は、『バットマン ビギンズ』から再スタートした新生バットマンシリーズをみた時、あまり面白いとは思わなかった。しかし、、、『ダークナイト』は面白い。

『バットマン シリーズ』はゴッサム・シティーという架空の都市が舞台だ。でも、これが現代の何処にでもある都市のアナロジーである事は、誰でも気づくんじゃないかなぁ。これが、『面白い!』って、私が感じた理由。

中でも、ジョーカーが語る“人は何に恐れるか”の部分、感じることはできるんだけど、巧い言葉で表現できなかった。。。。まさに、コレコレって感じ。


さて、人は、その恐怖が、想定内なら怯えない。。。。。

科学的常識は、通用しない世界だ。。。。私は、科学的常識で過剰な恐れが克服されるのが一番だとは思うが、マスコミがイイカゲンな報道で“麻痺”させてくれるのも、一つの方法じゃないか!?と思うようになった。『ダークナイト』を見てからだ。

インフルエンザの治療薬、タミフル、リレンザなどが特効薬のように扱われているが、服用したって“重症化”を予防できるわけでもないし、重症な患者を救えるわけでもない。。。。こんなものにすがるのは、科学的常識で考えれば愚かな事だけど、溺れる者は藁をもすがるの通り、何もせず死ぬより、何かして死ぬほうが、本人も周りも納得が行く・・・・・。

実も蓋もない話だが、死ぬ人は死ぬし、死なない人は死なない。予測不可能なのだ。懸命な救命によって救われる命がある一方で、救われない命もある。どこが分かれ道なのかは解らない。

想定内なら恐怖しない。

「新型インフルエンザ」では、すべてが予測不可能な事が怖い原因の一つなのだが、「季節性インフルエンザ」の何がわかっているのか?と問われれば、ほとんど、なにもわかっていない。私を含めてほとんどの人は、『何故、あの人が死んで、あの人は助かったの?』『どうしてわが子に重い後遺症が?』『自分の場合はどうなのだ?』に尽きるだろう。。。そんな事にさえ、『高齢が故、、、免疫不全状態で、、、基礎疾患があり、、、免疫が無い、、、』『もっと、受診が早ければ、、、』と歯切れが悪い、、っていうか、解っていないのと同じ。『遺伝子型により、死ぬ運命にあった』とは言えないとはいえ・・・。

でも、「季節性インフルエンザ」に対しては、根拠も無く“怖くない”状態になっている。。。。から、厳密に言えば、予測不可能に怯えているわけでもない。


なんとなく、、、、なのだ。
 
 
 
想定内なら、恐れない、、、、は、何も病気に限っての事じゃなく、政策にしても同様だ。

民主党は、高速道路の無料化を打ち出している。高速道路は、長い事、国民に使われていて、何を変えると、何がどうなる解りやすい(解ったつもりになれる。根拠もなしに)のだが、携帯電話の通信料を大幅に値下げする・・・・とは言わない。

携帯電話は、ほとんどの人が使っているとはいえ、まだまだ、使用年月は浅い。何かを変えるとどうなるのか解らない・・・・って最初から思ってしまうのだろうか?民主党のマニフェスト作成に関わった連中は、、、、?


話は変わって、若者の政治への関心の無さは、甚だしい。

若者を政治に引き込むには、『携帯電話の通信料を今の1/5にする』なんて事をマニフェストに盛り込めば、彼らの票は、濡れ手に粟だろう。。。。。

高齢者に迎合するのか、若者に迎合するのか?

政権交代自体がネタになって、面白がっている中年は、民主党が『携帯電話の通信料を今の1/5にする』って言ったら、どう反応するんだろう???

私は?  さんざん、民主党をけなしてきたけれど、『携帯電話の通信料を今の1/5にする』のなら、民主党に一票だ。色んな意味でね。。。フフフ。


p.s.女子高生のスカート丈、あなたの許せる程度は?(想定内はどれ?)

