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ワクチンの卵?

20090829_vaccine.jpg英国での新型インフルエンザの発生に対する国民の反応は、、、、政府の推奨、すなわち感染回避行動を取った人は少ないということらしい。

BMJ に掲載された論文と同様の“冷静な”調査が日本で行われているのかどうか、私は知らないが、印象は、明からに英国人とは違う。。。過剰反応。。。ただ、マスコミの誇張である事も否めないのだが、、、、(マスコミの余計な行動が、現状把握を甚だ困難にしている事だけは確かだ)

で、その英国人の行動の理由を分析しているのだが、、、
(1)新型インフルエンザが重大である
(2)罹患リスクが高い
(3)アウトブレイクが長期間続く
(4)関係当局が信頼できる
(5)リスクコントロールが可能である
などが信じられる場合、政府の推奨する行動を受け入れ、一方、確信が持てず、誇張されているような印象を受けた場合は、そのような行動を受け入れない可能性が高いことがわかったとのこと。

この、『確信が持てず、誇張されているような印象を受けた場合』というのが、“スゴイ”って思うんだけど・・・・・・・。

だって、日本人の場合、有り得ないよね?こういうの!科学的常識が無いのは置いておくとしても、新聞やテレビの“イイナリ”で、疑うというか自分なりで評価するということがない。自分より偉い誰かが検証しているって思うんだろうね。人が良い?性善説??この差は何なのだろう???

英国での新型インフルエンザの発生

感染回避行動を取った人は少ない

[2009年8月27日(VOL.42 NO.35) p.01]

〔ロンドン〕ロンドン大学キングズカレッジ精神医学研究所の G. James Rubin氏と英国保健保護局の研究者らは、英国での新型インフルエンザ発生の初期段階で感染回避のために日常の行動を変えた人は少なかったとBMJ(2009; 339: b2651)に発表した。その一方で、今回の研究結果は、英国政府が新型インフルエンザの感染リスクを軽減するために具体的な行動を推奨した取り組みは妥当だったとしている。


62%は政府の推奨を全く行わず

 感染症の発生を封じ込めるために、衛生に関する具体的な行動を促すことの有用性は過去の感染症流行の際に証明されているが、実際にそのような行動を取るように動機付けすることは容易ではない。

 Rubin氏らは、新型インフルエンザの発生についての認識がイングランド、スコットランド、ウェールズの一般大衆の行動変化にどのように影響したかを検討した。

 2009年5月8~12日に997人の成人を対象に電話調査を行い、最近の行動に関して9つの質問をした。うち6つは、政府が推奨しなかった場所、活動、行動を回避したかどうかを問うもの。残りの3つは、推奨された行動に関するもので、具体的には、(1)ドアノブやコンピュータのキーボードなどの表面を洗浄・殺菌する(2)ふだんから頻繁にせっけんと水で手洗いをする(3)新型インフルエンザが発生した際の行動について友人や家族と話し合う―であった。

 その結果、大規模なメディアの報道と大がかりな政府の広報キャンペーンがあったにもかかわらず、一般の新型インフルエンザへの反応は冷静だったことが示された。発生について不安を抱く参加者は少なく、なんらかの不安を訴える参加者は24%で、強い不安を訴える参加者は2%にすぎなかった。

 参加者の大部分は、手洗いの頻度を変えなかった(72%)、ものを洗浄あるいは殺菌する程度や回数を増やさなかった(83%)、flu friend*と計画を立てなかった(85%)と報告した。 62%はいずれの行動も取らなかったと報告した。発生後、人ごみを避けたと申告したのは5%に満たなかった。

 今回の研究では、新型インフルエンザの発生に対する認識が人々の行動変化にどのように影響したかについても検討した。その結果、(1)新型インフルエンザが重大である(2)罹患リスクが高い(3)アウトブレイクが長期間続く(4)関係当局が信頼できる(5)リスクコントロールが可能である―などの認識がある場合は、政府の推奨する行動を受け入れる可能性が高いことがわかった。一方、人々がアウトブレイクに関して確信が持てず、誇張されているような印象を受けた場合は、そのような行動を受け入れない可能性が高いことがわかった。

 このような結果を受けて、同氏らは「日常行動を変えて推奨される行動を取った人は38%しかいなかったが、一方で、インフルエンザのリスクを回避させる行動を国民に推奨する政府の政策は妥当だったと言える。新型インフルエンザ発生に騒ぎすぎであるとする国民の認識に対して政府が対処することは困難かもしれないが、価値のあることだろう」と結論付けている。

*インフルエンザに罹患した際に、代わりに食料品や薬剤などを買いに行ってくれる近所の人、友人、親戚などを指す。外出しなくてすむので感染拡大を予防できる。


島国ってところだけは似てるけど、、、

英国人って、、、日本人って、、、、一体、、、、文化と言ってしまえばそれまでなんだけど、良い所は真似したい、、、、、よねぇ?

