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喫煙15本ごとに肺がん関連の遺伝子変異が発生

20091219_quit_smoking.jpg今回は、『マリンパのお仕事』と同じネタで思ったことを書いてみる。いちおう、あっちは、お仕事モードだから、言葉もそれなりなのだが、こっちは、基本的に藪睨みだから・・・・・すき放題。。。。


タバコでは“がん”になる人とならない人がいる。

理不尽だけど、しょうがない。でも、もし、地球上にヒトが誕生して以来、子供のときから全員がタバコを吸っていたとしたら、タバコで命を落とす遺伝子タイプのヒトは淘汰され、今のヒト達は、全員、タバコで“がん”などにはならなかったはずだ。

もし、今、地球上からタバコを一掃し、誰もタバコを吸わなくなったらどうなるのだろう?

タバコで淘汰できた遺伝子が、後世に繋がる事になる。これがよい事なのか悪いことなのかはわからないけど、タバコを断った未来には、これが災いして、環境因子の何かが、別の病気の脆弱なターゲットとなるかもしれない。

じゃ、タバコは止めなくてもいいのか?

いや、そんな事はない。個人としてのメリット・デメリットと、全体としてのそれは、意味が違うのだから。そして、全体としてのメリット・デメリットは、個の積み上げが正しいと思うし。進化ってそういうもんだし。

喫煙者を擁護するつもりは、さらさら、ない。でも、他の人に影響を与えないところで喫煙する事は、問題ないんじゃない?

歩きタバコをしたり、公共の場所でタバコを吸うのは厳禁、規則を破ったら懲役刑でもイイと思うけど、閉鎖された空間で、個人的に喫煙を楽しむのは、なんら問題ないんじゃない?家庭に於いても、書斎のような空間で、タバコを楽しむ・・・・、良いんじゃない?

今の世の中の雰囲気は、喫煙者と喫煙と言う行為そのものを軽蔑する方向に向かってるって感じる。

彼らは、未来の私たちの子孫に、“強い遺伝子”を残してくれる人達なんだから、、、、蔑視はかわいそうなんじゃないかな?

いや、かわいそうな対象は“他人に迷惑をかけない喫煙者”に限るけどね。火の付いたタバコを手に持ちながら“歩きタバコ”しているヤツは、後ろからバットで頭を殴っても許されていいと思うし。

だから、禁煙活動は、ほどほどがいいと思っている。

でも、喫煙者の罹病率は非喫煙者より高いんだから、健康保険料やその他諸々の社会保障制度は差別されるべきだとも思っている。


タバコを吸うのは、あくまで、自己責任で。。。

私は、こんな世の中になればいいと、いつも思っているのだが、、、、あいまいな日本人は、ルールを決めることも、消極的・・・・腰が引けてる。。。。

英国のがん遺伝子研究で判明

 世界におけるがん死亡は2004年で年間740万人に達し、全死因の13%。そのなかでもトップなのが肺がんで、年間死亡者数は130万人となっている。こうしたなか、英ウェルカム・トラスト・サンガー研究所のPeter J. Campbell氏らは、肺小細胞がん患者らを対象とした研究で遺伝子変異ががん発症に関与していることを発見。たばこ15本を喫煙するごとに1つの遺伝子変異が発生することも見出し、Nature12月16日オンライン版に報告した。


紫外線と皮膚がんとの関連も確認

 Campbell氏らは、肺小細胞がん患者の肺組織から得られた通常細胞と腫瘍細胞を比較。60回にわたるゲノム配列を行った結果、たばこに含まれる化学物質に起因する2万2,910の遺伝子変異を確認した。この変異は直接的にがん細胞を発生させないものの、組み合わさることで細胞のがん化を促すという。

 変異は全ゲノム領域を通して均一ではなく、ほとんどが遺伝子コード領域の外で認められた。これは重要な領域で傷害を受けたDNAが修復されたことを示唆しているが、重要な領域で発生した少数の変異は細胞のがん化を促進することになる。

 また、発がん物質が直接の遺伝子変異を引き起こすか、がんそのものがDNA修復機能を阻害することによって変異に関与するのかで意見が分かれていたが、同氏は今回の発見が前者を支持すると結論した。

 同氏らは、15本喫煙するごとに1つの遺伝子が変異すると推計。そのため、Nature Newsに対して「たばこ1箱を吸うごとに、ロシアンルーレットをしているようなもの」と語っている。

 今回の研究では皮膚がん患者の細胞も検討しており、紫外線による3万3,345の遺伝子変異が確認された。こちらも肺がんと同様、発がん因子が直接の遺伝子変異を引き起こすことを示したという。