2009年08月26日

チェーホフ 『かもめ』

20090826_Anton_Chekhov_reads_The_Seagull.jpgタイトル、チェーホフ『かもめ』は、メタファーである。なんのメタファーか?まぁ、それは、おいといて・・・・・。

というわけで、、、、、

数十年前の前の話である。

国際会議の後、アメリカ大統領とイスラエル首相とソビエト書記長が、ゆったりとソファーに座って、酒を飲みかわしながら雑談していた。そして、自国の情報機関がいかに優秀かについて激論を交わしたのだった。

数週間後。とある国のとある森。アメリカのCIA、イスラエルのモサド、ソビエトのKGBの部員たちがいた。
彼らは、ウサギを森に放して、いかにそれを捕まえるかを競うことになったのである。

最初は、CIAがその森に入っていった。
彼らは、動物達の中にスパイを配置し、全ての植物、全ての鉱物について慎重に聞き込み捜査を行った。
そして、1ヶ月後、ウサギは存在し得ないと結論づけた。

次に、モサドが森に入っていった。
彼らは、顔色も変えずに森を焼き払い、2週間がかりで全ての動物を殺してしまった。そして、別の森からウサギを連れてきて、ウサギをつかまえたと結論づけたのであった。

最後に、KGBが森に入っていった。
彼らは、なんと1時間後に、ウサギを見つけたと言って、森から出てきた。
しかし、それはどうみても、ボロボロに拷問を受けたアライグマだった。
首ネッコをつかまれたアライグマは大声で叫んでいた。
「はい。その通りです!」
「私はウサギです!私はウサギです!私はウサギです・・・」


上は、有名?な笑い話だが、、、、

今朝、日本共産党の候補者が街頭演説していたのを、信号待ちしながら聞いていた。

『我々は、労働者の保護、派遣労働者の保護を最初に訴えた、、、、』とかなんとか。要は、日本共産党は労働者の味方で、弱い立場の味方で、、、、と言いたいらしい。

印象的だったのは、大声で叫んでいる傍らに、浮浪者と思しき人が、ダンボールの上で横になっていた事だ。

私は『ボロボロのアライグマは、本当にウサギなんだろうか・・・・?』と。

現に共産党の候補者は、気づかないのか、寝転んでいる無職の方々に見向きもしない。。。

『日本にウサギはいるのか???』


話は変わって、、、

信心厚いその男は、昔からローマ法王に是非会いたいと念願していた。ついにイタリアに行った彼は、長年の夢を果たそうとサン・ピエトロ寺院で、一番いい一張羅を着て、群集の中にまぎれこんだのである。いい服を着ていれば、ローマ法皇が自分に気づいて話しかけてくれるのではないかと思ったのだ。

ローマ法皇は、ゆっくりと(そして男に気づく気配もなく)人々の前を歩いて来た。そして、ひとりの乞食にその慈顔を向けると、穏やかな笑みを浮かべて乞食に何か語りかけると、通り過ぎていったのである。

男はとても反省した。いい服を着て法王に目を留めてもらおうなんて、自分はなんてはしたない考えを持っていたのだろう。貧しき者にこそ、神は慈悲深き目を向けるのである。

一計を案じた男は、先程の乞食に頼んで、千ドルで自分の服と乞食の服とを交換してもらうことにした。

次の日、また法王が人々の前を通りかかった。すると法王は(乞食の服を着た)男に近づいてきたのである。そして、男の耳に口を寄せると、やさしい声でこう言われた。

「昨日、目障りだから消え失せろと言ったはずだぞ」


これも、有名な?笑い話。。。。

日本共産党の立候補者は、職にあぶれた浮浪者を、見てみぬ振りしていた。。。

民主党の立候補者は、にこやかに握手を求めながら、、、「昨日、目障りだから消え失せろと言ったはずだぞ」と言ったかどうか・・・・・、心の中で。


交通事故で天国に召された愛し合っている若い二人。

天国に着いた二人は、聖ミカエルに結婚させてくれるよう懇願した。
「僕たちは、死ぬ前に結婚しようと誓い合っていました。天国で、この誓いを永遠のものとしたいのです」
「ううむ」聖ミケエルは、二人の強い愛に感心して唸った。しかしこう言ったのだった。「今すぐは無理だから、少し待ちなさい」
それから100年ほど経っただろうか。ようやく二人は聖ミケエルに呼ばれ、結婚式をあげることができたのだった。