ギリシャ神話の影響? キリスト教? ローマ帝国? 対イスラム社会? 教会破門と英国国教会? ケルト人対ゲルマン人? フランスとの対立? イングランドとスコットランドの因縁? 大英帝国の衰亡?????

歴史以前の検証は不可能だから、、、、、遺伝子に刷り込まれている(メチル化、アセチル化??)と表現すれば、当たらずとも遠からず、なんだろうけど、、だけど、スッキリしない。

歴史に疎い私にも一つだけわかることは、日本人は、日本語を話す人間以外にコミュニケーションをとれ(とら)なかった。。。。言い換えれば、価値観が狭小になりがち、、、、、多様性が無い。それ故の、強いもの、公的なもの、自分より偉いもの、自分より金持ち、、、と自分の頭が上がらない人から言われた言葉を、疑いもなく鵜呑みにする。(それがほんとに正しかったのかもしれないけど。。真実が不明ならば、嘘にならないし、嘘もばれなきゃ真実だ)

確かに、自分で何も考えずに生きていくのは“楽”だ。逆に言えば、日本は歴史的に概ね平和だったって事だ。『おおかみが来たぞぉ』って言われれば、みんなが逃げ惑うから、自分も逃げまどう。それを疑うことは、日本人にない。

平和だ。偉い人達は、おおかみが来なければ来た事にしちゃえばイイ。。。実に平和だ。

平和じゃなかった英国人は、逃げ惑うにもエネルギーが必要だから、無駄な事はしたくない。だから、自分で評価する・・・のかも。

現象だけを見ると、日本人は、群れを成す鳥や魚が“シンクロ”して泳いだり飛んだりしているのに似ている。。。。ただし、あれは、危険回避という利益が向上するからなのだが、人間が行動をシンクロさせる事でも、同様のことが言えるのだろうか??(・・・カタクチイワシの脳を持つ男・・って言えるのかなっ・・)

英国人は、何事も、自分が納得できなければ行動しない。評価・比較する能力が、生きていく為に、日本人よりシビアに影響した・・・・だから、インフルエンザと他の感染症を比較できる?

日本人だって、こういう人は少なからずいる。。。というか、専門家なら、本音ではほとんどがそうだろう(マスコミや大衆に迎合していたとしても)。

厚労省の“ワクチン緊急輸入”に対しても『白紙承認してまで輸入しなければならないものか?』という意見もあるし、この騒ぎの中でも、“肺炎球菌ワクチン”や“小児の細菌性髄膜炎予防”に関心を寄せている医療人の方が多い。。。。インフルエンザより、もっと、注意しなきゃならない感染症があるんじゃないの?と。イインフルエンザワクチンより、もっと、大事なワクチン接種の啓蒙をしなきゃならないんじゃないの?って。

財源は無尽蔵じゃないんだぞっと。


英国人の、この冷静なリスク評価は、一体、どこから???

英国人がみな、日本人の専門家のような知識があるとは思えない。。。。なのに??

自分の身は自分で守るのが基本だから??リスク評価は、人の言われるままにしない?

日本人は評価することが苦手??適当な比較する対象を選択する事も含めて??


そういえば、良く聞かれる、『この薬強いですか?』って。

聞かれたことないけど、多分(カタクチイワシの脳を持つ)日本人は『インフルエンザって怖いですか?』って聞くんだろなぁ。。。。


もしかしたら、科学にもっとも向かない曖昧な言葉、日本語の特徴のせいなのか??言葉に不備があるから、騙すのも簡単!!??
 
 
 
でも、もしかしたら、みんなでパニックを望んでる?? 無意識にカタルシス効果を求めてるの??

だとしたら、、、、、何に悩んで、失望して、絶望してるんだろう・・・・?

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2009年08月29日 12:19に投稿されたエントリーのページです。

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