 今回の研究について、同氏らは「肺がんおよび皮膚がんを予防できるということを裏づけた」としたうえで、薬剤療法の標的となる遺伝子の特定に役立つことを期待している。


タバコだけじゃなく、『あぁ~あ、こういうこと、誰も言いだしっぺになりたがらないんだよなぁ』って感じたのが、川崎市のK病院での安楽死に関する最高裁の上告棄却。

最初に、ルールを決めればいいだけなのに、誰も、最初の線引きをしたがらない。

最高裁は、棄却した理由について、、、、

 「被害者が気管支ぜん息の重積発作を起こして入院した後、本件抜管時までに、同人の余命等を判断するために必要とされる脳波等の検査は実施されておらず、発症からいまだ2週間の時点でもあり、その回復可能性や余命について的確な判断を下せる状況にはなかったものと認められる。

 そして、被害者は、本件時、こん睡状態にあったものであるところ、本件気管内チューブの抜管は、被害者の回復をあきらめた家族からの要請に基づき行われたものであるが、その要請は上記の状況から認められるとおり被害者の病状等について適切な情報が伝えられた上でされたものではなく、上記抜管行為が被害者の推定的意思に基づくということもできない。以上によれば、上記抜管行為は、法律上許容される治療中止には当たらないというべきである」


ということらしい。

最高裁なのに、あいまいな『発症からいまだ2週間の時点でもあり』とか言っている。だったら、一体、どれくらい待ったら、『良しっ!』て言ってくれるんだろう?というより、時間の問題なのか?

『同人の余命等を判断するために必要とされる脳波等の検査は実施されておらず』とか言っているが、医師が診て、言葉は悪いが『いつまで待っても、結果は同じ』って感じたんだろうから、その判断を尊重すべきなんじゃないの?そして、家族が「もい、いいっ」って言ってるんだし。

殺人事件が匂うのなら、話は別だけど、これじゃ、医師の感覚っていうか、プロとしての医師の能力と経験を全く信用してないんじゃない?

時期を決めておけば、信用する・しないなんて、そんな問題にすらならないって思うんだけどなぁ。

たとえば、自動車運転免許を取得する条件に、安楽死を望むかどうか、臓器提供するかどうかの意思表示を必須にする。教習所に通い始めてから、かなり時間があるんだから決められるはず。そうすりゃ、安楽死を望む人でも、2週間はさせない・・・とかに変わるんだけどなぁ・・・。

でも、誰も言い出さない。後になって、責任を取らされたくない・・・。っていうか、安楽死そのものを、議論の俎上にのせようすらしない。。。


信用って言葉が出たから、もう一つ、書いておくけど、、、、

政府のジェネリック使用促進対策のひとつに、「10mgの錠剤がなければ、5mgの錠剤を2錠使ってもよい」と言うものがある。昼飯時に業界の新聞を読みながら、ぼやいていたら、それを聞いていた職場の同僚(薬局の仕事は知らない)が、、、

「えっ?いままで、出来なかったの?」とビックリした。
「えっ、一回に飲む量は同じなんだよねぇ?」
「もしかして、10mgの錠剤1錠と、5mgの錠剤2錠に何か違いがあるの?」と、矢継ぎ早に、後から後から疑問が沸いてきていたみたいだ。

そう、薬剤師には、こんな事すらまかされていないのだ。

例えば、10mgの錠剤は大きくて飲みづらい。薬剤師の判断で5mgの小さいのを2つ・・・なんてやっちゃいけないのだ。こんな些細な事すら、いちいち、処方医へ変更の確認の連絡をして許可してもらってからでなくては、出来ない事になっているのだ。時間がかかるもんだから・・・・患者さんに「もう、いいよっ!急いでんだからっ」と。

「アホくさっ!」
「それって、2千円払う時、1000円札2枚と2千円札1枚で払うのは、別だって言ってるみたいジャン。へんなの」

でも、出来ない理由は、別なところにある。ゆがんだ医療法・・・・・。10mg1錠と5mg2錠の値段が違うのだ。さらに、2種類の錠剤を各1錠ずつアサ・バン飲んでいた人が、状態がよくなって一つがアサだけの服用に減ると・・・・金額が高くなる。

「えっ、なに、それぇ~」

薬剤師は、まったく信用されていないのである。


おっと、こりゃ、タバコと関係ねぇなっ。

話を元に戻して、私は、禁煙して、丸 7 年になる。

やめて良かったのかどうかは、まったく、わからない。けど、公共の場所で“白い目”で見られないですむのだけは、善かったと思っている。

結局、このように、誰かが厳格な取決めをせず、なんとなぁ~く、、、、だったり、そのテーマそのものが“飽きちゃう”のを、、、、じぃ~っと、待ちながら、、、、、。安楽死を選ぶ間に、自然に死ぬのを待つ・・・・。裁判長の時間をかけてってのも、そういうことなのだろう。。。。

って、、、、日本人だから、それしかないのかも。

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2009年12月19日 12:24に投稿されたエントリーのページです。

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