そして、また100年後。二人は再び聖ミケエルに会いに行った。
男が言った。「こんなふしだらな女とは、一秒だっていっしょにいたくありません」
女が言った。「この人は、家のことを何もせず、暴力をふるうのです。離婚はもちろん、慰謝料を請求したいのです」

「冗談は止めてくれ」聖ミケエルは叫んだ。

「天国で聖職者を探すだけでも100年かかったのだぞ。この上、弁護士なんて絶対に見つかりっこない」


これには、もう一つのバリエーションがあって、天国には政治家は一人もいないってもの。。。

何処の国でも、政治家の扱いは同じようなものなんだが、ふと、気づいたことがあった。

当たり前なんだけど、世の中が良くなったら、彼らの存在理由が無い。。。。「金がねぇで結婚はしねぇほうがいい。俺もそう思う」は、俺もそう思うんだけど、これが問題になるんだから、社会の問題は尽きない・・・・かっ。


ところで、地球上にいる微生物の何%を人間が認知しているのかをご存知だろうか?

答えは、1%以下。

人間は、99%以上の微生物を知らない。知ることが出来ないのは、培養できないから。だから、今ではメタゲノム解析が流行っている。

メタゲノム解析は、どんな種類の生き物が持っている遺伝子なのかはわかんないけど、そこにいる生物の遺伝子を“ガバッ”と調べる方法だ。

驚くべき事に、人間の腸内に住んでいる細菌だって、人間は全部知っているわけじゃない・・・というか、知らない方が圧倒的に多い。そして、それぞれの微生物を“対人間”との関係で考えるだけでは、どの微生物が人間にとって益をもたらす存在なのかを突き止める事は出来ない。表面的に人間に不利益な微生物が、人間に益をもたらす微生物の生存に必須の場合だってあるのだから。。。。


微生物を殺す薬の代表が“抗生物質”だが、現代人は、安易にこれを使用している(というか、効能を勘違いしている人が多い)。


例えば、年金の問題だって、労働者雇用の問題だって、非常に複雑な因果関係の結果のはずだ。それなのに、短絡的な解決法だけに注目が集まる。。。。

候補者が連呼する政策は、抗生物質の使用と重なって見えるのは、私だけだろうか・・・?


p.s.関係ないけど、私は、インフルエンザに感染したら、葛根湯や麻黄湯を飲もうと思っている。

2009年08月28日

毎日数千個もの菌類胞子を吸い込んでも免疫反応が起こらないわけ

20090828_various_meanings.jpgロバストな性質・・・

聞いた事も無い人の方が多いのではないだろうか?

私も聞いた事がなくて、調べていたら、長岡造形大学の 洪 起 氏が『予期せぬ環境変化等の異常事態が生じても、システムは機能不全に浸らない「したたかさ」』と定義していた。一発で腑に落ちた。

建築が専門の方らしいが、これって、何にでも言えそうだ。たとえば、、、免疫現象、、、だけじゃなく、生命現象そのものにも・・・・

Nature vol.460 (7259), (Aug 2009)

我々は毎日、多種多様な菌類から生じる何千もの微小な胞子(分生子)を吸い込んでいる。

こうした胞子には抗原やアレルゲンが含まれているが、これらの吸入によって我々の自然免疫細胞が継続的に活性化されたり、炎症反応が起こったりすることはない。

免疫学的、生化学的、および遺伝学的な一連の実験により、その理由が明らかにされた。

分生子の表面を覆っている、小型の桿状(ロッドレット)タンパク質からなる疎水性の層によって、これら胞子の免疫認識が妨げられているのである。

この層が取り除かれると、胞子は免疫系を活性化する。

このような防御層を備えた病原性胞子は、発芽に適した条件になるまで宿主防御を回避して、休眠状態を維持するのかもしれない。

治療上、このロッドレットタンパク質のロバストな性質は、体内の特定の場所を標的とする分子を詰め込んだり、徐放性を最適化したナノ粒子の作製に利用できたりする可能性がある。

Letters to Nature p.1117


個としても、集団としても、人間(地球上の生き物)は、ロバスト性を実現する為に多様性を必要としている。。。というか、多様性があるからロバスト性がある。。。。進化論的にはコッチが正しい。

細かい部分を弄っても、ロバスト性にほとんど影響しない事もあるし、もの凄い影響を与える事もある。“細かい部分を弄る”を“医療行為”と置き換える事は、当然、可能だ。

素人のマスコミは、ネタになりそうな、細かい事をグチャグチャと言い放っている(マスコミに登場する医師や医学者も同様に)が、その無責任な発言は、結局、ロバスト性に救われているとも言える。

・・・・言える事は、過去の知見をどんなに積み重ねても、将来を予測する事は不可能だということだ。


話は変わって、多様性、、、、価値観にも言えることだが、、、、日本では大衆レベルに価値観を単一化しようする傾向、、、、『正しい事は一つ』であるみたいな勘違いを惹起する排他的な意識があるのだが、、、洪 起 氏は、東京大学、元総長の小宮山 宏氏の考えを紹介している。それは、、、

『多くの言語や文化、考え方が交じり合う多様性の中でこそ、次世代のリーダーが育つ。近未来、学部学生の1/3は外国人留学生になれば良い』と。

ヨーロッパでは既に1970年代後半から大々的に、域内各国で大学生を循環させていおり、かつて留学生の送り出し国だった中国が、今は日本を凌駕する“受け入れ大国”になりつつあるという。

日本では、当然のように、このような対応は遅れているわけだが、2008年に福田首相が2020年までに『留学生受け入れ30万人計画』を提唱したが、、、、、

民主党のマニフェストに、このような下りを見つけられなかった。。。。どこかに書いてあるのだろうか???教育費を援助するとか、無料にするとかは、よく目立つんだけど・・・!


ところで、、、政治家の皆さん、選挙期間中だけでなく、いつも忙しそうにしている。いつ寝るんだろう・・・・って、思っていたら、、、、、

睡眠時間が短くても済む遺伝的資質(Reducing Sleep Length)

Science August 14 2009, Vol.325

殆どの動物と同じように人間も満ち足りた睡眠を必要とする。

しかし睡眠の望ましい量と質は個々人によって異なる。

人によっては一晩あたり6時間未満の睡眠で十分な傾向を遺伝的に受け継いでおり、この傾向が生涯続く場合もある。

Heらは(p.866:HorとTaftiによる展望記事を参照)、一般よりも少ない睡眠時間しか必要としない人々に関係する、ヒト遺伝子の突然変異を発見した。

この突然変異は、DEC2なる転写リプレッサー(特定の遺伝子群の形質発現を抑制するたんぱく質)をコードしている遺伝子上に見られ、24時間周期の概日リズムの制御に関与していることが既に知られている。

関連変異をマウスやハエに起こさせたところ、同じようにより短い睡眠時間が誘発された。

The Transcriptional Repressor DEC2 Regulates Sleep Length in Mammals
p. 866-870.


政治家の遺伝子をサンプリングして調べたい。。。。。これも、政治家の資質??


p.s. 昨日、妻の買い物につき合わされ、、、、なんと3時間。。。。。疲れ果てて、期日前投票する気力も、失せてしまった私、、、、。それに、ニワトリの脳を持つ男のような輩をデパートや駐車場で見つけるにつけ、、、、どうでも良くなってくる。

2009年08月29日

ワクチンの卵?

20090829_vaccine.jpg英国での新型インフルエンザの発生に対する国民の反応は、、、、政府の推奨、すなわち感染回避行動を取った人は少ないということらしい。

BMJ に掲載された論文と同様の“冷静な”調査が日本で行われているのかどうか、私は知らないが、印象は、明からに英国人とは違う。。。過剰反応。。。ただ、マスコミの誇張である事も否めないのだが、、、、(マスコミの余計な行動が、現状把握を甚だ困難にしている事だけは確かだ)

で、その英国人の行動の理由を分析しているのだが、、、
(1)新型インフルエンザが重大である
(2)罹患リスクが高い
(3)アウトブレイクが長期間続く
(4)関係当局が信頼できる
(5)リスクコントロールが可能である
などが信じられる場合、政府の推奨する行動を受け入れ、一方、確信が持てず、誇張されているような印象を受けた場合は、そのような行動を受け入れない可能性が高いことがわかったとのこと。

この、『確信が持てず、誇張されているような印象を受けた場合』というのが、“スゴイ”って思うんだけど・・・・・・・。

だって、日本人の場合、有り得ないよね?こういうの!科学的常識が無いのは置いておくとしても、新聞やテレビの“イイナリ”で、疑うというか自分なりで評価するということがない。自分より偉い誰かが検証しているって思うんだろうね。人が良い?性善説??この差は何なのだろう???

英国での新型インフルエンザの発生

感染回避行動を取った人は少ない

[2009年8月27日(VOL.42 NO.35) p.01]

〔ロンドン〕ロンドン大学キングズカレッジ精神医学研究所の G. James Rubin氏と英国保健保護局の研究者らは、英国での新型インフルエンザ発生の初期段階で感染回避のために日常の行動を変えた人は少なかったとBMJ(2009; 339: b2651)に発表した。その一方で、今回の研究結果は、英国政府が新型インフルエンザの感染リスクを軽減するために具体的な行動を推奨した取り組みは妥当だったとしている。


62%は政府の推奨を全く行わず

 感染症の発生を封じ込めるために、衛生に関する具体的な行動を促すことの有用性は過去の感染症流行の際に証明されているが、実際にそのような行動を取るように動機付けすることは容易ではない。

 Rubin氏らは、新型インフルエンザの発生についての認識がイングランド、スコットランド、ウェールズの一般大衆の行動変化にどのように影響したかを検討した。

 2009年5月8~12日に997人の成人を対象に電話調査を行い、最近の行動に関して9つの質問をした。うち6つは、政府が推奨しなかった場所、活動、行動を回避したかどうかを問うもの。残りの3つは、推奨された行動に関するもので、具体的には、(1)ドアノブやコンピュータのキーボードなどの表面を洗浄・殺菌する(2)ふだんから頻繁にせっけんと水で手洗いをする(3)新型インフルエンザが発生した際の行動について友人や家族と話し合う―であった。

 その結果、大規模なメディアの報道と大がかりな政府の広報キャンペーンがあったにもかかわらず、一般の新型インフルエンザへの反応は冷静だったことが示された。発生について不安を抱く参加者は少なく、なんらかの不安を訴える参加者は24%で、強い不安を訴える参加者は2%にすぎなかった。

 参加者の大部分は、手洗いの頻度を変えなかった(72%)、ものを洗浄あるいは殺菌する程度や回数を増やさなかった(83%)、flu friend*と計画を立てなかった(85%)と報告した。 62%はいずれの行動も取らなかったと報告した。発生後、人ごみを避けたと申告したのは5%に満たなかった。

 今回の研究では、新型インフルエンザの発生に対する認識が人々の行動変化にどのように影響したかについても検討した。その結果、(1)新型インフルエンザが重大である(2)罹患リスクが高い(3)アウトブレイクが長期間続く(4)関係当局が信頼できる(5)リスクコントロールが可能である―などの認識がある場合は、政府の推奨する行動を受け入れる可能性が高いことがわかった。一方、人々がアウトブレイクに関して確信が持てず、誇張されているような印象を受けた場合は、そのような行動を受け入れない可能性が高いことがわかった。

 このような結果を受けて、同氏らは「日常行動を変えて推奨される行動を取った人は38%しかいなかったが、一方で、インフルエンザのリスクを回避させる行動を国民に推奨する政府の政策は妥当だったと言える。新型インフルエンザ発生に騒ぎすぎであるとする国民の認識に対して政府が対処することは困難かもしれないが、価値のあることだろう」と結論付けている。

*インフルエンザに罹患した際に、代わりに食料品や薬剤などを買いに行ってくれる近所の人、友人、親戚などを指す。外出しなくてすむので感染拡大を予防できる。


島国ってところだけは似てるけど、、、

英国人って、、、日本人って、、、、一体、、、、文化と言ってしまえばそれまでなんだけど、良い所は真似したい、、、、、よねぇ?

ギリシャ神話の影響? キリスト教? ローマ帝国? 対イスラム社会? 教会破門と英国国教会? ケルト人対ゲルマン人? フランスとの対立? イングランドとスコットランドの因縁? 大英帝国の衰亡?????

歴史以前の検証は不可能だから、、、、、遺伝子に刷り込まれている(メチル化、アセチル化??)と表現すれば、当たらずとも遠からず、なんだろうけど、、だけど、スッキリしない。

歴史に疎い私にも一つだけわかることは、日本人は、日本語を話す人間以外にコミュニケーションをとれ(とら)なかった。。。。言い換えれば、価値観が狭小になりがち、、、、、多様性が無い。それ故の、強いもの、公的なもの、自分より偉いもの、自分より金持ち、、、と自分の頭が上がらない人から言われた言葉を、疑いもなく鵜呑みにする。(それがほんとに正しかったのかもしれないけど。。真実が不明ならば、嘘にならないし、嘘もばれなきゃ真実だ)

確かに、自分で何も考えずに生きていくのは“楽”だ。逆に言えば、日本は歴史的に概ね平和だったって事だ。『おおかみが来たぞぉ』って言われれば、みんなが逃げ惑うから、自分も逃げまどう。それを疑うことは、日本人にない。

平和だ。偉い人達は、おおかみが来なければ来た事にしちゃえばイイ。。。実に平和だ。

平和じゃなかった英国人は、逃げ惑うにもエネルギーが必要だから、無駄な事はしたくない。だから、自分で評価する・・・のかも。

現象だけを見ると、日本人は、群れを成す鳥や魚が“シンクロ”して泳いだり飛んだりしているのに似ている。。。。ただし、あれは、危険回避という利益が向上するからなのだが、人間が行動をシンクロさせる事でも、同様のことが言えるのだろうか??(・・・カタクチイワシの脳を持つ男・・って言えるのかなっ・・)

英国人は、何事も、自分が納得できなければ行動しない。評価・比較する能力が、生きていく為に、日本人よりシビアに影響した・・・・だから、インフルエンザと他の感染症を比較できる?

日本人だって、こういう人は少なからずいる。。。というか、専門家なら、本音ではほとんどがそうだろう(マスコミや大衆に迎合していたとしても)。

厚労省の“ワクチン緊急輸入”に対しても『白紙承認してまで輸入しなければならないものか?』という意見もあるし、この騒ぎの中でも、“肺炎球菌ワクチン”や“小児の細菌性髄膜炎予防”に関心を寄せている医療人の方が多い。。。。インフルエンザより、もっと、注意しなきゃならない感染症があるんじゃないの?と。イインフルエンザワクチンより、もっと、大事なワクチン接種の啓蒙をしなきゃならないんじゃないの?って。

財源は無尽蔵じゃないんだぞっと。


英国人の、この冷静なリスク評価は、一体、どこから???

英国人がみな、日本人の専門家のような知識があるとは思えない。。。。なのに??

自分の身は自分で守るのが基本だから??リスク評価は、人の言われるままにしない?

日本人は評価することが苦手??適当な比較する対象を選択する事も含めて??


そういえば、良く聞かれる、『この薬強いですか?』って。

聞かれたことないけど、多分(カタクチイワシの脳を持つ)日本人は『インフルエンザって怖いですか?』って聞くんだろなぁ。。。。


もしかしたら、科学にもっとも向かない曖昧な言葉、日本語の特徴のせいなのか??言葉に不備があるから、騙すのも簡単!!??
 
 
 
でも、もしかしたら、みんなでパニックを望んでる?? 無意識にカタルシス効果を求めてるの??

だとしたら、、、、、何に悩んで、失望して、絶望してるんだろう・・・・?

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